試作 〇一首
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夜の妖怪
ろくろ首
頭がカーソルを追う。長い首の曲がりを主演出にする。
試作 〇二水
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水辺の妖怪
河童
皿・目・甲羅が反応。クリックで水紋演出に拡張できる。
試作 〇三狐
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狐の怪異
狐
面と尾が動く。尾数・狐火で差分を作りやすい。
試作 〇四山
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山の妖怪
天狗
面・長鼻・翼が反応。威圧感を出す方向。
試作 〇五骨
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骨の妖怪
がしゃどくろ
骨格がずれて視線が追う。近距離で崩れる演出向き。
試作 〇六無面
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無面の怪異
のっぺらぼう
顔の余白が脈打つ。近づくと輪郭だけが反応する。
試作 〇七傘
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器物の妖怪
唐傘
傘が跳ね、一つ目と舌が動く。回転で玩具のように見せる。
試作 〇八鬼
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試作 〇九目
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一眼の怪異
一つ目小僧
一つ目が視線を追い、袖と札が揺れる。
試作 〇十雪
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雪の妖怪
雪女
白い髪と冷気が漂う。近づくと吹雪が強くなる。
試作 〇十一猫
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猫の怪異
化け猫
二股の尾と瞳が動く。火の気配をまとわせる。
試作 〇十二狸
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化かしの妖怪
狸
腹と葉が揺れる。自動動作で化かす仕草を入れる。
試作 〇十三蜘蛛
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土の妖怪
土蜘蛛
八本脚が地面を探る。視線に合わせて巣が揺れる。
試作 〇十四壁
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壁の妖怪
ぬりかべ
道をふさぐ壁。呼吸するように表面が膨らむ。
試作 〇十五口
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髪の怪異
二口女
後ろ髪の口が開き、髪束が獲物を探す。
試作 〇十六舌
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垢の妖怪
垢嘗
長い舌が床を舐める。汚れの輪が反応する。
試作 〇十七木
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森の精霊
木霊
小さな白い霊が枝から揺れる。葉が震える。
試作 〇十八海
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海の怪異
海坊主
黒い頭が水面から浮かぶ。波が円形に広がる。
試作 〇十九翁
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屋敷の怪異
ぬらりひょん
長い頭と扇が揺れる。静かな侵入者として動く。
試作 〇二十糸
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蜘蛛の女
絡新婦
女の上半身と蜘蛛脚。糸が視線に合わせて張る。
試作 〇二十一輪
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火輪の妖怪
輪入道
車輪が燃えながら回る。近づくと火の歯が震える。
試作 〇二十二布
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白布の妖怪
一反木綿
長い布が蛇のようにうねる。端の目が視線を追う。
試作 〇二十三灯
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提灯の妖怪
提灯お化け
紙の胴が潰れ、目と舌が飛び出す。灯りが呼吸する。
試作 〇二十四牛
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牛鬼の怪異
牛鬼
角と多脚が低く構える。自動動作で地面を踏み込む。
試作 〇二十五鵺
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合成の妖怪
鵺
猿面・虎脚・蛇尾を一体化。尾が別の意思で動く。
試作 〇二十六予
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予言の妖怪
アマビエ
長髪・嘴・鱗・三脚。水面から現れる形にする。
試作 〇二十七鯨
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骨鯨の妖怪
化鯨
海面を漂う鯨骨。肋骨と尾骨が波のように揺れる。
試作 〇二十八鎌
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旋風の妖怪
鎌鼬
風に乗る鼬。前脚の鎌と旋風の輪が反応する。
試作 〇二十九障子
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家の妖怪
目目連
破れた障子の穴から無数の目が覗く。視線が集まる。
試作 〇三十鬼女
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嫉妬の鬼
般若
角・牙・乱れ髪。能面の鬼女。怒りで顔が歪む。
試作 〇三十一掌の目
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盲いの怪
手の目
顔に目はなく、両の掌に目が宿る。腕を広げて探る。
試作 〇三十二母
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産の怨霊
産女
嬰児を抱く白い母。腰から下は霧に消える。
試作 〇三十三蟲
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山の大蟲
大百足
節と無数の脚がうねる巨大百足。顎と眼が光る。
試作 〇三十四骨
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骨の女
骨女
提灯を提げた女の骸。肋と眼窩に火が灯る。
試作 〇三十五蛇
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試作 〇三十六覚
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山の妖獣
覚
心を読む山の猿。長い腕を伸ばし、こちらを覗き込む。
試作 〇三十七飢
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飢えの亡者
餓鬼
膨れた腹と細い手足。満たされぬ口で手を伸ばす。
試作 〇三十八肉
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無相の肉
ぬっぺっぽう
顔のない肉塊。皺が脈打ち、ゆっくり揺れる。
試作 〇三十九一足
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山の一つ目
一本だたら
一つ目・一本足。雪山を跳ねて現れる。
試作 〇四十件
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予言の獣
件
牛の体に人の顔。予言を残して三日で死ぬ。
試作 〇四十一鬼婆
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山の鬼婆
山姥
乱れ髪の老婆。爪を伸ばし、旅人を山へ誘う。
試作 〇四十二石頭
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峠の怪
油すまし
石の頭に蓑をまとう老爺。杖をつき、峠で振り返る。
試作 〇四十三落首
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樹上の怪
釣瓶落とし
古木の上から巨大な首が落ちてくる。通る者を呑む。
試作 〇四十四童
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家の童
座敷童
古い座敷に棲む童。見た者に福を、去れば家を傾ける。
試作 〇四十五入道
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見上げる怪
見越し入道
見上げるほど背が伸びる坊主。見抜けば消える。
試作 〇四十六毛
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廓の怪
毛倡妓
顔の見えぬ女。全身を覆う黒髪の隙間から眼が覗く。
試作 〇四十七火鶏
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火を吐く鶏
婆娑
山中の大鶏。口から青白い鬼火を吐き、羽音を響かせる。
試作 〇四十八泥
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田の怨
泥田坊
奪われた田から這い出る泥の片目。三本指の手で土地を返せと迫る。
試作 〇四十九巨人
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山を造る巨人
ダイダラボッチ
山ほどの巨体。足跡が湖となり、ゆっくり大地を踏む。
試作 〇五十毛獣
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鳥居の獣
おとろし
鳥居の上で身を伏せる毛むくじゃらの獣。不信心者へ落ちる。
試作 〇五十一槌蛇
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山道の蛇
野槌
手足のない槌形の蛇。坂を転がり、巨大な口で噛みつく。
試作 〇五十二泣
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山路の老
子泣き爺
赤子の声で泣く老爺。抱けば石のように重くなる。
試作 〇五十三袖
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古着の怪
小袖の手
持ち主の念がこもった小袖。袖口から白い手が伸びる。
試作 〇五十四煙
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煙の妖怪
煙々羅
焚火から立つ煙が人影になる。輪郭がほどけ続ける。
試作 〇五十五鼠
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怨念の鼠
鉄鼠
僧の怨みが鼠の群れになる。小さな目が足元を走る。
試作 〇五十六蛸
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海の神怪
アッコロカムイ
巨大な赤い蛸。八本の腕が海面を押し広げる。
試作 〇五十七鏡
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古鏡の怪
雲外鏡
古い鏡に妖怪が映る。反射面の顔だけが遅れて動く。
試作 〇五十八夢
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夢喰いの獣
獏
悪夢を喰う聖獣。象の鼻と虎脚が眠気を吸い込む。
試作 〇五十九琵琶
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器物の怪
琵琶牧々
捨てられた琵琶が僧の姿で歩く。弦だけが鳴り続ける。
試作 〇六十鋏
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網切りの怪
網切
赤い節殻と鳥の嘴、二本の鋏。空中を泳ぎ網を断つ。
試作 〇六十一雷
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雷の獣
雷獣
雷光が獣の姿を取る。鋭い爪と二本の尾で地面を裂く。
試作 〇六十二貝
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海螺の鬼
栄螺鬼
年老いた海螺が鬼へ変じた姿。巨大な殻で海面を舞う。
試作 〇六十三黒鳥
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死寺の怪鳥
陰摩羅鬼
黒い羽と灯の目、人の顔を持つ。寺で恐ろしい声を真似る。
試作 〇六十四九眼
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知恵の聖獣
白澤
白い牛に似た聖獣。頭と両脇に九つの目を持つ。
試作 〇六十五黒手
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便所の怪
黒手
毛深い巨大な黒い手。暗い穴から突然伸びて掴む。
試作 〇六十六陶将
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陶器の武者
瀬戸大将
割れた皿と茶碗で組まれた小さな武者。匙の足で走る。
試作 〇六十七白布
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古布の龍
白溶裔
古い布巾が小さな龍へ変じた姿。空をうねり首へ巻きつく。
試作 〇六十八瓶
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古瓶の怪
瓶長
古い酒瓶に顔と手足が生えた付喪神。中身が尽きない。
試作 〇六十九蛇帯
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夜歩く帯
蛇帯
眠る者のそばで古い帯が目覚め、大蛇のように夜を這う。
試作 〇七十鐙
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戦場の付喪神
鐙口
戦場に残された鐙の付喪神。忠犬のように帰らぬ主を待つ。
試作 〇七十一古経
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忘書の精
経凛々
読まれずに朽ちた経巻と書物が集まり、知識の妖怪となる。
試作 〇七十二古琴
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琴の野獣
琴古主
奏でられなくなった古い琴が、弦を震わせる野獣へ変じる。
試作 〇七十三古箙
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残矢の怪
古空穂
悲運の弓兵が遺した古い矢筒。残る念を宿して戦場を歩く。
試作 〇七十四草履
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捨履の怪
化け草履
粗末に捨てられた草履が手足を生やし、夜道を跳ねて騒ぐ。
試作 〇七十五人面果
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笑実の怪木
人面樹
山谷に育つ怪木。人の顔をした花と実が、笑う者へ笑い返す。
試作 〇七十六大山椒魚
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川底の巨怪
鯢魚
清流の底に潜む巨大な山椒魚。岩を越えるほど長く成長する。
試作 〇七十七虎魚
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北海の怪魚
鯱
虎の頭と大魚の体を持つ海獣。棘の背と大尾を天へ向ける。
試作 〇七十八四眼
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四方の祭司
方相氏
四つの金眼で全方位を見張り、矛を持って災いを追い払う。
試作 〇七十九百眼
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盗人の眼鬼
百々目鬼
盗みの報いで両腕が長く伸び、無数の鳥の目に覆われた女。
試作 〇八十毛塊
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湿家の毛怪
毛羽毛現
湿った家や庭に棲む、犬ほどの大きさの汚れた長い毛の塊。
試作 〇八十一震鯰
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地底の大鯰
大鯰
地底の泥に潜む巨大な鯰。身を震わせると大地まで揺れ動く。
試作 〇八十二亡船
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海没の怨霊
船幽霊
海で死んだ船乗りの怨霊。柄杓を求め、船へ海水を注ぎ沈める。
試作 〇八十三朧車
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月夜の妖車
朧車
霧の夜道に現れる半透明の牛車。車体に巨大な怨み顔を浮かべる。
試作 〇八十四島鱏
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太平洋の巨鱏
赤えい
島と見誤るほど巨大な赤い鱏。背には岩や木まで乗せて海を進む。
試作 〇八十五九首
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水域の守護龍
九頭龍
湖と川を守る九つ首の神龍。九つの視線が別々の方角を見張る。
試作 〇八十六巨足
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本所の怪異
足洗邸
屋敷の天井を破って現れる巨大な汚れ足。洗えと怒鳴り声を響かせる。
試作 〇八十七酒猩
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酒海の猿霊
猩々
赤い長髪を揺らして浜辺で酒を好む海の猿霊。波間で歌い踊る。
試作 〇八十八剝鬼
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北海の山神使
生剝
藁蓑をまとい大刃を掲げる山の使い。怠け者を叱りつける。
試作 〇八十九爪獣
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山寺の爪獣
わいら
山奥の寺社に潜む牛ほどの怪獣。四肢の一本爪で土を掘る。
試作 〇九十塵王
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塵塚の怪王
塵塚怪王
古箱をこじ開け、捨てられた道具の怪を従える塵塚の赤い王。
試作 〇九十一赤舌
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水争いの雲獣
赤舌
黒雲に身を隠し、赤い舌と爪で水を盗む者をさらう田の怪。
試作 〇九十二青火
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夜鷺の青火
青鷺火
老いた鷺が胸を青白く光らせ、熱のない青火を水辺へ吹く。
試作 〇九十三磯撫
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静海の鉤鮫
磯撫で
音もなく海面下を進む巨大な鮫。鉤だらけの尾で船人を撫で取る。
試作 〇九十四吊首
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榎の馬霊
さがり
榎から突然垂れ下がる馬の首。叫び声を聞く者に熱を残す。
試作 〇九十五飛衾
単体で見る
夜道の飛膜
野衾
老いた蝙蝠が変じた飛ぶ膜。顔へ張りつき、火や血を吸う。
試作 〇九十六足音
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夜道の足音
べとべとさん
姿は見えず、下駄の足音だけが背後から近づく夜道の怪。
試作 〇九十七蟹僧
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古寺の蟹坊主
蟹坊主
僧に化けて古寺に棲む巨大な蟹。謎を出し、答えぬ者を食う。
試作 〇九十八旱女
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山中の旱神
魃
一つ目、一手一足の小さな女の旱神。歩く所から水気が消える。
試作 〇九十九天降
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天井裏の舌女
天井下
天井裏から逆さに這い出す醜い老女。長い舌と乱れ髪で脅かす。
試作 一〇〇腹顔
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腹踊りの怪
腹出し
腹に大きな笑い顔を出し、酒と踊りで寂しい者を慰める。
試作 一〇一送犬
単体で見る
山道の追跡犬
送り犬
夜の山道で旅人の後を歩調に合わせて追う犬狼。転ぶと襲いかかる。
試作 一〇二影女
単体で見る
月夜の障子影
影女
誰もいない家の障子に映る女の影。戸を開けても何も残らない。
試作 一〇三井骨
単体で見る
井戸底の怨骨
狂骨
井戸へ捨てられた骨の怨霊。ぼろ布と乱れ髪で水面から浮かぶ。
試作 一〇四家鳴
単体で見る
夜家の小鬼
家鳴
夜中に床や壁を叩く小鬼たち。槌や棒を持ち、家を鳴らして走る。
試作 一〇五木精
単体で見る
沖縄の榕樹精
キジムナー
榕樹に棲む赤髪の小さな精霊。魚の頭と目を好み、浜で跳ねる。
試作 一〇六戦火
単体で見る
古戦場の鬼火
古戦場火
血戦の跡に群がる火。折れた槍と破れ旗の間を赤い火筋が這う。
試作 一〇七脛獣
単体で見る
雨夜の足元獣
脛擦り
雨の夜道で足元へまとわりつく小さな毛獣。歩みを乱し、転ばせる。
試作 一〇八山吸
単体で見る
山家の息盗り
山地乳
山奥から夜の家へ忍びこみ、眠る者の息を吸う猿蝙蝠の怪。
試作 一〇九海僧
単体で見る
盥舟の溺僧
海難法師
海難で沈んだ亡者の法師。盥の舟に乗り、波間を漂って呼ぶ。
試作 一一〇銭蛇
単体で見る
伊豆大島の毒銭
銭蛇
銭差しのような姿の毒蛇。穴あき銭の連なりが湿った地をうねる。
試作 一一一山響
単体で見る
谷の返声
山彦
山奥で声を真似て返す小さな山の怪。岩陰から遅れて声が戻る。
試作 一一二風病
単体で見る
病風の猿神
風の神
風に乗る目に見えにくい病の神。痩せた猿姿で毒気を吹き散らす。
試作 一一三夜雀
単体で見る
峠の夜鳥
夜雀
山道の前を横切り、チチチと鳴く夜の雀。闇の中で歩みを惑わす。
試作 一一四青房
単体で見る
荒御殿の化粧女
青女房
廃れた御殿で化粧を続ける青い女房。破れた衣を重ねて待ち続ける。
試作 一一五井守
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戦死者の守宮
井守
死んだ武者の怨みが変じた井守。小さな甲冑を引きずり壁を這う。
試作 一一六海鹿
単体で見る
南海の鹿鰻
海鹿
九州南方の海に潜む鹿頭の海獣。角を立て、鰻の尾で水を裂く。
試作 一一七百目
単体で見る
廃寺の眼塊
百目
全身に無数の目を持つ肉塊。夜の寺で盗人を見張り、目を飛ばす。
試作 一一八双面
単体で見る
巻物の二面者
どうもこうも
二つの顔を持つ謎の着物姿。前後の顔が別々に瞬き、袖を揺らす。
試作 一一九胡椒
単体で見る
傘冠の蛇児
胡椒
蛇の体に童の顔を持つ寄生の怪。頭上の傘のような突起を震わせる。
試作 一二〇雛神
単体で見る
願掛けの人形神
ヒンナ神
願いを叶える人形の霊。小さな札と糸をまとい、持ち主へ執着する。
試作 一二一雨童
単体で見る
雨雲の小僧
雨降小僧
雨を降らせる小僧。頭の傘と水桶を揺らし、行く先に雲を呼ぶ。
試作 一二二海座
単体で見る
夜海の盲法師
海座頭
夜の海を渡る巨大な座頭。長い杖で波を叩き、袋を背負って歩く。
試作 一二三鈴姫
単体で見る
神楽鈴の姫
鈴彦姫
神楽鈴に宿る姫の付喪神。鈴の冠を鳴らし、古い袖で舞う。
試作 一二四豆童
単体で見る
豆腐盆の小僧
豆腐小僧
大きな頭の小僧が豆腐を載せた盆を差し出す。雨夜の辻に立つ。
試作 一二五八咫
単体で見る
日輪の三足烏
八咫烏
太陽に仕える三本足の烏。黒い翼で日輪を背負い、道を示す。
試作 一二六火車
単体で見る
火葬場の猫車
火車
葬列から亡骸を奪う火の猫。小さな車と棺を引き、炎を撒く。
試作 一二七鰐口
単体で見る
社頭の鳴金
鰐口
社の丸い鈴が付喪神になった姿。縄を揺らすと金属の口が鳴る。
試作 一二八崇徳
単体で見る
白峯の怨霊帝
崇徳天皇
流された帝の怨霊。僧衣と帝冠を残し、札と黒翼を震わせる。
試作 一二九舞首
単体で見る
海面の三首
舞首
海上で舞う三つの侍首。波間を巡り、髷と血の軌跡を残す。
試作 一三〇狒々
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山奥の大猿怪
狒々
山に棲む巨大な猿の怪。長い毛と広い口を持ち、腕を低く振る。
試作 一三一如意
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自在の掻杖
如意自在
背を掻く杖の付喪神。長い柄をしならせ、届かぬ場所へ手を伸ばす。
試作 一三二塗仏
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仏壇の黒屍
塗仏
開いた仏壇から這い出る黒い霊。垂れた目と古い扉を揺らす。
試作 一三三大蟇
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沼底の大蝦蟇
大蝦蟇
巨大に育った沼の蛙。粘る舌を伸ばし、背の瘤を震わせる。
試作 一三四菊虫
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恨みの女虫
お菊虫
女の上半身を持つ芋虫の怪。節をうねらせ、井戸の記憶を引く。
試作 一三五山颪
単体で見る
鉄牙の卸金
山颪
卸金が獣になった付喪神。金属の棘を逆立て、山風のように走る。
試作小豆
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川辺の怪
小豆洗い
川べりで小豆をとぐ老爺。「小豆とごか、人とって食おか」と囁く。
試作邪
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天逆の鬼
天邪鬼
人の心を読み、わざと逆らう小鬼。舌を出して嗤う。
試作歯黒
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無貌の花嫁
お歯黒べったり
振り向くと顔がなく、黒く染めた歯の口だけが裂けて嗤う。
試作片輪
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炎の片輪
片輪車
燃える片輪に女が乗り、夜の辻を軋みながら巡る。見た者を連れ去る。
試作長
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長手長足
手長足長
異様に長い手足で海と山を跨ぐ。霧の中をのっそり歩く。
試作油
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火の赤子
油赤子
火の玉となって飛び込み、行灯の油を舐める赤子の妖。
試作人魚
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海の異形
人魚
魚身に人の顔。その肉を食えば不老不死、だが捕れば祟る。
試作嗤
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嗤う巨女
けらけら女
遊郭の路地に現れる巨大な女。けらけらと嗤い、逃げる者を追う。
試作獺
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川の化身
川獺
人に化けて道を問う川の獺。答えを間違えば水へ引き込む。
試作山童
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山の一つ目
山童
一つ目の山の童。河童が山に入った姿とも。仕事を手伝い飯を乞う。
試作嵐
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嵐の一つ目
一目連
一つ目の暴風の神。飛来すると天が荒れ、雷光が走る。
試作水虎
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水の猛獣
水虎
鱗に覆われた獰猛な河の怪。河童より凶暴で、人を水底へ沈める。
試作大首
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天の生首
大首
夜空を覆う巨大な女の首。黒い歯を剝き、見上げた者を見下ろす。
試作三目
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三つ目の童
三つ目小僧
額に第三の目を持つ童。三つの目でじっとこちらを見つめる。
試作兵
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毛深い河童
ひょうすべ
全身毛むくじゃらの小妖。鋭い歯で嗤い、風呂や畑を荒らす。
試作厠
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厠の入道
加牟波理入道
大晦日の厠に現れ、屈んで覗き込む坊主。名を唱えれば退く。
試作魂
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浮かぶ魂火
人魂
死者の魂が尾を引いて漂う青白い火の玉。墓場や湿地に群れる。
試作声
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叫ぶ影
うわん
古家の闇から「うわん」と叫ぶ無貌の影。声に振り向くと魂を抜かれる。
試作 ○百五十四鬼
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夜道の怪
朱の盤
赤い顔と鋭い牙で旅人を驚かす。暗い道で突然現れる。
試作 ○百五十五海
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海女の怪
共潜
海女と同じ姿で海中に現れ、獲物を差し出して深みへ誘う。
試作 ○百五十六川
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川の赤子
川赤子
川辺で赤子のように泣き、抱き上げた者を水底へ引き込む。
試作 ○百五十七猫
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二尾の化け猫
猫又
年老いた猫が二本の尾を得て化ける。火を操り、人のように踊る。
試作 ○百五十八天井
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天井の見張り
しょうけら
庚申の夜、天井や屋根から人の罪を覗き、鋭い爪で忍び寄る。
試作 ○百五十九山
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山の巨熊
鬼熊
長く生きた熊が鬼となった山の怪。怪力で獲物を岩ごと引き裂く。
試作 ○百六十海
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綱を断つ海獣
綱切烏賊
北の海に棲む巨大な烏賊。鉤爪と嘴で船の錨綱を切断する。
試作 ○百六十一洞
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洞窟の大蝸牛
巨大蝸牛
山の洞窟に潜む人喰いの大蝸牛。粘液に触れると全身が激しく痒む。
試作 ○百六十二骨
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焼けた馬の怨霊
馬骨
火事で焼死した馬の怨霊。衣をまとい、人のように座って旧主を祟る。
試作 ○百六十三空
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空を覆う黒紙
黒き渋紙の如きもの
八畳ほどの黒い紙に似た空の怪。人を包み込み、鋭い嘴で噛みつく。
試作 ○百六十四洞
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洞窟の生剝
生剝
山奥の洞窟に棲む長首の人喰い。鳥のような顔を首の皮へ引き込んで隠す。
試作 ○百六十五犬
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夜道の人面犬
人面犬
老人の顔を持つ犬。夜の路地や墓地を歩き、人の言葉で追跡者を退ける。
試作 ○百六十六堀
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本所七不思議
置いてけ堀
堀で魚を持ち帰ろうとすると、水面から「置いてけ」と声が響く。逃げても魚籠は空になる。
試作 ○百六十七背
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背負わせる怪
おばりよん
藪から旅人の背へ飛び乗る子供ほどの怪。歩くたびに重くなり、肩と腰を地面へ押し潰す。
試作 ○百六十八髑
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髑髏の目競べ
目競
無数の髑髏が転がり集まり、巨大な顔の山となって人を睨む。見返し続けると崩れて消える。
試作 ○百六十九葉
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芭蕉の精霊
芭蕉精
古い芭蕉に宿る精。夜風に大葉を鳴らし、幹の顔で通行人を見つめる。
試作 ○百七十硯
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古硯の魂
硯の魂
長く使われた硯に物語の記憶が宿り、墨の中から小さな怪異と文字を浮かべる。
試作 ○百七十一山
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山中の一眼一足
山爺
山奥に棲む一つ目一つ足の怪。怪力を持ち、山を震わせるほどの大声を放つ。
試作 ○百七十二燈
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石燈籠の鬼火
古籠火
古い石燈籠に宿った火の怪。石の格子から鬼火を吐き、庭の闇を赤く照らす。
試作 ○百七十三後
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背後の怪異
後神
臆病な者の背後にまとわりつく長髪の霊。振り向く瞬間だけ、後ろから顔を覗かせる。
試作 ○百七十四椿
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古椿の霊
古椿の霊
年を経た椿に宿る木霊。割れた幹から女の顔と赤い花が現れ、枝先が静かに揺れる。
試作 ○百七十五針
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針髪の女怪
針女
夜道で笑いかけ、髪の先を鉤針のように伸ばす。髪そのものが武器となって獲物を絡める。
試作 ○百七十六川
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川辺の姫怪
川姫
川面に現れる姫の妖怪。水袖と長い髪が流れ、近づく者を川へ引き込む。
試作 ○百七十七男
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川の男怪
川男
川に棲む男の姿の怪。濡れた体と葦の束をまとい、静かに水際から人を見る。
試作 ○百七十八雨
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小雨の山僧
小雨坊
小雨の山路に現れ、静かに斎料を求める僧形の怪。笠と雨粒だけが先に見える。
試作 ○百七十九座
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巨大な座頭
大座頭
雨の夜道に現れる大きな盲人の怪。杖をつき、低く身をかがめて通行人を見下ろす。
試作 ○百八十濡
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水辺の濡れ女
濡女子
水辺に立つ濡れた娘の怪。花嫁のような布と髪から水が落ち、足元に湿った輪を作る。
試作 ○百八十一橋
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橋に宿る嫉妬神
橋姫
古い橋に棲む姫神。角と櫛を隠し、橋板の下から赤い水面をのぞかせる。
試作 ○百八十二塚
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黒塚の鬼婆
黒塚
荒野の塚に潜む鬼女。裂けた袖と刃を持ち、穴の奥から痩せた顔を出す。
試作 ○百八十三城
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天守に棲む姫怪
長壁姫
城の天守に隠れる姫の怪。几帳と瓦屋根の奥で、白い面だけが灯る。
試作 ○百八十四火
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老婆の顔をもつ怪火
姥ヶ火
雨夜に飛ぶ老婆の火。炎の中に皺の顔が浮かび、油壺の影を引きずる。
試作 ○百八十五海
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海上に並ぶ未知火
不知火
潮の上に現れる遠い怪火。親火から子火が分かれ、海面に赤い列を作る。
試作 ○百八十六影
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浅瀬の影鰐
影鰐
水面下の影として近づく鰐鮫の怪。背びれだけを出し、人影に食らいつく。
試作 ○百八十七鳥
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いつまでと鳴く怪鳥
以津真天
夜の御所を飛ぶ人面の怪鳥。蛇のような胴と刃の爪で、疫の空を裂く。
試作 ○百八十八蜃
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蜃の吐く幻の楼閣
蜃気楼
巨大な貝が吐く海上の幻。殻の口から楼閣の影が立ちのぼる。
試作 ○百八十九龍
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龍神の海灯
龍灯
海の龍神が灯す火。鳥居と潮の上に、細い龍の影と灯火が揺れる。
試作 ○百九十樹
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血を吸う樹
樹木子
古戦場の血を吸って育った樹。管状の枝が獲物の血を啜り、滴り落とす。
試作 ○百九十一赤手
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樹の怪
赤手児
枝から赤い子供の手だけがぶら下がり、通る者へ向けて指を曲げる。
試作 ○百九十二逆柱
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家鳴りの柱
逆柱
逆さに立てられた柱の怪。夜ごと軋み、木目の中から顔が歪んで現れる。
試作 ○百九十三螺
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出世の法螺
出世螺
千年を経た法螺貝が龍へと出世する途上の姿。殻から龍頭がせり出す。
試作 ○百九十四火
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炎の僧
火前坊
火葬の野に現れる炎に包まれた僧形。揺らめく火の中で経を唱え続ける。
試作 ○百九十五鉦
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鉦の付喪神
鉦五郎
長年叩かれ続けた鉦に魂が宿った付喪神。手足を生やし、自ら鳴り響く。
試作 ○百九十六釣
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枝から垂れる怪火
釣瓶火
山道の樹上から吊るされる青白い火。縄の先で上下し、火の中に顔が浮かぶ。
試作 ○百九十七枕
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枕を返す童怪
枕返し
眠る者の枕を足元へ返す小さな怪。寝床の影で枕だけを静かに動かす。
試作 ○百九十八高
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二階を覗く高女
高女
下半身を異様に伸ばして二階を覗く女の怪。格子の外で長い影が揺れる。
試作 ○百九十九寺
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廃寺で泣く僧怪
野寺坊
荒れた寺に現れるぼろ衣の僧。沈んだ鐘の音とすすり泣きが池から返る。
試作 二百生
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肉体を離れた生き霊
生霊
生きた者の執念が身体から抜け出した霊。眠る本体から半透明の影が伸びる。
試作 二百一死
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死者から離れぬ霊
死霊
死者の念が白い布と煙になって漂う。墓標の前で手だけが闇を掴む。
試作 二百二雨
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雨を呼ぶ女怪
雨女
雨の日に現れ、歩く先に雨雲を連れてくる女の怪。濡れた髪と袖から水滴が落ちる。
試作 二百三灯
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百物語の青灯
青行燈
百物語の灯が消える頃に現れる青い鬼女。灯籠の火と巻物が闇に浮かぶ。
試作 二百四羽
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山中の小天狗
小天狗
小柄な烏天狗。羽団扇と短い嘴で風を起こし、枝の上を跳ねる。
試作 二百五氷
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冬に生まれる氷柱の女
つらら女
寒い夜の氷柱から現れる女の怪。白い袖と氷の髪が月明かりを反射する。
試作 二百六赤
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便所に現れる赤い外套
赤マント
学校の便所で赤か青かを問う怪。仮面の奥で赤い外套がひるがえる。
試作 二百七蛇
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槌形の蛇怪
槌の子
胴の太い短い蛇の怪。酒壺の匂いに寄り、丸く跳ねて草むらへ逃げる。
試作 二百八狸
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姿を変える貉
貉
古い道で人を化かす獣の怪。顔のない人影と獣の尾が同時に揺れる。
試作 二百九死
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死へ誘う黒い影
死神
死の場所へ人を誘う影。黒い帳と小さな灯が、足元の名札を照らす。
試作 二百十山
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山奥の大男
山男
山深くに住む大きな男の怪。木槌と笹の束を抱え、岩場を重く踏む。
試作 二百十一蓑
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雨夜に燃える蓑火
蓑火
雨の田道に現れる怪火。濡れた蓑のすき間から青い火が走り、川辺へ流れる。
試作 二百十二守
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宝を守る鬼神
夜叉
宝と大地を守る荒ぶる鬼神。鎧の肩と鉾が暗い寺門の前で光る。
試作 二百十三鳥
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極楽に歌う霊鳥
迦陵頻伽
人の顔と鳥の体を持つ霊鳥。羽を広げ、喉元の鈴から澄んだ声が輪になる。
試作 二百十四影
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寝所を覆う黒い僧影
黒坊主
夜の座敷へ忍び込む黒い坊主。深い頭巾の奥に白い歯だけが浮かび、眠る者へ顔を寄せる。
試作 二百十五遊
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廓を歩く童女の怪
禿
夜更けの廓に現れる小さな童女。振袖と髪飾りを揺らし、赤い手毬を追って暗がりへ消える。
試作 二百十六獣
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山道を荒らす猿の鬼
猿鬼
猿の身に鬼の角と怪力を備えた山の怪。岩棍を振り、長い腕で峠の旅人を狙う。
試作 二百十七墓
単体で見る
墓土を掘る小鬼
魍魎
墓地に潜み、埋められた亡骸を掘り起こす小さな怪。青黒い肌と長い耳が月明かりに浮かぶ。
試作 二百十八山
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山林に棲む獣の精
魑魅
山川や古木の気から生まれる獣の精。枝角と苔の背を持ち、霧の中を四つ足で歩く。
試作 二百十九影
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伸び上がる影
のびあがり
暗闇の道で急に巨大に伸び上がり、道を塞ぐ影の怪。見上げるほど高くなる。
試作 二百二十火
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死者の炎
鬼火
宙を漂う青白い炎。死者の恨みが燃えて浮遊し、近づく者を墓場へ誘う。
試作 二百二十一獣
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天の逆神
天逆毎
天邪鬼の母。獣の体に人の顔を持ち、翼で空を飛び未来を予言する。
試作 二百二十二石
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泣く石
夜泣き石
夜に赤子の声で泣く路傍の石。涙の跡が岩肌を濡らし、旅人を惑わす。
試作 二百二十三布
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飛ぶ白布
反木綿
白い布が生きて夜空を飛び、旅人の首に巻きつき息を絶つ。
試作 二百二十四鏡
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歪む鏡
鏡面
古い鏡に映る別の顔。覗き込む者の姿を歪めて映し、やがて鏡の中へ引き込む。
試作 二百二十五首
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首が離れる夜の怪
抜け首
寝ているあいだに首だけが抜けて飛ぶ怪。置き去りの体と、浮かぶ頭が同時に不気味さを残す。
試作 二百二十六塊
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小さな獣のような怪
血塊
小さく醜い獣の怪。丸い体と荒い毛並み、赤い腹の気配でじっとこちらを見る。
試作 二百二十七雀
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宮中に迷う雀の霊
入内雀
宮中へ迷い込んだ雀が怪となった姿。小さな羽と幽かな光をまとい、静かな気配で漂う。
試作 二百二十八鬼
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大江山の鬼の大将
酒呑童子
酒に酔う巨大な鬼の頭領。角と牙、そして重い気配で場を支配する。
試作 二百二十九蛇
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八つの首を持つ大蛇
八岐大蛇
八つの頭と長い胴を持つ大蛇。輪のように広がり、周囲を取り囲む。
試作 二百三十火
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火の気をまとう女鬼
火のえんま
赤い火気をまとった女鬼。長い髪と火の袖で近づく者を焦がすように迫る。
試作 二百三十一馬
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馬の頭と鹿の体を持つ怪
馬鹿
一つ目と後ろ角を持つ滑稽な獣。細い鹿の脚で跳ね、首だけが大きく揺れる。
試作 二百三十二麟
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龍鱗をまとった瑞獣
麒麟
鹿に似た体へ龍の鱗と一本角を備える霊獣。静かに歩くたび金の光が走る。
試作 二百三十三獄
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地獄門を守る馬頭の鬼
馬頭
馬の頭を持つ獄卒。大きな棍棒を肩に担ぎ、門の前で重く踏み鳴らす。
試作 二百三十四獄
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地獄門を守る牛頭の鬼
牛頭
牛の頭を持つ獄卒。太い角と重い斧を備え、足元の輪を踏み砕くように構える。
試作 二百三十五守
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聖域を守る獅子犬
狛犬
神域の前に座す守護獣。巻いた鬣と太い前脚で、見えない門を守る。
試作 二百三十六尻
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顔を持たず後ろに目を開く怪
尻目
顔のない旅人の姿で夜道に現れる。背を向けると、後ろの一つ目だけが強く光る。
試作 二百三十七屏
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屏風から伸び出す覗きの霊
屏風覗
古い屏風の隙間から現れる背の高い霊。薄い紙の後ろで首だけが異様に伸びる。
試作 二百三十八猿
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川に棲む猿のような河童
猿猴
川辺に潜む毛深い水の怪。猿の体と濡れた手で、水面から小さく跳ねる。
試作 二百三十九滝
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滝近くに出る小さな山の精
滝童
山の水辺に現れる子供ほどの精。滝しぶきの輪をまとい、足元から水音が立つ。
試作 二百四十火
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夜の川辺を漂う炎の鳥
ふらり火
犬に似た顔を持つ小さな火の鳥。夜更けの水辺で、炎をまとってふらふら飛ぶ。
試作 二百四十一粉
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白粉をまとった山の老女
白粉婆
山道に現れる白い顔の老女。杖と粉箱を持ち、近づくほど鈴のような音が鳴る。
試作 二百四十二金
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金銀の気が集まった霊
金霊
夜に金銀の気が集まって形を取る霊。小判の輪が家へ吸い込まれるように回る。
試作 二百四十三海
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竜宮城の姫
乙姫
海底の竜宮城を治める美しき姫。玉手箱を持ち、浦島太郎を迎えた。
試作 二百四十四鳥
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渡り鳥の怪異
渡り鳥の怪
季節外れに現れる巨大な渡り鳥の霊。翼の影が通った村は疫病に見舞われる。
試作 二百四十五氷
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氷の精霊
つらら
極寒の地で生まれたつららの精。触れた者の体温を奪い、氷の彫刻に変える。
試作 二百四十六風
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鎌を持つ風の獣
鎌太刀
旋風の中に潜む鼬の妖怪。鎌のような爪で瞬時に切り裂く。
試作 二百四十七雷
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雷の獣霊
雷獣の霊
雷雲の中に棲む獣の霊。落雷と共に地上に降り、稲光を纏って暴れる。
試作 二百四十八海
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化け海月
海月の化け
巨大な幽霊海月。透き通る傘の中に人の顔が浮かび、触手で船を絡め取る。
試作 二百四十九怪
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口裂けの鬼女
口裂け女
口元をマスクで覆った女が「私、きれい?」と問いかける。マスクを外すと耳まで裂けた口が現れる。
試作 二百五十海
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巨大海蛇
生太刀
日本海に潜む巨大な海蛇の妖怪。船を何重にも巻きつき、体から油を滴らせる。
試作 二百五十一火
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天の火の玉
天火
九州の山地に現れる謎の火の玉。稲光もないのに家々に落ちて焼き払う怪異。
試作 二百五十二山
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山の野人
山人
深山に棲む毛深い巨人。超人的な膂力を持ち、岩を軽々と投げつける。
試作 二百五十三鳥
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濡れ烏の霊
濡れ烏
水に溺れた烏の霊。全身から暗い水を滴らせながら夜空を飛び、近づく者に凶事を告げる。
試作 二百五十四怪
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青い巨大坊主
青坊主
橋や峠に現れる青肌の巨大な坊主の霊。道を塞いで通行人を脅かすが、勇気ある者には道を開く。
試作 二百五十五怪
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一つ目の大入道
一つ目入道
山道に現れる巨大な一つ目の坊主。見上げるほど大きく成長し、旅人の度肝を抜く。
試作 二百五十六海
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巨大タコの妖怪
大蛸
海底に潜む超巨大な蛸の妖怪。八本の触手で船を絡め取り、深海へと引きずり込む。
試作 二百五十七海
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海の女房
海女房
海から現れる美しい女の妖怪。漁師に近づいて魚を奪い取り、波間に消える。
試作 二百五十八怪
単体で見る
甘酒を配る病の婆
甘酒婆
冬の夜に甘酒を持って家々を訪ねる老婆の妖怪。甘酒を受け取った家には疫病が流行る。
試作 二百五十九龍
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雨を司る龍女神
善女龍王
東寺に祀られる雨の龍神。旱魃の際に祈りを捧げると天から雨を降らせてくれる。
試作 二百六十怪
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三途の川の衣剥ぎ
奪衣婆
三途の川のほとりに座る老婆の鬼。死者の衣を剥ぎ取り、生前の罪の重さを測る。
試作 二百六十七水
単体で見る
深淵の古代水竜
蛟
深い川や湖に棲む古代の水竜。長い年月を経て神格化し、嵐や洪水を引き起こす力を持つ。
試作 二百六十八樹
単体で見る
人面を実らせる怪樹
人面樹
南方に生えるという奇怪な木。枝に人の顔の形をした実をつけ、その実は笑ったり泣いたりするが、声は出さないとされる。
試作 二百六十九海
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海辺を荒らす鬼牛蜘蛛
牛鬼
牛の頭と蜘蛛の胴体を持つ海岸の鬼。磯に現れては人を引きずり込み、その血肉を貪り喰らう。
試作 二百七十山
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一本足の山の鍛冶神
一本踏鞴
紀伊山地に現れる一本足の大男。十二月二十日の山仕事を忌む日に山に入ると出くわし、その巨体で人を踏み潰すとされる。
試作 二百七十一蛇
単体で見る
神の使いとされる白蛇
白蛇
弁財天の使いとされる神聖な白蛇。見かけた者には幸運が訪れるが、傷つけた者には祟りが降りかかる。
試作 二百七十二影
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本体なき独立した影
影法師
本体から離れて独立した人影の妖怪。夜道で人の影が突然動き出し、全く異なる動きをして見る者を震え上がらせる。
試作 二百七十三飢
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山路に潜む飢えの霊
ひだる神
山道を歩く旅人に憑いて突然の脱力と飢えをもたらす霊。食べ物を口にすれば難を逃れられるが、何もなければそのまま倒れる。
試作 二百七十四砂
単体で見る
木の上から砂を投げる婆
砂かけ婆
夕暮れ時に木の上から通りかかる者へ砂を降りかける老婆の妖怪。害はないが、その姿を見た者は恐ろしさに足がすくむ。
試作 二百七十五皿
単体で見る
皿を数え続ける亡霊
お菊
井戸に投げ込まれた下女の亡霊。毎夜「一枚、二枚…」と皿を数えては九枚で泣き声を上げる。姫路城の怪談で名高い。
試作 二百七十六忙
単体で見る
忙しさを押し付ける見えない霊
いそがし
姿の見えない妖怪。取り憑かれた者は理由もなく忙しくなり、疲弊しても休めなくなる。江戸時代の奉公人が多く悩まされたという。
試作 二百七十七狐
単体で見る
化け修行中の子狐
子狐
まだ化け方を覚えたての幼い狐の妖怪。人に化けようとするが耳や尻尾が隠しきれず、いたずらばかりしては逃げ回る。
試作 二百七十八呪
単体で見る
呪縛された犬の霊
犬神
呪術によって作られた犬の霊。使役する者を守護する一方、怨みを向けた者には病や死をもたらす。西日本を中心に伝わる呪法。
試作 二百七十九鬼
単体で見る
地獄の罰を担う赤い鬼
赤鬼
地獄で亡者を責め苛む極めて獰猛な鬼。怒りと力の象徴とされ、節分の豆まきでは外に追い払われる悪の化身として描かれる。
試作 二百八十策
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幻惑で惑わす青い鬼
青鬼
赤鬼と対をなす青い鬼。暴力より狡猾さで人を罠にかけ、幻影を作り出して惑わせるという。昔話では人情を持つ姿で描かれることもある。
試作 二百八十一冥
単体で見る
黄泉で追う冥府の醜女たち
黄泉醜女
イザナミに命じられ逃げるイザナギを黄泉の国で追った醜い女たちの霊。古事記に記される最古の怪物の一つ。
試作 二百八十二狐
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朝廷を惑わした九尾の美女
玉藻前
鳥羽上皇に仕えた絶世の美女の正体は九尾の狐。正体を暴かれた後も殺生石として呪いを振りまき続けたと伝えられる。
試作 二百八十三霊
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戦場に漂う無念の武者の亡霊
落武者
戦いに敗れ討ち取られた武士の怨霊。討ち死にした場所を彷徨い続け、首を取られた者は特に強い念を残すという。
試作 二百八十四隠
単体で見る
見えない狐の使い霊
人狐
人に取り憑かせて使役される目に見えない小さな狐の霊。飼い主に富をもたらす一方、嫉妬や怒りを買えば家族ごと破滅させる。
試作 二百八十五河
単体で見る
川辺で足首を掴む河童の幼体
岸涯小僧
川岸に潜む河草まみれの小鬼。水辺で遊ぶ人間の足首を突然掴んで水中に引きずり込もうとする。全国の川に生息するとされる。
試作 二百八十六骨
単体で見る
井戸から蘇る埋葬された骨の霊
狂骨
適切に埋葬されなかった遺体の骨が井戸から這い上がって現れる怨霊。正しく供養されるまで現れ続け、周囲に不幸をもたらす。
試作 二百八十七巨
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戦死者の骨が集まった巨大骸骨
がしゃどくろ
野ざらしにされた多くの戦死者の怨念が集まり形成される巨大な骸骨の妖怪。夜中に「がちゃがちゃ」と音を立て、出会った人を握り潰す。
試作 二百八十八重
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背負うと重くなる泣き爺
子泣き爺
山道で赤子の泣き声を上げ旅人に抱えさせる老人の妖怪。抱くほどに重さが増し、動けなくなった者はそのまま倒れ込む。
試作 二百八十九福
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家に福をもたらす子供の霊
座敷童子
東北地方の旧家に住み着く子供の姿をした精霊。存在する間は家に繁栄をもたらすが、姿が見えなくなると家は没落するという。
試作 二百九十酒
単体で見る
酒を愛する赤毛の海の怪物
猩々
海に住むオランウータンに似た赤毛の妖怪。無類の酒好きで、心の正直な者と酒を酌み交わし、酒が尽きないという贈り物を与える。
試作 二百九十一声
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山に響く旅人を迷わす呼び声
呼子
山中から不思議な呼び声を発し、声に引き寄せられた旅人を崖や深谷へと導く妖怪。声だけが響いて姿は見えないという。
試作 二百九十二狸
単体で見る
山に棲む野性の化け狸
山狸
普通のタヌキより大きく野性的な山の化け狸。里に下りるタヌキと違い山深くに潜み、山道の旅人を幻覚で惑わせる。
試作 二百九十三山
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山の渓流に棲む童子の妖怪
山童
山の渓流に棲む子供のような妖怪で、頭に皿を持つ点でカッパに似る。力持ちで農作業を手伝うこともあるが、怒らせると災いをもたらす。
試作 二百九十四危
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赤い肌の凶暴なカッパの変種
赤河童
通常の河童より皮膚が赤く、気性が荒い危険な変種。普通の河童が礼儀を知るのと異なり、赤河童は問答無用で人を水中に引き込むという。
試作 二百九十五砂
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砂嵐を呼ぶ砂漠の妖怪
砂村
砂の中に潜む妖怪。突如として砂嵐を起こして旅人の視界を奪い、砂に埋めてしまう。干ばつや砂嵐の原因とされてきた。
試作 二百九十六豚
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片耳で魂を奪うの幽霊豚
片耳豚
片方しか耳のない幽霊豚。夜道でこの豚の影が自分の影を踏み越えると、魂を抜き取られると恐れられた沖縄の妖怪。
試作 二百九十七狐
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恩返しの白狐が宿した美しい母
葛の葉
陰陽師・安倍晴明の母とされる白狐の化身。人間の男の命を救った礼として女性に化け、子を産み育てた。正体が露わになると一首の和歌を残して去った。
試作 二百九十八術
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呪術師に使役される小さな狐霊
飯綱
飯綱使いと呼ばれる呪術師によって使役される小さな狐の霊。命令通りに人に憑き、富や情報をもたらす一方、失敗すれば使い手に祟る。
試作 二百九十九怪
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妻に溺死させられた歌舞伎の怨霊
こはだ小平次
役者の小平次は妻とその情夫に川で溺死させられた亡霊。復讐のため二人の前に現れ続ける江戸怪談の傑作、四谷怪談に並ぶ名作とされる。
試作 三百境
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異界に隠された幻の里
隠れ里
山中の霧の奥に存在するとされる隠された集落。迷い込んだ人間は時間の感覚を失い、戻れない者も多い。この世とあの世の境に位置する異境。
試作 三百一僧
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山伏に化けて旅人を惑わす狸
山伏狸
山伏(山岳修行僧)に化けて旅人を騙す化け狸。宗教者への信頼を利用して近づき、荷物を奪ったり道に迷わせたりする狡猾な妖怪。
試作 三百二恨
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四谷怪談に伝わる日本最恐の女幽霊
お岩
夫・伊右衛門に毒を盛られ醜く変貌させられた後、殺害されたお岩の亡霊。日本で最も有名な怨霊として数百年にわたって語り継がれる。
試作 三百三龍
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東を守護する水の青龍
青龍
東方を守護する四神の一つ。水と春を司る青い龍で、その力は海と川を統べる。現れる地には清らかな水が湧き、農作物が豊かに実ると伝わる。
試作 三百四虎
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西を守護する金の白虎
白虎
西方を守護する四神の一つ。金と秋を司る白い虎で、戦場では軍旗に描かれ兵士に勇気を与えた。その咆哮は天地を震わせるという。
試作 三百五玄
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北を守護する蛇を巻いた玄武
玄武
北方を守護する四神の一つ。水と冬を司る亀と蛇が合体した姿。その甲羅の硬さは最強の護りを象徴し、長寿と神秘の力を持つ。
試作 三百六火
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南を守護する炎の朱雀
朱雀
南方を守護する四神の一つ。火と夏を司る深紅の鳥で、その羽ばたきは天に炎を舞い上げる。平安京の南門はこの神鳥にちなんで名付けられた。
試作 三百七宮
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時が歪む海底の龍神の宮殿
竜宮
龍神・龍宮大明神が支配する海底の宮殿。浦島太郎が訪れた伝説の地で、宮殿内では地上と時間の流れが全く異なり、数日が数百年に相当する。
試作 三百八炎
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炎から蘇る不滅の霊鳥
不死鳥
炎に包まれて灰になった後、その灰から再び甦る不死の霊鳥。五百年ごとに死と再生を繰り返し、その存在は永遠の命と変革の象徴とされる。
試作 三百九天
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高慢な山の王、大天狗
大天狗
山岳修験道の地に棲む天狗の王。人間に似た顔と長い鼻が特徴で、武術の秘儀を伝授することもあるが、その驕りは天下の乱れを招くとも言われる。
試作 三百十鴉
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カラスの顔を持つ天狗の兵士
烏天狗
大天狗に仕える烏の顔と翼を持つ天狗。山奥で剣術や兵法を鍛えると伝わり、牛若丸(後の源義経)に武芸を授けたとされる。
試作 三百十一雨
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火の神の血から生まれた雨龍
闇龗
古事記に記される雨水を司る龍神。火の神カグツチが斬られた際に流れた血から生まれたとされ、谷の暗闇から雨を降らせる力を持つ。
試作 三百十二海
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海底の龍宮に棲む龍神の姫
豊玉姫
海の神・綿津見神の娘。海幸彦の弟・山幸彦と結ばれ子を産んだ龍神の姫。出産時に本来の龍の姿に戻ってしまい、その後海に帰ったとされる。
試作 三百十三魔
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大江山に君臨する最強の鬼王
酒呑童子
日本最強の鬼とされる鬼の大王。大江山に鬼の一団を率いて都の人々を攫っていたが、源頼光と四天王によって討ち取られた。その首は切られた後も頼光に噛みついたと伝わる。
試作 三百十四雲
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雲を駆る天上の霊龍
辰
雲の上を自在に駆ける東洋の龍。天候を支配し、雨をもたらし、水を守護する霊獣。十二支の中で唯一の架空の生き物として神秘の象徴とされる。
試作 三百十五狐
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狐に使える稲荷の神
稲荷
農業・商業・豊穣を守護する神。その使いは白狐(白い狐)で、全国に三万以上の稲荷神社が存在する。神通力を持つ白狐は人々の願いを聞き届ける神の代理人。
試作 三百十六蚕
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東北の家を守る桑の木の神
オシラサマ
東北地方に伝わる家の神・農耕神。馬と若い娘の悲恋から生まれたとされ、桑の木の棒に顔を彫って祀られる。蚕の神としても信仰された。
試作 三百十七黴
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豆腐を運ぶ謎の小坊主
豆腐小僧
大きな傘を被り豆腐を乗せた盆を手に持つ小さな子供の妖怪。出会っても直接害はないが、豆腐を食べると全身にカビが生えるとされる。
試作 三百十八釜
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狸に化けた魔法の茶釜
文福茶釜
群馬県の茂林寺に伝わる不思議な茶釜。湯を沸かそうとした途端にタヌキの手足と尻尾が生え出し逃げ出した。その後も様々な芸を披露して人々を驚かせた。
試作 三百十九怪
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学校のトイレに棲む少女の霊
花子さん
小学校のトイレの三番目の個室に出るとされる少女の霊。赤いスカートを穿き、ノックすると返事をする。日本中に広まった都市伝説の代表格。
試作 三百二十嫉
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激しい嫉妬が生み出す生者の霊
生霊
生きている人間の強い嫉妬や怨恨が体から離脱して他者に取り憑く霊。本人は無意識のうちに自分の生霊が憎む相手を呪い苦しめると言われる。
試作 二百六十一怪
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天井を舐める夜の怪
天井嘗
夜中に汚れた天井を長い舌で舐め回す妖怪。人を傷つけないが、その姿は見る者を恐怖で固まらせる。
試作 二百六十二怪
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油を盗む夜の亡霊
油取り
夜中に家々を忍び歩き、行燈の油を盗む亡霊。盗んだ油を飲み干し、闇夜の中に消える。
試作 二百六十三怪
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毒棘の山の魔獣
山嵐
山奥に棲む巨大な化け豚。全身に毒を帯びた棘を持ち、怒ると嵐のように棘を飛ばして獲物を仕留める。
試作 二百六十四怪
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旅人を喰らう老鬼婆
鬼婆
山中の庵に潜む鬼の正体を持つ老婆。旅人を泊めてはその肉を喰らい、骨を山に捨てる恐ろしき存在。
試作 二百六十五怪
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九尾の天の霊狐
天狐
千年を超えて修行を積み、天の位に達した九尾の狐。神通力を持ち、天地を自在に飛翔する神聖な存在。
試作 二百六十六怪
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鬼どもを率いる大魔王
大鬼
あらゆる鬼の上に立つ最強の鬼神。巨大な鉄棒を振るい、その一撃で山を砕き、嵐を呼ぶと伝えられる。
試作 三百二十一湖
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琵琶湖に現れた鎌爪の異獣
琵琶湖の異獣
江戸時代の琵琶湖で漁船を襲った黒い水棲獣。暗褐色の長い毛、巨大な鳥の嘴、翼状の鰭と鎌のような鋭い爪を持つ。
試作 三百二十二鳥
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酒器を盗む冠の怪鳥
酒盜鳥
冠と袴をまとった鷲ほどの美しい怪鳥。留守宅へ忍び込み、徳利と盃を奪って酒を飲み、酔いつぶれて野に倒れる。
試作 三百二十三山
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山を歩く大口の鮫僧
山鰐
青みがかった鮫の頭と巨大な口、棘のような髪と髭を持つ山の怪物。僧衣から細長い黄色の腕を伸ばし、獲物を貪る。
試作 三百二十四蛇
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山林に潜む巨蛇
うわばみ
普通の蛇よりはるかに大きく、森に棲みついて獣や人を丸呑みにする巨蛇。濡れた鱗の背と、森を締め上げる長い胴が特徴。
試作 三百二十五猿
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山を荒らす山猿の神
猿神
山の守りにも破壊にも回る巨大な猿の神霊。長い腕で木々を揺らし、群れを率いて山道を塞ぐ。
試作 三百二十六蛇
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大山の池に棲む大蛇
おはつ
大山の池に棲むと伝わる蛇の怪。長い胴を水面下に沈め、暗い水と岸辺の影から獲物を待つ。
試作 三百二十七魚
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深い水底に棲む大魚霊
アメマス
北の湖や寒い水底に棲む巨大な魚の怪。白い斑点の鱒を思わせる体で、暗い水の底からゆっくり浮かび上がる。
試作 三百二十八女
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長い首を持つ女の怪
ニクラシ
猫鯰のような面を持つ女の姿の怪。長く節のある首と大きな耳が特徴で、近づく者をぬめるように見つめる。
試作 三百二十九鯰
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土地ごとに姿が変わる怪鯰
乙坊鯰
土地ごとに話の形が変わる不思議な鯰の怪。泥と水のあいだを這い、地鳴りのような気配を残す。
試作 三百三十海
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沖に現れる海坊主
海坊主
海の暗い深みに潜む大きな坊主姿の怪。丸い頭と重い体を持ち、船の前に立ちはだかる。
試作 三百三十一守
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沖縄の守り獣
シーサー
屋根や門を守る小さな獅子犬の霊獣。口を開いた雌雄の対で現れ、災いを外に追い払う。
試作 三百三十二鳥
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山奥に潜む歯の鳥
山オラビ
大きな頭と鋭い歯のある口を持つ山鳥の怪。木立の奥で気配だけを落とし、獣を驚かせる。
試作 三百三十三寒
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震えを運ぶ臆病の霊
震々
人の背筋に入り込み、理由のない寒気と恐れを起こす小さな霊。細い体を震わせ、青白い膜のような影をまとう。
試作 三百三十四狐
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僧に化けた白狐
白蔵主
老僧の姿に化けて人を諭す狐の怪。白い狐面と僧衣、尻尾を隠しきれない背中が特徴。
試作 三百三十五海
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衣を広げる巨大蛸
衣蛸
海面いっぱいに衣のような膜を広げる大蛸の怪。吸盤の並ぶ腕を垂らし、船影を黒い布で包む。
試作 三百三十六文
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古い恋文から生まれる車の妖
文車妖妃
読まれず積もった恋文が女の霊を帯びたもの。紙片と車輪をまとい、墨の匂いを引きずって現れる。
試作 三百三十七釜
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狸が化けた茶釜
茂林寺の釜
茶釜に化けた狸の怪。釜の胴から小さな足と尻尾を出し、蓋を揺らして正体をのぞかせる。
試作 三百三十八具
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蓑と笠の付喪神
蓑笠
古い蓑と笠に霊が宿った付喪神。藁の房を腕のように垂らし、雨の夜に水滴を払いながら歩く。
試作 三百三十九貧
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家に取りつく貧しさの神
貧乏神
家に取りついて幸運を痩せさせる神。痩せた体、破れた袋、曲がった杖を持ち、畳の隅に静かに座る。
試作 三百四十猫
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五徳をかぶる猫の怪
五徳猫
囲炉裏の五徳を頭にかぶった猫の付喪めいた怪。背を丸め、火の輪をまとって夜の台所を歩く。
試作 三百四十一髪
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髪を断つ鋏の妖
髪切り
夜道や灯りの近くで人の髪を突然切る妖。虫のような体に鋏の腕を持ち、切った髪を影へ持ち去る。
試作 三百四十二火
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山に浮かぶ天狗の火
天狗火
山道や森の上に浮かぶ怪火。赤い炎の中に小さな鼻と羽の影が現れ、旅人の進む方角を狂わせる。
試作 三百四十三鳥
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夜道を追う雀の怪
送り雀
夜の山道で人の後ろから鳴き声を重ねる雀の妖。小さな体に赤い目を光らせ、足音の間へ羽音を混ぜる。
試作 三百四十四祟
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祟りを宿す荒ぶる神
祟り神
怒りや怨念によって災いを呼ぶ神霊。注連縄の切れ端と黒い面をまとい、赤い印を胸に浮かべる。
試作 三百四十五蛇
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執念で蛇となった姫
清姫
恋慕と怒りによって蛇身へ変じた女の怪。人の上半身と長い鱗の胴を持ち、鐘の影をまとって現れる。
試作 三百四十六狐
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竹筒に潜む小さな狐
管狐
管や竹筒の中に潜むとされる小さな狐の霊。細い体と長い尾で使い手の命令に従い、隙間から赤い目を光らせる。
試作 三百四十七鬼
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二つの顔を持つ異形
両面宿儺
前後に顔を持つ異形の古代怪。四本の腕を広げ、背中にも目と口を持つように左右へ気配を裂く。
試作 三百四十八霊
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七つで巡る海辺の怨霊
七人ミサキ
七人で現れるとされる怨霊の群れ。薄い人影が輪を作り、ひとりが増えるたびに別のひとりが消える。
試作 三百四十九獣
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毛深い野山の獣怪
ももんじい
野山に現れる毛深い獣めいた老人の怪。丸い背と長い爪を持ち、暗がりから獣の匂いをまとって近づく。
試作 三百五十狐
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野に棲む狐の怪
野狐
野山に棲む狐の怪。低い姿勢で尾を引き、稲光のような細い炎をまとって人を化かす。
試作 三百五十一晴
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晴天に現れる坊主
日和坊
晴れた日だけ現れる坊主。雲と光が周囲を押し広げ、雨の気配を遠ざける。
試作 三百五十二箕
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道具を借りる老女
箕借り婆
箕やほうきを借りにくる老女の怪。曲がった背と薄い笑みで、夜道の気配をかき回す。
試作 三百五十三火
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寺に宿る火の霊
宗源火
寺や古い祠に宿る火の怪。赤い炎と煙がまとわりつき、近づくと熱の輪が膨らむ。
試作 三百五十四舟
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船にまとわる霊
船幽霊
夜の海で船を囲む霊。霧と櫂の気配がゆらぎ、波の輪だけが静かに広がる。
試作 三百五十五天
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天井から垂れる怪
天井下がり
天井にぶら下がる顔の怪。暗い梁と揺れる体が重なり、部屋の空気を落ち着かなくする。
試作 三百五十六髪
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赤い髪の山の霊
赤髪
山に棲む赤い髪の霊。乱れた髪と低い声で、周囲の気配を赤く染める。
試作 三百五十七猫
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猫の地縛霊
火鎖猫
赤い猫の地縛霊。丸い体と二本の炎の尾が反応し、軽い炎と機敏な動きで場を動かす。
試作 三百五十八白
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狛犬の精霊
白狛犬
白いコマ犬の精霊。やわらかな輪郭と落ち着いた渦が、静かな守護の気配を出す。
試作 三百五十九黄
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若い狛犬の精霊
黄狛犬
黄のコマ犬の精霊。小さな角と電気の気配で、軽い緊張感をつくる。
試作 三百六十炎
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炎をまとう猫霊
炎武猫
炎をまとう剣士の系統。刀と火花の反応を前面に出して、攻めの見た目に寄せる。
試作 三百六十一霊
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浮遊する案内霊
瓢箪霊
浮遊する執事霊。白い面と丸い胴体で、案内役らしい落ち着いた反応を見せる。
試作 三百六十二拳
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荒々しい戦闘霊
荒くれ霊
がっしりした戦闘型。広い肩と前に出る拳で、殴り込みの雰囲気を強める。
試作 三百六十三将
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武将の猫霊
将軍猫
武者装備の猫霊。兜と刃のモチーフを足して、主役感を強めた戦闘寄りの姿。
試作 三百六十四金
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金色の猫霊
金猫
金色に特化した猫霊。コインの輪と光沢で、黄金版の見栄えを強くする。
試作 三百六十五達
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だるま型の防鬼
丸鬼
だるま型の防御系。丸い胴体と強い眉で、押しても倒れにくい重さを見せる。
試作 三百六十六壁
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通せんぼする壁鬼
壁鬼
通せんぼする壁の妖怪。鋼の面と鋲の列で、真正面を塞ぐ形に寄せる。
試作 三百六十七門
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門番型の鬼
門鬼
強化された門番型。赤い横板と上部の棘で、近づくほど硬く見える構成にする。
試作 三百六十八盾
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鎧をまとった鬼
鎧鬼
鎧をまとった壁の守護者。中央の金属板と両脇の盾で、重装の印象を出す。
試作 三百六十九拳
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格闘型の鬼
拳鬼
進化しただるま格闘型。丸い胴体に拳と帯を加えて、前へ出る重さを出す。
試作 三百七十眼
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一つ目の黒鬼
黒鬼
重い一つ目のだるま怪。黒い胴体と角で、鈍く強い圧力を見せる。
試作 三百七十一忘
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忘れ物の付喪神
付喪塵
忘れ物をまとった雑多な怪。小さな部品と袋を散らして、落ち着かない形にする。
試作 三百七十二海
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誇り高い海老の姫
海老姫
誇り高い海老の妖怪。節のある体と長い髭、金の冠で小さな威厳を出す。
試作 三百七十三鬼
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酒呑童子の首領代
茨木童子
大江山に君臨した最強の鬼の一人。渡辺綱に腕を斬られた伝説が今なお語られる。三本の角と炎の双眼で、鬼の中の鬼の威圧を示す。
出典
試作 三百七十四刃
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耳まで裂けた笑顔の女
口裂け女
夜道で「私、きれい?」と問いかける女。マスクの下に耳まで裂けた口を隠し、長い鋏を携える。逃げられぬと悟った瞬間、問いを繰り返す。
出典
試作 三百七十五霞
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蜃気楼を吐く巨大な蛤
蜃
海中に棲む巨大な蛤の化け物。息を吐くと空に城楼の幻影が現れ、漁師や旅人を惑わす。貝殻の内側に宿る二つの光が、深海の意志を映す。
出典
試作 三百七十六山
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山中の肉食い老婆
肉吸い
深山に潜む痩せ細った老婆の妖怪。迷い込んだ旅人に近づき、肉を吸い取って骨だけにする。うつろな眼窩に灯る光だけが、山の奥から覗く。
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試作 三百七十七路
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辻を守る石の双神
道祖神
村境や峠の辻に立つ石造りの双神。旅人を悪霊から守り、道を正しく導く。苔むした二体が肩を寄せ合い、何百年もの往来を静かに見守る。
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試作 三百七十八嫉
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嫉妬に狂い鬼と化した女
鬼女
深い嫉妬と憎しみに囚われ、鬼に変じた女。体の半分はまだ人の面影を残し、もう半分は角と炎の眼を持つ鬼。裂け目に灯る光が、境界の曖昧さを示す。
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試作 三百七十九王
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東北を支配した大鬼王
悪路王
坂上田村麻呂に討たれるまで東北を恐怖に陥れた鬼の王。黄金の冠と重厚な鎧をまとい、炎の双眼で従者を率いた。その首は今も胆沢城の近くに眠るという。
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試作 三百八十牙
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仏教の食人鬼女
羅刹女
仏教に伝わる食人の鬼女。美しい外見で旅人を誘い込み、その肉を喰らう。後に法の力で改心し守護者となったとされるが、その笑みの奥には牙が覗く。
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試作 三百八十一俵
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俵に宿る付喪神坊主
俵坊主
長年使われた俵に宿った付喪神。積み重なった米俵の中から小坊主の頭を出し、じっとこちらを見つめる。無言のまま、蔵の隅で何かを数え続けている。
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試作 三百八十二峰
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山を司る原初の神霊
山の神
山そのものに宿る古い神霊。樹皮のような肌、苔を纏う巨体、複数の光る眼で森を見渡す。猟師や木こりはこの神の機嫌を損なわぬよう、山に入るたびに礼を尽くした。
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試作 三百八十三縄
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縄を持つ首吊り幽霊
首縊鬼
縄で命を絶った者の霊が変じた妖怪。首を傾けたまま宙に浮かび、上から手を伸ばして生者を引き込もうとする。縄の先は見えない闇へと続いている。
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試作 三百八十四雨
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雨を呼ぶ龍の王女
善女龍王
空海の祈りに応じて京に恵みの雨をもたらした龍の王女。蛇身に美しい上半身、手には雨の玉を持ち、祈る者の願いを聴く。神泉苑に今も祀られている。
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試作 三百八十五炉
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鍛冶師の守護神
天目一箇神
一つ目の神。砂鉄を溶かし金属を打つ鍛冶師を守る。その大きな単眼は溶鉱炉の炎を映し、火の粉を撒き散らしながら金属の神秘を伝える。
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試作 三百八十六川
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川縁に潜む水かき小僧
岸涯小僧
川岸や湖畔に現れる小柄な怪。緑の肌に水かきのついた大きな手で、釣り人の足首を掴んで水中へ引きずり込む。黄色い大きな目が水面に光る。
出典
試作 三百八十七焰
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戒律を破った僧の頭蓋骨炎
叢原火
戒律を犯した坊主の頭蓋骨から生まれた妖火。眼窩と頭頂から紅蓮の炎を噴き出しながら夜の野を漂い、近づいた者の身に憑く。
出典
試作 三百八十八柳
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古柳に宿る女の霊
柳女
樹齢数百年の柳の古木に宿った女の霊。枝を髪のように垂らし、根と一体となった体で旅人を呼び止める。その声は夜風に紛れて聞こえる。
出典
試作 三百八十九柱
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礎石に封じられた人柱の霊
人柱
城や橋の礎に生きたまま埋められた者の怨霊。石の中から上半身だけ突き出し、声なき叫びを上げ続ける。壁に走るひび割れは、その苦しみの痕跡だ。
出典
試作 三百九十器
単体で見る
宿った神威の神器
神器
三種の神器に宿る神威が意志を持ち、宙に浮かぶ姿。翡翠の鏡は天照の光を映し、勾玉が軌道を描きながら巡る。近づいた者の穢れを見抜いてしまう。
出典
試作 三百九十一袖
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見えない袖引きの怪
袖引き小僧
暗い廊下で突然、誰かが袖を引く。振り返っても何もいない。その正体は見えない小さな霊で、ただ気を引きたいだけ——しかし理由は誰も知らない。
出典
試作 三百九十二豆
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川辺の小豆洗い老婆
小豆婆
夜の川辺で小豆を洗いながら数える老女の妖。ザクザクと豆を研ぐ音と「小豆洗おか、人取って食おか」と歌う声が聞こえたら、近づいてはいけない。
出典
試作 三百九十三天
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羽衣を奪われた天の乙女
天女
天界から降り立ち、羽衣を木に掛けて水浴びをする美しい乙女。その衣を人間に隠された天女は地上に留まらされ、家族を作ったが、いつか衣を見つけ天へ帰る。
出典
試作 三百九十四桜
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古桜に宿る花の精
桜の精
樹齢数百年の桜の古木に宿る精霊。花びらが散る短い季節だけ姿を現し、夜桜の下で舞う。その美しさを見てしまった者は翌年、同じ木の下へ必ず戻ってしまう。
出典
試作 三百九十五燈
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狸が生み出す幻の鬼火
狸火
古い狸が尻尾の先に火を灯し、人を山中に誘い込む妖火。青白く揺らめく炎の群れで道を迷わせ、気づいた時には深山の闇の中に取り残されている。
出典
試作 三百九十六星
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天から堕ちた合成獣の星
鵺星
鵺が死した後、その魂が星となって夜空を渡るという。流星が落ちた場所には怪しい影が残り、猿・狸・蛇・虎が合わさった形をした獣の痕跡が見つかる。
出典
試作 三百九十七脚
単体で見る
海辺に立つ長い脚の巨人
足長人
その足は常人の数倍の長さを持ち、深い海を歩いて渡ることができる。対をなす手長人と共に現れ、手長が腕を伸ばして魚を取り、足長がそれを岸まで運ぶ。
出典
試作 三百九十八冥
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黄泉の国を統べる腐敗の神
黄泉津大神
イザナギを追って黄泉の国に向かったイザナミが変容した姿。腐敗した体から生まれた雷神を従え、黄泉比良坂の境を守る。死の穢れを体に纏い、冥界を支配する。
出典
試作 三百九十九船
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船に宿る女神の霊
船霊
木造船の竜骨に封じられた女の霊。船の守護神として航海の安全を守るが、粗末に扱われると嵐を呼び込む。船が沈む時、最初に岸へ泳ぎ着くのが船霊だという。
出典
試作 四百箱
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蒔絵の箱に封じられた娘の霊
箱入り娘
外出を禁じられ生涯屋敷から出ることなく死んだ娘の怨霊。黒漆の箱に魂が封じられ、蓋が開くたびに上半身を現す。その目は外の世界を見た者への羨望で濡れている。
出典
試作 四百一金
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小判の山に宿る黄金の霊
小判霊
古い金の小判が積み重なった蔵に宿る精霊。丸く輝く黄金の体を持ち、夜中にころころと転がり歩く。目撃した者には大富貴か大破産かのどちらかが訪れる。
出典
試作 四百二醜
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黄泉から放たれた追跡の醜女
醜女
イザナミが黄泉の醜女を放ち、逃げるイザナギを追わせた。腐敗と死の気配を纏い、赤い目で獲物を追う。黄泉比良坂では今も境を越えようとする者を追い続けている。
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試作 四百五十七星
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天の川を渡る七夕の光る精霊
七夕の精
七月七日にのみ天の川の岸辺に現れる発光体。星糸で織られた存在で、笹の葉に結ばれた短冊の願いを集め、夜空の星へと届ける。夜明けとともに川の霧の中へ消える。
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試作 四百五十八織
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天の川の岸で布を織り続ける星の姫
織姫
天帝の娘で、織機に向かい天の羽衣を織り続ける琴座の星の化身。天の川の対岸に住む彦星と恋に落ちたが、仕事を怠るようになったため天帝に引き離された。七夕の夜のみ再会が許される。
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試作 四百五十九牛
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天の川を挟んで織姫を慕う牛使いの星
彦星
鷲座のアルタイル、牛飼いの星の神。真面目に働く若者だったが、織姫との婚姻後は仕事を放り出した。七夕の夜、鵲が翼を連ねて橋を架け、一年に一度だけ天の川を越えて織姫に会う。
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試作 四百六十鬼
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大江山に君臨した鬼の首領
酒呑童子
日本最強の鬼。大江山に拠点を構え、人を攫い肉を食らい血を酒代わりに飲んだ。源頼光率いる四天王が神変奇特酒と称する毒酒を飲ませて油断させ、首を討ち取った。斬られた首はなお頼光の兜に噛みついたという。
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試作 四百六十一魚
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古い屋敷の空気を泳ぐ金魚の霊
金魚霊
長年愛された金魚が死後も飼い主への思慕から成仏できず、空中を泳ぎ続ける霊。夜の古い屋敷では朱色の影が廊下を漂い、その通り道には水の気配と錆びたような臭いが漂う。
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試作 四百六十二藤
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古い藤の木に宿る花の精
藤姫
樹齢数百年の藤の古木に宿る花の精。藤の花が咲く夜だけ若い女の姿をとり、紫の花びらを撒きながら闇をさまよう。その花びらに触れた者は美しい夢を見るが、翌朝は目覚めるたびに現実が薄れていくという。
出典
試作 四百九十九矢
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地上に堕ちた天の若き使者
天若日子
葦原中国を平定するため天から遣わされた若き神。しかし大国主の娘・下照姫に恋し、八年もの間使命を忘れた。天から放たれた返し矢に貫かれ、愛と忠誠の狭間で散った悲劇の皇子。
出典
試作 五百薬
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種の莢に乗って来た小さな医神
少彦名
ガガイモの莢の船に乗り波間から現れた極小の神。大国主と共に国造りに励み、医薬・温泉・酒造りの知恵を授けた。ある日粟の穂に弾かれて常世の国へ飛び去り、二度と戻らなかった。
出典
試作 五百一山
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全ての山を統べる荒ぶる父神
大山祇
日本の全ての山を支配する偉大なる山神。木花咲耶姫と磐長姫の父。瓊瓊杵尊が磐長姫を返した時、人間の寿命が短くなる呪いをかけた。山の恵みと怒りの両面を持つ自然神。
出典
試作 五百二海
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珊瑚の宮殿に座す海の大神
綿津見
海底の竜宮に住まう海の支配者。潮の満ち引きを操る潮満珠と潮干珠を持つ。山幸彦に娘・豊玉姫を嫁がせ、その血は初代天皇・神武へと繋がった。全ての海の生命を司る。
出典
試作 五百三産
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万物に命を吹き込む原初の息吹
神産巣日
天地開闢の際、高天原に現れた造化三神の一柱。生成と成長の力を司り、あらゆる生命に魂を吹き込んだ。大国主が殺された時、その蘇生を命じたのもこの神。創造の母なる存在。
出典
試作 五百四天
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高天原の最高位に座す創造主
高御産巣日
造化三神の一柱にして高天原の最高神。天孫降臨を命じ、国譲りの交渉を主導した。天照大神と並び天界の意思決定を担い、その一言で神々の運命が定まる。全創造の父なる意志。
出典
試作 四百九十三智
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天岩戸を開く策を練った知恵の神
思兼神
高天原一の智慧者。天照大神が岩戸に隠れた際、神々を集めて宴を催す策を立案し、世界に光を取り戻した。あらゆる物事を深く思慮し、八百万の神の参謀として知略を司る。
出典
試作 四百九十四力
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天岩戸を引き開けた剛力の神
手力男
天照大神が隠れた天岩戸を力ずくで引き開けた怪力の神。引き剥がした岩戸を信濃国まで投げ飛ばしたという。その一投は戸隠山の由来となった。武芸とスポーツの守護神。
出典
試作 四百九十五偽
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神の命を裏切る天の密偵
天探女
天から地上に遣わされた偵察者だが、使命を裏切り大国主側についた。神の命令を逆さまに伝え、混乱を招く欺瞞の存在。天邪鬼の原型とされ、あらゆるものを反転させる力を持つ。
出典
試作 四百九十六照
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地上を照らす光り輝く姫神
下照姫
大国主の娘で、その美しさは壁を透かして地上を照らすほど。天若日子の妻となったが、夫の死後に嘆き歌を詠み、その声は天にまで届いた。高天原と葦原中国を繋ぐ光の化身。
出典
試作 四百九十七漂
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葦船で流された最初の子
蛭子
イザナギとイザナミの最初の子。骨がなく立つことができなかったため、葦の船に乗せられ海に流された。しかし漂着した先で恵比寿神として蘇り、漁業と商売の神となった。
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試作 四百九十八始
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混沌から最初に現れた万物の柱
国之常立神
天地開闢の際、混沌から最初に現れた別天津神の一柱。姿を持たず、国土の永遠の礎として万物を支える目に見えない柱。創造の原初にして、全ての存在の根底に眠る最古の神。
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試作 四百八十七秋
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山を紅葉に染める秋の女神
竜田姫
竜田山に住む秋の女神。佐保姫と対をなし、通った山々は紅葉に染まる。落ち葉を錦の布のように織り上げ、枯れゆく季節に美を与える。風に乗せた紅葉は恋文ともされる。
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試作 四百八十八鹿
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神鹿に乗って降臨した藤原氏の守護神
春日大明神
鹿島から白い鹿に乗って奈良の御蓋山に降臨した藤原氏の守護神。奈良の鹿はこの神の使いとされ、殺すことは死罪だった。春日大社では今も千二百頭の鹿が神域を歩いている。
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試作 四百八十九海
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黄泉から帰還した禊で生まれた三柱の海神
住吉三神
伊邪那岐命が黄泉から帰り、海で禊を行った際に生まれた三柱の神。航海の安全と和歌の守護を司る。神功皇后の三韓征伐を導き、住吉大社に祀られている。
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試作 四百九十航
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天照の息から生まれた海路の三女神
宗像三女神
天照大神とスサノオの誓約から生まれた三柱の女神。玄界灘の三つの島に鎮座し、大陸への海路を守護する。沖ノ島は女人禁制の神域として「海の正倉院」と呼ばれている。
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試作 四百九十一武
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鳩を従える武神・日本の守護者
八幡神
応神天皇を神格化した武の神。全国四万以上の八幡宮に祀られる日本最多の神。源氏の氏神として武士の信仰を集め、鳩を神使とする。弓矢の神として戦勝を祈願された。
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試作 四百九十二永
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海の彼方に在る不老不死の常世国の精
常世
海の彼方にあるとされる永遠の国の精霊。老いも死もなく、果実は常に実り、花は枯れない。田道間守はこの国から非時香果を持ち帰ろうとしたが、帰還した時には天皇はすでに崩御していた。
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試作 四百八十一蛇
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三輪山に巻きつく白蛇の大神
大神
三輪山そのものを御神体とする蛇神。夜ごと美しい男の姿で人間の女のもとを訪れたが、正体を見破られ蛇の姿で山へ帰った。酒造りの神でもあり、杉玉はこの神への奉納に由来する。
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試作 四百八十二雲
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恋を守る八重の雲垣の霊
八重垣
須佐之男命が櫛名田比売のために詠んだ歌から生まれた霊。「八雲立つ出雲八重垣妻籠みに」——幾重にも重なる雲の垣根が愛する者を包み守る。日本最古の和歌が生んだ守護の力。
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試作 四百八十三岐
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分かれ道に立つ顔なき導きの神
岐の神
あらゆる分かれ道に立つ境界の神。顔を持たず、旅人が正しい道を選ぶよう導く——あるいは迷わせる。道祖神の原型とも言われ、辻や峠には今もこの神を鎮める石が置かれている。
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試作 四百八十四春
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野山に花を咲かせる春の女神
佐保姫
佐保山に住む春の女神。霞の衣を纏い、通った野山には花が咲き乱れる。凍った川に息を吹きかけて雪解けを呼び、眠る虫や獣を目覚めさせる。秋の竜田姫と対をなす季節の守護神。
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試作 四百八十五風
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伊邪那岐の息から生まれた風の神
志那都比古
伊邪那岐命の吐息から生まれた最古の風の神。姿を持たず、森を撓らせ海を荒らす目に見えない力そのもの。航海と農業を司り、その怒りは台風となり、その微笑みはそよ風となる。
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試作 四百八十六和
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黄泉の境で夫婦を和解させた仲裁の女神
菊理媛
黄泉比良坂でイザナギとイザナミが決裂した際、二柱の間に立って仲裁した女神。彼女が何を語ったかは一切記録されておらず、日本神話最大の謎の一つ。白山の祭神として縁結びを司る。
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試作 四百七十五桜
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富士と花の女神・木花咲耶姫
木花咲耶姫
天孫ニニギに求婚された花の女神。姉の磐長姫を返されたことで人の命は花のように短くなった。不義を疑われ燃え盛る産屋で出産し潔白を証明した。富士山の祭神として桜を司る。
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試作 四百七十六磐
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拒絶された岩と永遠の女神
磐長姫
木花咲耶姫の姉。岩のように永遠の命を授ける力を持つが、容姿を理由にニニギに拒まれた。この拒絶により人の寿命は花のように短くなった。以来、山の奥深くで石のように静かに泣き続けているという。
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試作 四百七十七雷
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出雲に剣を突き立てた雷の軍神
武甕槌
鹿島の軍神にして雷の化身。天照大神の命で出雲に降り、大国主に国譲りを迫った。稲佐の浜で剣を逆さに突き立て、その切っ先の上に胡座をかいて交渉したという豪胆な神。
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試作 四百七十八諏
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諏訪に封じられた風と水の神
建御名方
大国主の息子で力自慢の神。武甕槌に力比べを挑んだが敗れ、諏訪まで逃げて二度とこの地を出ないと誓った。以来、諏訪大社の祭神として風と水を司り、御柱祭で祀られている。
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試作 四百七十九知
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歩けぬまま万物を知る案山子の神
久延毘古
田の中に立ち続ける案山子の神。足が動かず一歩も歩けないが、世界中のあらゆる事象を知り尽くしている。少名毘古那の正体を見抜いたのもこの神であった。知恵と農業の守護者。
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試作 四百八十土
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生まれた土地に宿る守護の地霊
産土神
人が生まれた土地に宿る神霊。姿を持たず、木や石や風に溶け込んで故郷を守る。揺り籠から墓場まで、生涯を通じて魂を見守り続ける。土地を離れても、その加護は消えないという。
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試作 四百六十九嶽
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鈴鹿山を支配した日本三大妖怪の一
大嶽丸
日本三大悪妖怪に数えられる大鬼。鈴鹿山に棲み、嵐と雷を操って旅人を襲った。坂上田村麻呂が鈴鹿御前の助力を得て三振りの宝剣で討伐したが、首を斬っても再び蘇る不死の力を持っていた。
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試作 四百七十符
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陰陽師が操る紙の使い魔
式神
陰陽師が呪文で使役する霊的な使い魔。紙の人形に魂を吹き込み、偵察・暗殺・守護など様々な任務を遂行させる。安倍晴明は十二神将を自在に操ったと伝えられる。
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試作 四百七十一焔
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死してなお炎を纏う平家の長
平清盛
平家の棟梁として栄華を極めた武将。高熱に冒されて死去した際、体から業火が噴き出し水桶を蒸発させたという。その怨念は壇ノ浦に沈んだ一族とともに今も海底で燃え続けている。
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試作 四百七十二剣
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鬼斬りの名刀を振るう伝説の武将
源頼光
四天王を率いて酒呑童子を討伐した平安の英雄。天照大神の加護を受け、童子切安綱の一振りで鬼の首を落とした。土蜘蛛退治でも知られ、妖怪退治の象徴として語り継がれている。
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試作 四百七十三器
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百年を生きた器物が目覚めた霊
付喪神
百年の時を経た道具に魂が宿り、意識を持って動き出す。捨てられた恨みから主人に祟ることもあれば、大切にされた感謝から家を守ることもある。節分の前に古い道具を捨てる風習はこの恐れに由来する。
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試作 四百七十四凰
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泰平の世にのみ現れる至徳の霊鳥
鳳凰
五色の羽を持つ神聖な鳥。徳のある支配者が治める平和な時代にのみ姿を現す。桐の木にしか止まらず、竹の実しか食べない。その飛翔は百鳥を従え、天下泰平の象徴とされる。
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試作 四百六十三笑
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大きな布袋を担ぐ笑う放浪僧
布袋
七福神の一柱。大きな腹を揺らして笑い、背中に担いだ袋からは無尽蔵の宝物が溢れ出る。弥勒菩薩の化身ともされ、その笑い声を聞いた者は一切の憂いが消えるという。
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試作 四百六十四寿
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巻物と杖を持つ長寿の仙人
寿老人
七福神の一柱。鹿を従え、手には長寿の秘密が記された巻物を持つ。南極星の化身とされ、彼の住む山には千年の桃が実る。酒を好み、その杯を共にした者には十年の寿命が加わるという。
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試作 四百六十五福
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異様に長い額を持つ幸福の神
福禄寿
七福神の一柱。異常に長い額には万物の知恵が詰まっている。福(幸福)・禄(財産)・寿(長寿)の三徳を司り、鶴と亀を伴う。その姿を見た者は三つの願いが叶うという。
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試作 四百六十六桃
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巨大な桃から生まれた鬼退治の英雄
桃太郎
川から流れてきた巨大な桃から生まれた少年。きびだんごで犬・猿・雉を家来にし、鬼ヶ島へ渡って鬼の軍勢を打ち破った。日本で最も有名な英雄譚の主人公。
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試作 四百六十七怒
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神と鬼が融合した忿怒の守護神
鬼神
神の威光と鬼の猛威を併せ持つ恐るべき存在。聖域の境界を守り、侵入者を容赦なく打ち砕く。その怒りの炎は不浄を焼き尽くし、その咆哮は邪を祓う。仏法の守護者として寺院の門に立つ。
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試作 四百六十八珠
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古い牡蠣の心から生まれた真珠の精
真珠姫
海底に眠る千年の牡蠣から生まれた精。虹色の真珠層を纏い、月明かりの夜にのみ海面に姿を現す。その涙は真珠となり、歌声を聞いた漁師は永遠に海の美しさに囚われるという。
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試作 四百五十一富
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米俵の上に立つ打ち出の小槌の神
大黒天
七福神の一人で、財福と食物を司る神。黒い頭巾をかぶり、米俵の上に乗り、右手に打ち出の小槌、左肩に大きな袋を担ぐ。振れば何でも出てくる小槌と、尽きることのない袋を持つ。
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試作 四百五十二漁
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鯛を抱えた耳の遠い商売繁盛の神
恵比寿
七福神の一神で、商売繁盛と漁業の神。いつも笑顔で大きな鯛を小脇に抱え、釣り竿を持つ。耳が遠く祈りを聞こえないが、願いは聞き届けてくれると言われる。西宮神社が総本社。
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試作 四百五十三芸
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琵琶を奏でる水と芸能の女神
弁財天
七福神唯一の女神で、音楽・芸術・学問・財宝を司る。白蛇を使いとし、水の流れる場所を好む。江ノ島、竹生島、宮島の三大弁天として有名。琵琶を持つ姿で描かれる。
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試作 四百五十四海
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玉手箱を開けて老いた竜宮の漁師
浦島太郎
亀を助けた礼に竜宮城へ招かれ、乙姫に三年もてなされた浦島太郎。帰郷すると三百年が経っていた。「開けてはならぬ」と渡された玉手箱を開け、白煙とともに老人になった。
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試作 四百五十五月
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竹の中から生まれた月の姫
かぐや姫
竹取翁が光る竹の中に発見した小さな女児が美しく成長した姫。五人の貴公子に難題を与え退け、帝の求婚も断り、ついに月の使者とともに故郷の月へと昇っていった。
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試作 四百五十六針
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針の刀で鬼を倒した一寸の侍
一寸法師
身長わずか一寸(約三センチ)の小さな侍。椀を舟に箸を櫂として都へ旅立ち、姫を鬼から守り針の刀で鬼の体内を刺した。打ち出の小槌で背が伸び出世した。
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試作 四百四十五日
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天の岩戸から世界を照らす太陽の女神
アマテラス
高天原を支配する太陽の女神にして最高神。弟スサノオの乱行に怒り天の岩戸に隠れ、世界を暗闇に包んだ。アメノウズメの踊りと八百万の神々の笑いにより再び現れた。
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試作 四百四十六龍
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海の底に宮殿を持つ潮の龍神
龍神
海の底の竜宮城に住む海神。満ち引きの珠を持ち、海のすべてを支配する。浦島太郎はこの神の宮殿に招かれた。竜神の怒りは嵐となり、慈悲は豊漁をもたらす。
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試作 四百四十七道
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天と地の境に立つ大鼻の道案内神
猿田彦
天地の分かれ道に立ち、天孫降臨の際に道案内をした土着の大神。顔が輝き長大な鼻を持つ。道や旅を守護し、物事の始まりを導く神として現在も各地の神社で祀られる。
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試作 四百四十八舞
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神々を笑わせた夜明けの踊り女神
アメノウズメ
天の岩戸の前で衣を脱いで踊り、八百万の神を爆笑させた夜明けの女神。その笑いがアマテラスの好奇心を引き出し世界に光を取り戻した。芸能の神、猿楽の祖とされる。
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試作 四百四十九炎
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炎の後光を背負う不動の明王
不動明王
大日如来の化身として迷いを断ち切る火の明王。右手に降魔の剣、左手に縛縄を持ち、岩座に結跏趺坐し、背後に燃え盛る火炎光背を纏う。怒りの顔は慈悲の裏返しとされる。
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試作 四百五十武
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鬼を踏みつける武神にして福の神
毘沙門天
七福神の一人にして仏法を守護する武神。右手に宝棒(または槍)、左手に多宝塔を持ち、邪鬼を足で踏みつける。戦国武将に篤く信仰され、上杉謙信は自らを毘沙門天の化身と称した。
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試作 四百三十九雪
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吹雪の夜に現れる氷の女
雪女
猛吹雪の夜、雪の中から現れる青白い美女。その息は旅人を凍らせ、命を奪う。時に慈悲を見せて見逃すこともあるが、その理由は誰にもわからない。小泉八雲の怪談で世界に広まった。
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試作 四百四十冥
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創造と死を司る黄泉の女神
イザナミ
イザナギとともに日本列島を生んだ創造の女神。火の神を産んだ際に焼け死に黄泉の国の支配者となった。夫に見られた腐敗した姿に怒り、千人を日ごとに殺すと誓った。
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試作 四百四十一嵐
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八岐大蛇を討った嵐の英雄神
スサノオ
天照大神の弟神にして嵐の神。母イザナミを慕って泣き叫び、高天原から追放される。出雲で八岐大蛇を退治し、その尾から草薙剣を得た。乱暴者でありながら英雄神でもある。
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試作 四百四十二月
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姉と永遠に離れた孤独の月神
ツクヨミ
イザナギの右目から生まれた月の神。食物の女神ウケモチを殺したことで姉天照大神の怒りを買い、二神は永遠に別れた。太陽と月が空で出会わないのはこのためとされる。
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試作 四百四十三源
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壇ノ浦に沈んだ平家の亡霊
平家の怨霊
壇ノ浦の合戦で海に沈んだ平家武者の亡霊。その魂は平家蟹(ヘイケガニ)の甲羅に宿り、今も海底をさまよう。芳一の耳を切り取った無念の武者たちはいまだ成仏できない。
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試作 四百四十四国
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幽世を治める大地の大国主
大国主
出雲大社に祀られる縁結びの神。日本の国土を作り上げた後、天津神に国を譲り、目に見えない幽世の支配者となった。袋を持って兎を助けた神話で愛される英雄神でもある。
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試作 四百三十三翼
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翼を持ち夜空を駆ける筑後の猟犬
羽犬
筑後国に伝わる羽の生えた大きな犬の怪物。鷹のような翼で夜空を飛び、孤独な旅人の魂を狩る。太閤秀吉の進軍中に出現し討ち取られたという記録が筑後に残る。
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試作 四百三十四狼
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転んだ旅人に牙を剥く夜道の影
送り狼
夜道を一人で歩く旅人の後をつける黒い狼。礼儀正しく一定の距離を保つが、転んだり躓いたりした瞬間に牙を剥く。「お送りしましょう」という言葉には感謝すべきと伝わる。
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試作 四百三十五音
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川で小豆を磨ぐ音だけを残す怪
小豆磨ぎ
夜の川辺から「ショキショキ」という小豆を磨ぐ音が聞こえてくる怪異。姿は見えず音だけがする。この音を聞いた者には不吉なことが起こるとされ、「人を喰おうか磨こうか」と口ずさむとも言う。
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試作 四百三十六眼
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全身を鳥の目で覆われた地獄の番人
百々目鬼
全身が鳥の目で覆われた鬼。あらゆる方向を同時に見通し、逃れることができない。地獄の深い門を守る番人とされ、盗みを犯した者が死後に変じた姿とも言われる。
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試作 四百三十七無
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顔の特徴を消し去る顔なし幽霊
のっぺらぼう
知人の顔をして近づき、顔の目鼻口を手で拭い取って見せる妖怪。残るのは滑らかな肌だけの空白の顔。小泉八雲の「怪談」で広く知られ、ずっとこちらを向き続けている。
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試作 四百三十八蛇
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骨に蛇の毒が染み込んだ老婆の怪
蛇骨婆
長年毒蛇を扱い続けた老婆が変じた怪異。その骨は蛇の脊椎と癒着し、皮膚の下で蠢く。触れた者に毒が染み込み、三日以内に高熱で死ぬ。傍らには常に蛇が寄り添う。
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試作 四百二十七祟
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禁忌を犯した者に祟りをなす怒れる神
祟り神
聖域を侵したり禁忌を犯したりした者に降りかかる神の怒り。病や不運が続く時、その原因として祟り神の怒りが疑われ、神職による鎮魂の儀式が必要とされる。
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試作 四百二十八荒
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三面六臂の荒ぶる火の神
荒神
台所や土地を守る荒ぶる神。三面を持つ激しい姿で表され、穢れや無礼を極端に嫌う。怒らせると火事や病いを引き起こす。定期的な供え物と清めの儀式で鎮まる。
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試作 四百二十九舞
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神気を体に宿した宮廷の舞姫
白拍子
平安期の宮廷で神に捧げる舞を舞った巫女。最も優れた踊り手は舞の最中に神霊を体に降ろすと言われ、その舞は神意を体現するものとして崇められた。静御前が著名。
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試作 四百三十石
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夜に動く道端の石地蔵
地蔵
道端に佇む石造りのお地蔵様。昼間は動かぬ石像だが、深夜に付近の子供や旅人が危険にさらされると台座を離れ、静かに守護のために動く。夜明け前には元の場所に戻る。
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試作 四百三十一冥
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死者の業を裁く冥界の大王
閻魔
三途の川の向こう、冥界に君臨する大王。生前の善悪をすべて記した閻魔帳を手に、死者の魂を裁く。嘘をついた者には舌を抜く刑が下され、その判決は覆らない。
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試作 四百三十二逆
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何でも逆にする天邪鬼の小鬼
天邪鬼
人の言葉を何でも逆に解釈して行動する小鬼。「こうしろ」と言えば逆をし、「するな」と言えば実行する。仏像の天部像の足元に踏みつけられており、人の邪心を体現するとされる。
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試作 四百二十一獣
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山と海をまたぐ古典幻獣
山海の獣
山海経に記された謎の幻獣。鹿の体に蛇の尾を持ち、山頂と海岸を交互に徘徊する。その角は黄金に輝き、出会った者には豊漁か嵐のどちらかをもたらすという。
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試作 四百二十二狼
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白い毛並みを月光で染める山の大神
大神
古くから峠や山道を守護する狼の大神。人を食う荒神でもあり、旅人を護る神でもある。白銀の毛と黄金の眼を持ち、満月の夜だけ姿を現す。日本狼の消えた今も山に潜む。
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試作 四百二十三蛇
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八つの頭を持つ出雲の嵐の大蛇
八岐大蛇
古事記に記された出雲の大蛇。八つの頭と八本の尾を持ち、山を越え谷を満たすほど巨大。毎年一人の乙女を喰らい続けたが、スサノオが酒に酔わせて退治し、その尾から草薙剣が現れた。
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試作 四百二十四氷
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凍った海に浮かぶ幻の島の霊
冬ヶ島
極寒の海に突如現れる幻の島。雪に覆われた林に偽りの灯籠の明かりが灯り、漂流者を誘い込む。踏み込んだ瞬間に氷ごと沈み消えてしまい、生還者はいないとされる。
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試作 四百二十五鏡
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古い銅鏡に宿る封じられた霊
鏡霊
長年使われた古い銅鏡に宿る霊。鏡を覗き込むと、映るべき自分の顔ではなく、かつてその鏡が最後に映した死者の顔が現れる。鏡を割ると霊が解放され、祟りが始まる。
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試作 四百二十六怨
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祟りをなす貴人の怨霊
御霊
冤罪や謀略により非業の死を遂げた貴族や神の霊。その怨念は疫病や天災を引き起こす。御霊会で鎮められ神として祀られることで初めて収まる。菅原道真や早良親王が著名。
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試作 四百十五雷
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太鼓を纏い雷を放つ嵐の神
雷神
雷と嵐を司る日本の神。緑色の鬼の姿で雲上に現れ、周囲に浮かぶ太鼓を叩いて雷鳴を響かせ、落雷を放つ。風神と対をなし、俵屋宗達の屛風画で広く知られる。
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試作 四百十六風
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風の袋を抱えて天を駆ける風の神
風神
あらゆる風を袋に詰めて持ち歩く神。放すと嵐が起き、村を薙ぎ倒す。青い肌の鬼の姿をしており、雷神と肩を並べて嵐をもたらす。縁起物として神社でも祀られる。
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試作 四百十七姫
単体で見る
山頂に宿る鏡眼の山の姫神
山姫
深山の頂に棲む美しい山の女神。その双眸は磨き上げた銅鏡のように光り、見つめた者の魂をそのまま映し取る。山の異変を先取りして知り、木こりの前に現れては嵐を告げる。
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試作 四百十八獅
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深夜に動き出す神社の石の番犬
狛犬
神社の随身門に鎮座する一対の石獅子。昼は動かぬ石像だが、深夜に境内の気配が変わると台座を離れ、四肢で参道を歩き回る。朝には元の場所に戻り、誰も気づかない。
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試作 四百十九水
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暗い淵に潜む水流の鬼
水鬼
湖や深い川の底に潜む水の鬼。体は暗い流れそのものでできており、水面を乱した者の足首を掴んで引き込む。その目だけが水底から淡く光り、接近を知らせることはない。
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試作 四百二十長
単体で見る
白い帽子の八尺の女が子供を狙う
八尺様
全身白装束に白い帽子を被った身長八尺(約二四〇センチ)を超える女の霊。「ぽ……ぽ……」と低く繰り返しながら現れ、子供だけを見える。一度目を付けられた子は儀式で封印するしかない。
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試作 四百九母
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墓から糴を買いに来る幽霊の母
子育て幽霊
出産直後に死んだ母親の霊。夜ごと飴屋を訪れ、赤子に食べさせる飴を買い求める。その正体を飴屋が突き止めると、母親の墓の中で赤ん坊が生き延びていた。
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試作 四百十蹄
単体で見る
山道を徘徊する口のある鐙の怪
鐙口
山の峠道に現れる古い鐙の妖怪。馬具として使われたまま捨てられた怨みが凝り固まり、鉄の口で通行人の足を噛みつく。特に深夜の峠で馬蹄の音がするときは危険だ。
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試作 四百十一蜘
単体で見る
美女に化けて男を喰らう大蜘蛛
女郎蜘蛛
黄金色の大きなジョロウグモが年を経て妖怪となった。絶世の美女に化け、旅人を誘い込み糸で縛り上げて喰らう。谷間の古い廃屋や橋の下に巣を張り、獲物を待つ。
出典
試作 四百十二城
単体で見る
夕霧に浮かぶ幻の山城
山城の霊
廃城となった山の城に宿った霊。夕暮れ時の霧の中に完全な姿で現れ、灯籠の明かりが灯る。近づこうとすると霧に溶けて消え、翌朝には何も残っていない。
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試作 四百十三球
単体で見る
柳の下を漂う碧の霊火
柳玉
川岸の柳の木の下に出現する青緑色の光の玉。溺れ死んだ者の悲嘆が凝縮した霊火で、夜に水面を漂いながら生者を川へ引き込もうとする。柳の枝が揺れると現れる。
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試作 四百十四童
単体で見る
雨の夜に豆腐を持って現れる子の霊
雨降り小僧
雨の降る夜にだけ現れる丸顔の童の妖怪。傘と豆腐を載せた盆を持ち、濡れた石畳をとぼとぼと歩く。その豆腐を食べると体に黴が生え病む。ただじっとこちらを見つめてくる。
出典
試作 四百三煙
単体で見る
古い炉から立ち上る煙の妖
煙羅煙羅
長年使われた炉や香炉から生まれる煙の妖怪。視界を塞ぎ、喉を締め付け、迷い込んだ者を窒息させる。夜中に煙が異様な形をとる時、それが煙羅煙羅の気配だ。
出典
試作 四百四幽
単体で見る
幽世から来た透明な使者
幽世の使い
目に見えない幽世から現世に遣わされた霊的存在。半透明の体に文字が浮かび、神々の言葉を運ぶ。霊感のある者だけがその輪郭をわずかに見ることができる。
出典
試作 四百五火
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有明海に現れる神秘の海火
不知火
旧暦八月一日の夜明け、有明海の沖合に現れる無数の光の柱。近づくと離れ、遠ざかると近づく。その正体は未だ解明されず、漁師の命を奪う妖火として恐れられる。
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試作 四百六川
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九州の川に潜む甲羅の童
河太郎
九州に伝わる川の怪。頭に水を入れた皿を乗せ、甲羅を持つ。その水が枯れると力を失う。泳ぐ者の足を引っ張り深みへ誘い込む。河童と同種とも別種とも言われる。
出典
試作 四百七双
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前後に顔を持つ四腕の古代鬼
両面宿儺
日本書紀に記された古代の怪物。一つの体に二つの顔が前後に付き、四本の腕を持つ。飛騨の山を根拠地として人を喰らい、大和朝廷に討伐されるまで荒ぶり続けた。
出典
試作 四百八衛
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夜になると動き出す神社の武人像
随身
神社の随身門に置かれた武人の石像が、深夜に動き出し境内を巡回する。弓と矢を携え、神域を守るために設置されたその像は、不浄な者が近づくと矢を番える。
出典
試作 四百六十三腕
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四本の腕で剣を構える武具の妖怪
アームズマン
武器庫に残された古い甲冑と剣がひとつに絡み合い、四本の腕を持つ守衛として動き出す。近づく者の間合いを読み、複数の腕で同時に斬りかかる。
出典
試作 四百六十四冷
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冷気をまとった小さな象の妖怪
フィジファント
水辺に現れる震える象の妖怪。長い鼻から冷たい水しぶきを吹き、周囲の空気を薄く凍らせる。臆病だが追い詰められると氷片を飛ばす。
出典
試作 四百六十五牙
単体で見る
重い体と牙で押し通る象の妖怪
トウファント
巨大化した象の妖怪。鋼のような皮膚と硬い牙を持ち、進路をふさぐものを水圧と体当たりで押し流す。動きは遅いが止めることは難しい。
出典
試作 四百六十六壁
単体で見る
顔のノズルから水を噴く防壁の妖怪
ブロウケード
水門や防波堤に宿る壁の妖怪。正面の顔から強い水流を吐き、敵を近づけない。体は四角く重く、盾のようにその場へ踏みとどまる。
出典
試作 四百六十七鉛
単体で見る
鉛の重りを引きずる赤い風船の妖怪
レッドバルーン
浮かぼうとしても鉛の重りに引き戻される風船の妖怪。ふわふわと揺れながら近づき、重い鎖で足を絡め取る。軽さと重さが同時に動く不気味な姿を持つ。
出典
試作 四百六十八山
単体で見る
怒りで割れ目を赤く光らせる山の妖怪
マッドマウンテン
古い山肌が怒りをため込み、歩く岩山となった妖怪。体の割れ目から赤い熱が漏れ、地面を踏み鳴らすたびに小石を飛ばす。近づくほど圧が増す。
出典
試作 四百六十九溶
単体で見る
溶岩を王冠のように噴き上げる山の妖怪
ラヴァロード
火山の怒りから生まれた溶岩の王。黒い岩殻の内側に赤い熱を抱え、頭上から炎を噴き上げる。足元の地面を焼き、近づく者の退路をふさぐ。
出典
試作 四百七十悪
単体で見る
赤い拳と尖った髪を持つ荒くれ妖怪
バデュード
路地裏の悪意が形になった喧嘩好きの妖怪。赤い拳を振り上げ、鎖を鳴らしながら相手を挑発する。粗暴だが反応は速く、攻撃の隙を狙ってくる。
出典
試作 四百七十一猛
単体で見る
角と重い腕で押し切る荒武者の妖怪
ブルッフ
乱暴者の魂がさらに重く固まった妖怪。短い角と太い腕を持ち、正面から受け止めた相手を力で押しつぶす。怒るほど体が硬くなる。
出典
試作 四百七十二犀
単体で見る
一本角で突進する小型の犀妖怪
ライノギン
石畳を削りながら走る犀の妖怪。小柄だが額の角は鋭く、標的を見つけると一直線に突っ込む。背中の装甲板が衝撃を逃がす。
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試作 四百七十三巨
単体で見る
二本角を備えた巨大な犀の妖怪
ライノーマス
巨大化した犀の妖怪。厚い黒い皮膚と二本の角を持ち、壁も門もまとめて押し破る。動くたびに地面が沈み、正面に立つ者は逃げ場を失う。
出典
試作 四百七十四角
単体で見る
角をいくつも飾る黄金の犀妖怪
ホーナプレンティ
角の力を過剰に集めた犀の妖怪。額から複数の角が枝のように伸び、黄金の体に赤い飾りを光らせる。突進だけでなく角を振って広く薙ぎ払う。
出典
試作 四百七十五城
単体で見る
第三の印を持つ小さな城壁の妖怪
キャステリウス三世
古い城門の石材に宿った妖怪。胸に三本の印を刻み、低い塔のような体で通路をふさぐ。見た目より軽く、隙間を詰めるように素早く動く。
出典
試作 四百七十六城
単体で見る
第二の印を持つ金縁の城壁妖怪
キャステリウス二世
城壁の妖怪がより厚くなった姿。二本の印と金の笠木を持ち、防御の型を崩さない。相手の攻撃を受け止め、反動で押し返す。
出典
試作 四百七十七王
単体で見る
第一の印と冠を持つ黒い城塔の妖怪
キャステリウス一世
城門の中核に宿る上位の城壁妖怪。胸に一本の印を刻み、冠のような尖塔を並べる。正面からの攻撃をほとんど通さず、重い威圧で敵を下がらせる。
出典
試作 四百七十八極
単体で見る
黄金の城塞となった最上位の城壁妖怪
キャステリウス最大
城壁妖怪が最大まで力を集めた姿。黄金の石材と赤い笠木を持ち、砦そのもののように立ちはだかる。近づく者には塔の影が圧し掛かる。
出典
試作 四百九十七機
単体で見る
鋼鉄の装甲を持つ未来の猫妖怪
ロボニャン
猫妖怪を模した機械の体に、硬い装甲と内蔵兵器を備える。感情を抑えた動作で敵を測り、正確な一撃を放つ。
出典
試作 四百九十八霊
単体で見る
宙に浮かぶ白い案内役の妖怪
ウィスパー
丸い白霊の姿で漂い、妖怪について大げさに説明する案内役。軽い体を揺らしながら主人のそばを離れない。
出典
試作 四百九十九金
単体で見る
黄金装甲で輝く機械猫の妖怪
ゴルニャン
全身を黄金の金属で覆った機械猫。重い装甲をものともせず跳び、胸の輪を光らせて強烈な衝撃を放つ。
出典
試作 五百恋
単体で見る
恋心を振りまく桃色の妖怪
モテモ天
桃色の小さな体から心形の気配を散らし、取り憑いた者を急に魅力的に見せる。
出典
試作 五百一鼻
単体で見る
長い鼻を伸ばす緑色の妖怪
ハナホ人
異様に長い鼻を伸ばし、周囲へ怪しい息を漂わせる。鼻先は獲物の気配を追うように絶えず動く。
出典
試作 五百二美
単体で見る
黄金の毛並みを誇る美貌の犬妖怪
イケメン犬
整えた黄金の毛並みと堂々とした立ち姿で見る者を魅了する。頭の飾り毛は感情に合わせて広がる。
出典
試作 五百三療
単体で見る
赤い看護帽をかぶる白猫の妖怪
ナースニャン
白い体と赤い看護帽を持つ猫妖怪。傷ついた仲間へ駆け寄り、胸の印を光らせて力を戻す。
出典
試作 五百四蛇
単体で見る
白黒模様をまとった希少な蛇妖怪
パンダ蛇
丸い白黒模様を持つ珍しい蛇妖怪。短い体を弾ませ、黒い斑点を揺らしながら素早く逃げる。
出典
試作 五百五花
単体で見る
花を咲かせて命を癒やす老妖怪
花さか爺
緑の衣と花弁の冠を持つ老妖怪。枯れた場所へ花を咲かせ、弱った仲間へ生命の力を分け与える。
出典
試作 五百六鬼
単体で見る
黄金の肌と巨大な棘棒を持つ伝説の鬼
山吹鬼
二本角と牙を持つ黄金色の鬼。紫の首布をまとい、巨大な棘棒を軽々と振り回す。
出典
試作 五百七眼
単体で見る
油の体から三つの頭を伸ばす異形の妖怪
ミツマタノヅチ
紫色の三つの頭と長い舌を持つ爬虫類妖怪。燃えやすい油を体から流し、三つの口の間で一つ目を移す。
出典
試作 五百八湯
単体で見る
湯桶を振るう巨大な豚兎の妖怪
のぼせトンマン
角と垂れ耳を持つ丸い豚兎の妖怪。両手の湯桶で腹を守り、周囲の湯を耐えられないほど熱くする。
出典
試作 五百九釣
単体で見る
帆船と一体化した湖の釣り守
つられたろう丸
木造船から上半身を現す青緑色の釣り妖怪。頭上の竿と帆を操り、湖の魚と水流を支配する。
出典
試作 五百十巨
単体で見る
額の大きな傷を見せる霧の巨人
おぼろ入道
青白い巨大な人型妖怪。禿げた頭に大きな十字傷を刻み、下半身を夜霧へ溶かして街を見下ろす。
出典
試作 五百十一武
単体で見る
小さな操者を胸に隠す巨大な亡霊鎧
亡霊武者
赤い鬼面と金飾りの甲冑をまとう亡霊武者。胸当ての奥では小さな操者が鎧を動かし、長刀を振るう。
出典
試作 五百十二蛛
単体で見る
背に髑髏模様を持つ巨大な夜蜘蛛
鬼くももん
暗褐色の腹と桃色の頭を持つ巨大蜘蛛。背中には黄色い髑髏模様が浮かび、棘のある脚と大牙で夜の校舎を這う。
出典
試作 五百十三医
単体で見る
露出した心臓を点滴につなぐ狂気の院長
やぶれかぶれ院長
白衣と巨大な額帯鏡を身につけた医師妖怪。胸の心臓を点滴へつなぎ、三本のメスで相手の心と神経を奪う。
出典
試作 五百十四烏
単体で見る
白い触腕を髪と髭にする巨大な烏賊妖怪
イカカモネ議長
灰色の肌と十本の白い触腕を持つ烏賊の妖怪。二本を髭、残りを髪のように垂らし、吸盤の口を持つ両手を振るう。
出典
試作 五百十五輪
単体で見る
五つの火を連れ黄金輪に浮かぶ両面の首
あおべえあかべえ
巨大な黄金輪の中に浮かぶ青い首。輪の周囲には五つの火が灯り、上下を反転すると顔と炎が赤く変わる。
出典
試作 五百十六鳥
単体で見る
座布団に座り二つの舌箱を従える大鳥
つづらチュン太夫
紫の着物をまとい、扇を持って座る巨大な鳥妖怪。頭上の二つの箱は牙と長い舌を持ち、近づく者の動きを封じる。
出典
試作 五百十七封
単体で見る
封印札の炊飯釜に閉じ込められた暗黒の塊
どんどろ
巨大な炊飯釜から現れる黒い妖怪。赤い目と大口、細長い腕を持ち、蓋に並ぶ封印札が外れるたび災厄の力を増す。
出典
試作 五百十八巫
単体で見る海神の力を宿す依代の姫
玉依姫
神霊を身に降ろす巫女の姫。潮の衣と玉の光をまとい、海と人の世界を結ぶ。
出典
試作 五百十九火
単体で見る炎の誕生と破壊を司る火神
火産霊
燃え盛る炎を体内に抱く火の神。歩いた跡には赤い火花と新しい熱が残る。
出典
試作 五百二十天
単体で見る天地の中心に現れた始原の神
天之御中主
世界の始まりに高天原へ現れた独神。星の輪と静かな光をまとい、天の中心に立つ。
出典
試作 五百二十一葦
単体で見る芽吹く葦の生命を象徴する神
宇摩志阿斯
泥海から伸びる葦芽のように現れた生命神。細い体から緑の光を広げ、大地を目覚めさせる。
出典
試作 五百二十二翔
単体で見る天磐船で地上へ降りた天空神
饒速日
天磐船を操り空から降臨した神。金属の翼と光る武具で空と地上を結ぶ。
出典
試作 五百二十三木
単体で見る樹木の種を国土へ運ぶ森神
五十猛
各地へ木の種をまき森を生んだ神。枝角と木刀を持ち、足元から若木を伸ばす。
出典
試作 五百二十四土
単体で見る巨岩の体で道を塞ぐ重厚な妖怪
ドロンプ
硬い岩盤をまとった大型妖怪。太い腕を地面へ打ち込み、岩壁と衝撃波を起こす。
出典
試作 五百二十五水
単体で見る渦巻く水を体に蓄える大妖怪
スウォッシュ
丸い巨体の内側で水流を回す妖怪。腕を振るたび大波が生まれ、周囲を押し流す。
出典
試作 五百二十六舞
単体で見る派手な衣装で視線を奪う舞姫妖怪
ダザベル
大きな髪飾りと鮮やかな衣装をまとい、舞いながら見る者の注意を独占する。
出典
試作 五百二十七骸
単体で見る骨の体で踊り続ける骸骨妖怪
ラテル
細い骨格と長い髪を持つ骸骨の踊り手。関節を鳴らし、不自然な角度で回り続ける。
出典
試作 五百二十八骨
単体で見る扇を広げ優雅に舞う骸骨の女王
スケレベラ
装飾された骨と扇を持つ骸骨妖怪。美しい舞の途中で体を分解し、別の位置で組み直す。
出典
試作 五百二十九蝉
単体で見る小刀を携えた緑の蝉武者
カディン
葉のような翼と小さな刀を持つ蝉妖怪。木の幹へ隠れ、音もなく斬り込む。
出典
試作 五百三十刃
単体で見る二刀と硬い羽を得た蝉剣士
カダブル
大型の翅と二本の刃を備えた蝉武者。空中で向きを変え、交差する斬撃を放つ。
出典
試作 五百三十一歌
単体で見る腹を震わせ歌う赤い蝉妖怪
シングカダ
赤い体と大きな透明翅を持つ蝉妖怪。腹部を共鳴させ、相手の動きを乱す大声を放つ。
出典
試作 五百三十二氷
単体で見る冷気を吐く小さな氷犬
パプシクル
霜に覆われた耳と尾を持つ小型犬妖怪。吐息で床を凍らせ、滑るように走る。
出典
試作 五百三十三雪
単体で見る氷冠と吹雪をまとう雪犬
チルワワ
鋭い氷の毛並みを持つ犬妖怪。尾を振るだけで吹雪を起こし、周囲を白く閉ざす。
出典
試作 五百三十四熱
単体で見る灼熱の毛皮を持つ炎犬
スウェルテリア
赤熱する毛皮と炎の尾を持つ犬妖怪。走った道を焦がし、口から熱波を吐く。
出典
試作 五百三十五棘
単体で見る全身から鋭い棘を伸ばす猫妖怪
トゲニャン
青い体毛の間から無数の棘を突き出す猫妖怪。丸まって回転し、近づく者を弾き飛ばす。
出典
試作 五百三十六不
単体で見る革服と逆立つ髪の不良猫
バッドニャン
鋭く逆立つ髪と不良の衣装をまとった猫妖怪。重い拳と尾の一撃で正面から挑む。
出典
試作 五百三十七話
単体で見る秘密を話させる小さな老婆妖怪
タトルテル
大きな口と杖を持つ老婆妖怪。取り憑いた者の舌を止まらなくし、秘密まで話させる。
出典
試作 五百三十八吹
単体で見る氷晶の衣で吹雪を呼ぶ雪姫
ブリザリア
青白い髪と氷の衣を持つ雪の妖怪。扇を開くと冷気が渦を巻き、瞬時に吹雪へ変わる。
出典
試作 五百四十砂
単体で見る砂時計の力を操る砂の女王
サンディ
黄金の砂と長い衣をまとった妖怪。砂時計を傾け、周囲の動きを遅らせる。
出典
試作 五百四十一眠
単体で見る枕を抱え眠気を広げる巨体
スランバー
重いまぶたと大きな枕を持つ妖怪。ゆっくり呼吸するたび、周囲へ深い眠気が広がる。
出典
試作 五百四十二舌
単体で見る長い舌と膨れた体の怪妖
フレルグ
大きく膨らんだ体から長い舌を伸ばす妖怪。粘液を飛ばし、獲物の動きを封じる。
出典
試作 五百四十三猫
単体で見る二本の火尾を持つ赤い地縛猫
ジバニャン
赤い体と腹巻、二本の火尾を持つ猫妖怪。素早い連続拳で正面の敵へ挑む。
出典
試作 五百四十四狛
単体で見る青い渦角を持つ白い狛犬妖怪
コマさん
白い体と青い渦巻き角を持つ狛犬妖怪。二つの火袋を揺らしながら素朴に歩く。
出典
試作 五百四十五虎
単体で見る虎縞と緑の渦角を持つ狛犬妖怪
コマじろう
黄色い虎縞と緑の渦角を持つ狛犬妖怪。小さな火袋を連れ、兄の後を素早く追う。
出典
試作 五百五十二掃
単体で見る泡立つ大箒を構える掃除侍
かたづ家来
清の印がある白帽子と青い装束をまとう小さな侍妖怪。緑の大箒を振り、触れた場所を徹底的に磨く。
出典
試作 五百五十四米
単体で見る梅干しの鼻と海苔髪を持つおにぎり武者
おにぎり侍
三角のおにぎり頭に海苔の髪と梅干しの鼻を持つ侍妖怪。緑の羽織を翻し、細身の刀で斬り込む。
出典
試作 五百五十七鳥
単体で見る星条の服と帽子をまとう拳銃持ちのペリカン
アペリカン
黄色い眼鏡とカウボーイ帽を着けたペリカン妖怪。星条模様の服、長い房飾り、腰の拳銃を誇らしげに見せる。
出典
試作 五百六十一足音
単体で見る夜の道をぬるりと追う足音の妖怪
べとべとさん
足音だけが先に届く、ぬるりとした夜道の妖怪。後ろを歩く者の気配を追いかけ、道を譲らせる。
出典
試作 五百六十四火
単体で見る狐が灯す怪火の妖怪
狐火
夜の野原に連なる青白い炎。狐の尾から零れる霊火が旅人を惑わす。
出典
試作 五百六十七器
単体で見る捨てられた草履の付喪神
化け草履
放置された草履が命を得て走り回る付喪神。目と口を持ち夜中に家を駆け巡る。
出典
試作 五百七十獣
単体で見る幽霊と化した古狸の妖怪
化け狸
死後も化ける力を失わぬ古狸の霊。葉を頭に乗せ腹を叩きながら夜道を徘徊する。
出典
試作 五百七十三僧
単体で見る白く濁った目を持つ怪僧
白蔵主
白く濁った目を持つ盲目の老僧。杖を突いて寺を彷徨い、経を唱え続ける。
出典
試作 五百七十六雷
単体で見る怨霊と化した雷神の貴族
道真公
無実の罪で流された学者の怨霊。雷を操り都に災いをもたらす天神の化身。
出典
試作 五百七十九器
単体で見る墨と筆を操る硯の付喪神
硯の付喪神
百年を経た硯が目覚めた付喪神。自ら筆を振るい、墨で呪文を記す。
出典
試作 五百八十二火
単体で見る古戦場に浮かぶ鬼火の妖怪
古戦場火
合戦跡に漂う無数の鬼火。戦死者の怨念が青白い炎となり、兜の影が揺らめく。
出典
試作 五百八十五鳥
単体で見る死児の魂を運ぶ呪いの梟
祟りモッケ
巨大な目を持つ不吉な梟。夭折した子の魂を翼に乗せ夜空を飛ぶ。
出典
試作 五百八十八霊
単体で見る戦場跡に現れる亡霊の集合体
古戦場
霧の中に旗と槍が浮かぶ亡霊の戦場。兜だけが宙に漂い、怨嗟の声が響く。
出典
試作 五百九十一海
単体で見る大海を泳ぐ巨大な蛇の妖怪
海蛇
船を沈める巨大な海蛇。鱗は鉄のように硬く、角を持つ頭が波間から覗く。
出典
試作 五百九十四魔
単体で見る鵺を封じた布包みの妖怪
鵺包み
退治された鵺を封じた風呂敷が動き出す。中から触手が這い出し、黒い煙を纏う。
出典
試作 五百九十七姫
単体で見る姫路城天守に棲む妖怪姫
刑部姫
城の最上階に隠れ棲む妖狐の姫。千里眼で城下を見渡し、侵入者を惑わす。
出典
試作 六百狐
単体で見る九本の尾を持つ大妖狐
九尾
千年を生きた狐が得る九本の尾。尾の先に霊火を灯し、国を傾ける力を持つ。
出典
試作 六百三僧
単体で見る一つ目の青い坊主妖怪
青坊主
青い肌に一つ目の僧形妖怪。寺の廃墟に現れ、通行人を睨みつける。
出典
試作 六百六光
単体で見る金色に輝く巨大な目玉の妖怪
金目玉
夜空に浮かぶ巨大な金色の目玉。棘を放ち、見つめられた者は動けなくなる。
出典
試作 六百九鉄
単体で見る鉄の体を持つ武器の付喪神
鉄棒
百年を経た鉄棒が意思を持った付喪神。全身に棘を纏い、鉄の拳を振るう。
出典
試作 六百十二獣
単体で見る針を飛ばす妖怪針鼠
針鼠
背中の無数の針を飛ばして敵を刺す妖怪鼠。丸くなると鉄の毬のようになる。
出典
試作 六百十五海
単体で見る墨を吐く巨大な烏賊の妖怪
烏賊物
深海から這い上がる巨大な烏賊の化け物。十本の触手と墨の雲で船を沈める。
出典
試作 六百十八忍
単体で見る角を持つ忍びの鬼妖怪
角半蔵
額に一本の角を隠し持つ忍びの鬼。闇に溶け込み、赤い布を翻して斬りかかる。
出典
試作 六百二十一猫
単体で見る二又の尾を持つ怪猫の妖怪
怪猫
尾が二股に分かれた化け猫。青い鬼火を従え、夜な夜な踊り狂う。
出典
試作 六百二十四天
単体で見る鞍馬山に君臨する天狗の王
僧正坊
天狗の中の大天狗。羽団扇を振るい嵐を起こし、武芸者に剣術を授ける。
出典
試作 六百二十七蛇
単体で見る神の使いたる白蛇の妖怪
白蛇
純白の鱗と金の角を持つ神聖な蛇。弁財天の使いとされ、富をもたらす。
出典
試作 六百三十水
単体で見る水を司る神格の妖怪
水神
河川と湖沼を守護する水の神。三叉の鉾を持ち、波を自在に操る。
出典
試作 六百三十三幻
単体で見る海上に現れる幻の楼閣の妖怪
蜃気楼
巨大な蛤が吐く息で空に楼閣が現れる。近づく者は二度と戻れない。
出典
試作 六百三十六器
単体で見る畳が化けた付喪神
化け畳
踏まれ続けた畳が怒りで目覚めた付喪神。夜中に部屋を歩き回り住人を驚かす。
出典
試作 六百三十九面
単体で見る福を招くふくよかな面の妖怪
お多福
丸い頬と小さな口の福面の精霊。笑顔で現れた家には福が訪れるという。
出典
試作 六百四十二獣
単体で見る山を駆ける神狼の妖怪
山犬
山奥に棲む巨大な狼の神。旅人を守護するが、無礼者は容赦なく襲う。
出典
試作 六百四十五雷
単体で見る雷を纏う鬼の妖怪
雷鬼
雷雲から現れる太鼓を持つ鬼。稲妻を体に纏い、轟音と共に天を裂く。
出典
試作 六百四十八器
単体で見る井戸の釣瓶が化けた妖怪
釣瓶
古い井戸の釣瓶が命を宿した付喪神。縄を垂らして通行人を引きずり込む。
出典
試作 六百五十一風
単体で見る風を纏う球体の精霊
風玉
旋風の中に宿る透明な精霊。木の葉を巻き込み、渦を描いて空を漂う。
出典
試作 六百五十四闇
単体で見る月夜に現れる影の暗殺者
月影
三日月を額に宿す闇の剣士。月光の下でのみ姿を現し、音もなく忍び寄る。
出典
試作 六百五十七火
単体で見る炎を纏う不死鳥の妖怪
火の鳥
全身が燃え盛る霊鳥。灰の中から蘇り、翼の炎で闇を焼き払う。
出典
試作 六百六十武
単体で見る漆黒の鎧を纏う亡霊武者
黒兵衛
戦場で散った武者の怨霊。黒い甲冑に身を包み、刀を片手に夜を彷徨う。
出典
試作 六百六十三岩
単体で見る巨岩が意志を持った地霊
岩神
苔むした巨岩が立ち上がった地の精霊。山を守り、侵入者を岩雪崩で押し潰す。
出典
試作 六百六十六砂
単体で見る砂浜から這い出る砂の精霊
砂浜
波打ち際の砂が意志を持って動く精霊。小旗を立て、波と戯れる。
出典
試作 六百六十九蟲
単体で見る影に潜む六本脚の蟲の妖怪
影蟲
暗がりに棲む巨大な影の蟲。半透明の羽を広げ、闇の中を音もなく飛ぶ。
出典
試作 六百七十二植
単体で見る鎧を纏った竹の付喪神
鎧竹
武者の鎧を身に纏った竹の精霊。鉄の節目を光らせ、竹林を守護する。
出典
試作 六百七十五器
単体で見る提灯が化けた付喪神
化け提灯
百年使われた提灯が目を開き舌を出す。炎の中に顔が浮かび、道行く人を驚かす。
出典
試作 六百七十八獣
単体で見る地中を掘り進む巨大土竜の妖怪
大土竜
山を丸ごと掘り崩す巨大な土竜の怪獣。鋭い爪で地面を裂き、地震を起こす。
出典
試作 六百八十一蟲
単体で見る雨を操る水蜘蛛の妖怪
雨蜘蛛
雨の日だけ現れる水の蜘蛛。透明な糸で雨粒を集め、水の巣を張る。
出典
試作 六百八十四鉄
単体で見る鋼鉄の体を持つ鍛冶の巨人
黒鉄
溶鉱炉から生まれた鉄の巨人。巨大な槌を振るい、刀を鍛え続ける。
出典
試作 六百八十七神
単体で見る小さな祠に宿る精霊
祠
山道の傍に佇む小さな祠の精霊。供物を忘れた旅人に祟りをもたらす。
出典
試作 六百九十縁
単体で見る赤い糸で縁を結ぶ妖怪
縁結び
赤い糸を操り、人と人の縁を結ぶ精霊。時に悪戯で奇妙な縁も紡ぐ。
出典
試作 六百九十三雪
単体で見る吹雪を纏う雪の老婆
雪婆
吹雪の中から現れる白衣の老婆。凍てつく息で旅人を雪に埋める。
出典
試作 六百九十六雷
単体で見る太鼓を叩く雷の鬼神
雷
雷雲の上で太鼓を叩き、稲妻を地に落とす鬼神。轟音は天地を揺るがす。
出典
試作 六百九十九器
単体で見る歯車で動く江戸の自動人形
からくり
職人が魂を込めた自動人形。茶を運び、踊り、時に主人の命に背く。
出典
試作 七百二壁
単体で見る道を塞ぐ巨大な壁の妖怪
塗壁被り
突然道を塞ぐ巨大な壁。ひび割れた表面に目が光り、通行人を拒む。
出典
試作 七百五器
単体で見る瓢箪が化けた付喪神
化け瓢箪
酒を吸い過ぎた瓢箪が酔って動き出す付喪神。蔓を伸ばし千鳥足で歩く。
出典
試作 七百八神
単体で見る神社を守る石造りの獅子
石狛犬
苔むした石の狛犬が夜に動き出す。巻毛の鬣を揺らし、神域を守護する。
出典
試作 七百十一器
単体で見る火縄銃が化けた付喪神
化け鉄砲
戦場で使われた火縄銃が怨念で目覚めた。硝煙を吐き、主なき銃声を轟かす。
出典
試作 七百十四器
単体で見る蟲籠が化けた付喪神
化け蟲籠
蛍を閉じ込め続けた籠が命を宿す。中から緑の光が漏れ、夜道を照らす。
出典
試作 七百十七岩
単体で見る小石が集まり巨岩となった精霊
さざれ石
千年かけて小石が苔と共に巨岩となった地の精霊。動かざること山の如し。
出典
試作 七百二十器
単体で見る空を飛ぶ蔵の妖怪
飛び蔵
嵐の夜に蔵が丸ごと空を飛ぶ。雲に隠れ、朝には別の場所に着地している。
出典
試作 七百二十三怪
単体で見る耳まで裂けた口の女妖怪
口裂け坊
白い衣に隠された耳まで裂けた口。鋏を手に「私きれい?」と囁く。
出典
試作 七百二十六法
単体で見る錫杖に宿る僧侶の霊
錫杖
高僧の錫杖に宿った念。金輪を鳴らしながら独りで歩き、魔を祓う。
出典
試作 七百二十九祭
単体で見る張りぼてが命を持った祭りの妖怪
張りぼて
祭りの山車の張りぼてが魂を宿す。紙の体で踊り、祭りの後も消えない。
出典
試作 七百三十二書
単体で見る古書が化けた文の付喪神
文月
百年読まれ続けた書物が文字と共に目覚める。頁を散らしながら歩き回る。
出典
試作 七百三十五器
単体で見る下駄が化けた付喪神
付喪下駄
片方だけ残された下駄が寂しさで目覚める。カランコロンと夜道を歩く。
出典
試作 七百三十八岩
単体で見る洞窟そのものが妖怪となった地霊
洞窟
山腹に開いた口のような洞窟。鍾乳石の牙で獲物を飲み込む生きた洞穴。
出典
試作 七百四十一餅
単体で見る正月の鏡餅が化けた付喪神
鏡餅
正月を過ぎても割られなかった鏡餅が目覚める。蜜柑の冠を被り、ゆっくり歩く。
出典
試作 七百四十四鬼
単体で見る嫉妬に燃える般若の面
裏般若
嫉妬と怒りで歪んだ般若の面。涙を流しながらも角を光らせ、憎しみで燃える。
出典
試作 七百四十七獣
単体で見る山彦を返す小さな獣の妖怪
山彦子
山の谷間に棲む小さな緑の獣。声を返す波紋を纏い、木霊を操る。
出典
試作 七百五十鬼
単体で見る旅人を喰らう鬼婆
山鬼婆
山奥に棲む恐ろしい老婆。杖を振るい、牙を剥いて旅人を襲う。
出典
試作 七百五十三怨
単体で見る怨念に取り憑かれた女の幽霊
累
顔に傷を持つ白衣の女幽霊。長い黒髪を引きずり、霧の中から現れる。
出典
試作 七百五十六従
単体で見る闇に仕える忠実な下僕の妖怪
下僕
主に忠実な闇の従者。槍を手に、影の中から命令を待つ。
出典
試作 七百五十九鳥
単体で見る美声で人を惑わす鶯の妖怪
化け鶯
翡翠色の羽を持つ妖鶯。歌声は音符の光となり、聞く者を眠らせる。
出典
試作 七百六十二魚
単体で見る空を飛ぶ妖怪飛魚
飛び魚
水面から飛び出し、透明な翼で空を滑空する妖魚。水滴を散らしながら飛ぶ。
出典
試作 七百六十五武
単体で見る水滸の英雄が化けた武者の妖怪
水滸伝
金の冠を被った武者の亡霊。赤い鎧に身を包み、槍を構えて戦場に立つ。
出典
試作 七百六十八影
単体で見る影に潜む武者の妖怪
影武者
主君の影となり身代わりを務める闇の武者。鋼の兜に光る目だけが見える。
出典
試作 七百七十一怪
単体で見る首が伸びる女の妖怪
裏轆轤首
夜な夜な首が蛇のように伸びる女。曲がりくねった首で天井を覗く。
出典
試作 七百七十四山
単体で見る山奥に棲む老いた山の精霊
山爺
苔むした杖を突く山の老精霊。頭に葉を乗せ、深い山道を静かに歩む。
出典
試作 七百七十七海
単体で見る嵐の海から現れる巨大な黒影
大海坊主
荒れた海面から聳え立つ漆黒の巨体。波紋を纏い、船を飲み込む。
出典
試作 七百八十武
単体で見る矛と盾が合体した武器の付喪神
盾矛
戦場に置き去りにされた矛と盾が一体化した付喪神。旗を掲げ、主を探す。
出典
試作 七百八十三蟲
単体で見る水面を歩く蜘蛛の妖怪
水蜘蛛
水面に浮かぶ透明な蜘蛛。八本の脚で波紋を描きながら池を渡る。
出典
試作 七百八十六霊
単体で見る青白く燃える魂の炎
裏人魂
墓場に漂う青い魂の炎。尾を引きながら夜空を泳ぎ、火花を散らす。
出典
試作 七百八十九武
単体で見る派手な装いの傾奇者の妖怪
傾奇者
逆立つ髪に金の飾り、赤い着物の伊達者。刀を腰に、闊歩する。
出典
試作 七百九十二神
単体で見る注連縄に宿る結界の精霊
注連縄
神域を守る注連縄の精霊。紙垂を揺らし、鳥居の間で光を放つ。
出典
試作 七百九十五蟲
単体で見る巨大な雀蜂の妖怪
化け雀蜂
人の拳ほどの巨大な雀蜂。透明な翼を震わせ、毒針で獲物を狙う。
出典
試作 七百九十八木
単体で見る古木に宿る小さな木霊
木霊子
枝から顔を出す小さな白い木霊。緑の光に包まれ、森を見守る。
出典
試作 八百一怪
単体で見る体に無数の顔が浮かぶ妖怪
人面瘡
肌に無数の小さな顔が浮かぶ奇病の妖怪。顔は笑い、泣き、囁く。
出典
試作 八百四蟲
単体で見る鋏の爪で髪を切る蟲の妖怪
裏髪切
鋼の鋏爪を持つ闇の蟲。夜中に忍び寄り、眠る人の髪を切り落とす。
出典
試作 八百七器
単体で見る釣鐘が化けた付喪神
化け釣鐘
百年鳴り続けた寺の釣鐘が目覚める。自ら揺れて鳴り、夜の境内を歩く。
出典
試作 八百十船
単体で見る古い船が化けた付喪神
付喪船
港に打ち捨てられた船が海に戻ろうと動き出す。帆を張り、波を越える。
出典
試作 八百十三闇
単体で見るお歯黒を塗った闇の女妖怪
鉄漿人
黒い歯を光らせる白い顔の女。闇の中から微笑み、通行人を惑わす。
出典
試作 八百十六雷
単体で見る四つの太鼓を叩く雷神の化身
大雷電
四つの太鼓を纏い、稲妻を六条放つ荒々しい雷神。角を生やし、天を割る。
出典
試作 八百十九魚
単体で見る地震を起こす巨大鯰の妖怪
大鯰
地の底に眠る巨大な鯰。長い髭を揺らし、一暴れすれば大地が震える。
出典
試作 八百二十二神
単体で見る神輿が化けた付喪神
化け神輿
祭りの後に置き去りにされた神輿が自ら歩き出す。金の鳳凰を頂き、鈴を鳴らす。
出典
試作 八百二十五影
単体で見る影だけで存在する妖怪
影法師
実体を持たない影だけの存在。薄暗い道に現れ、人の後ろをつけてくる。
出典
試作 八百二十八鬼
単体で見る天の邪鬼の亜種
裏天邪鬼
赤い角を生やした小さな緑の鬼。何でも逆らい、尻尾を振って逃げる。
出典
試作 八百三十一器
単体で見る畳が化けた付喪神
付喪畳
百年敷かれ続けた畳が足を生やして歩き出す。い草の模様を揺らし、部屋を徘徊する。
出典
試作 八百三十四器
単体で見る唐傘が化けた赤い付喪神
赤唐傘
赤い唐傘が一本足で跳ね回る。大きな目と舌を出し、雨の日に踊る。
出典
試作 八百三十七祭
単体で見る福笑いの顔がずれた妖怪
福笑い
正月の遊びから生まれた顔のずれた妖怪。目も鼻も口もあるべき場所にない。
出典
試作 八百四十鬼
単体で見る一つ目の坊主の妖怪
裏一つ目
額に巨大な一つ目を光らせる坊主。布の衣を纏い、静かに佇む。
出典
試作 八百四十三獣
単体で見る古い猿の人形が化けた付喪神
付喪猿
寺に奉納された猿の人形が動き出す。丸い尻尾を振り、屋根を飛び回る。
出典
試作 八百四十六器
単体で見る太鼓が化けた付喪神
付喪太鼓
祭りで叩かれ続けた太鼓が自ら鳴り出す。撥を手に持ち、リズムを刻む。
出典
試作 八百四十九獣
単体で見る鎌の刃を持つ旋風の鼬
裏鎌鼬
旋風と共に現れる白い鼬。鋼の爪で風を裂き、一瞬で切り傷を残す。
出典
試作 八百五十二怪
単体で見る顔のない女の妖怪
裏のっぺらぼう
白い顔に目も鼻も口もない女。振り向いた瞬間、のっぺりとした顔が現れる。
出典
試作 八百五十五獣
単体で見る鳥居の上に潜む毛むくじゃらの獣
裏おとろし
長い毛に覆われた恐ろしい獣。鳥居の上から不敬な者を睨みつける。
出典
試作 八百五十八木
単体で見る血を吸う妖樹
裏樹木子
戦場の血を吸って育った妖樹。赤い樹液を滴らせ、枝で獲物を絡め取る。
出典
試作 八百六十一火
単体で見る青く燃える鬼火の群れ
裏鬼火
六つの青い炎が群れをなして漂う。尾を引き、闇の中で脈動する。
出典
試作 八百六十四天
単体で見る翼を持つ大天狗の化身
裏大天狗
長い鼻と黒い翼を持つ山の王。団扇を手に、嵐を呼ぶ。
出典
試作 八百六十七獣
単体で見る猫の人形が化けた付喪神
付喪猫
招き猫の人形が本物の猫のように動き出す。髭を揺らし、尻尾を振る。
出典
試作 八百七十器
単体で見る三味線が化けた付喪神
付喪三味線
百年弾かれた三味線が自ら音を奏でる。撥を手に持ち、夜な夜な踊る。
出典
試作 八百七十三器
単体で見る鈴が化けた金の付喪神
付喪鈴
神社の鈴が目覚め、リンリンと鳴りながら歩く。金色の波紋を纏う。
出典
試作 八百七十六武
単体で見る槍が化けた武器の付喪神
付喪槍
戦場で血を吸った槍が主を求めて歩く。赤い旗を纏い、鋼の体で進む。
出典
試作 八百七十九器
単体で見る鏡が化けた付喪神
付喪鏡
百年映し続けた鏡が光を纏って歩き出す。白い光で周囲を照らす。
出典
試作 八百八十二器
単体で見る布団が化けた付喪神
付喪布団
百年使われた布団が寝返りを打って動き出す。掛け布団を被り、のそのそ歩く。
出典
試作 八百八十五器
単体で見る茶碗が化けた付喪神
付喪茶碗
茶の湯で使われた茶碗が湯気を立てて歩く。取っ手を腕にし、抹茶色に輝く。
出典
試作 八百八十八器
単体で見る箒が化けた付喪神
付喪箒
毎日掃かれ続けた箒が自ら掃除を始める。埃を巻き上げながら走り回る。
出典
試作 八百九十一器
単体で見る鍬が化けた農具の付喪神
付喪鍬
百年畑を耕した鍬が意志を持つ。鉄の刃を光らせ、自ら土を掘る。
出典
試作 八百九十四器
単体で見る箪笥が化けた付喪神
付喪箪笥
引き出しを開け閉めしながら歩く箪笥。金の取っ手を光らせ、中身を守る。
出典
試作 八百九十七器
単体で見る看板が化けた付喪神
付喪看板
閉店した店の看板が寂しさで歩き出す。赤い文字を光らせ、客を呼ぶ。
出典
試作 九百木
単体で見る桜の老木が化けた妖樹
付喪桜
千年咲き続けた桜の精霊。散る花弁の中に目が光り、根で大地を掴む。
出典
試作 九百三神
単体で見る鳥居が化けた付喪神
付喪鳥居
朽ちた鳥居が参拝者を求めて歩く。赤い柱に灯が宿り、神域を運ぶ。
出典
試作 九百六器
単体で見る琴が化けた付喪神
付喪琴
百年奏でられた琴が自ら弦を弾く。金の弦を震わせ、哀しい音色を奏でる。
出典
試作 九百九器
単体で見る行灯が化けた付喪神
付喪行灯
和紙を通して炎が揺れる行灯の精霊。夜な夜な部屋を照らしながら歩く。
出典
試作 九百十二器
単体で見る屏風が化けた金の付喪神
付喪屏風
金箔の屏風が折れ曲がりながら歩く。三枚の絵が揺れ、部屋を仕切る。
出典
試作 九百十五神
単体で見る絵馬が化けた付喪神
付喪絵馬
願いを書かれた絵馬が意志を持つ。叶わぬ願いの重みで歩き出す。
出典
試作 九百十八武
単体で見る軍旗が化けた武器の付喪神
付喪旗
戦場で振られた軍旗が主を探して歩く。赤い旗を掲げ、鉄の鎧を纏う。
出典
試作 九百二十一武
単体で見る鉄扇が化けた武器の付喪神
付喪鉄扇
鉄の扇が閃光と共に開き、風を操る。刃の如き骨を光らせる。
出典
試作 九百二十四器
単体で見る鼓が化けた付喪神
付喪鼓
能舞台で打たれ続けた鼓が自ら鳴る。紐を震わせ、ポンポンと響く。
出典
試作 九百二十七武
単体で見る兜が化けた武具の付喪神
付喪兜
武将の兜が鎧を纏って歩く。金の前立を光らせ、戦場を求める。
出典
試作 九百三十武
単体で見る陣羽織が化けた付喪神
付喪陣羽織
武将の陣羽織が立ち上がって歩く。金の紋を胸に、赤い裾を翻す。
出典
試作 九百三十三武
単体で見る袖搦が化けた捕物の付喪神
付喪袖搦
棘の付いた捕物道具が自ら犯人を追う。鉄の棘を広げ、獲物を絡め取る。
出典
試作 九百三十六武
単体で見る軍配が化けた指揮の付喪神
付喪軍配
武将の軍配が金に輝きながら行軍を指揮する。赤い胴に命令が宿る。
出典
試作 九百三十九武
単体で見る弓が化けた武器の付喪神
付喪弓
名弓が矢を番えずして射る。曲がった弦が唸り、的を外さぬ。
出典
試作 九百四十二武
単体で見る火縄銃が化けた付喪神
付喪種子島
戦国の火縄銃が鉄の鎧を纏い歩く。銃口から煙が立ち昇る。
出典
試作 九百四十五武
単体で見る鎖が化けた武器の付喪神
付喪鎖
鉄鎖が蛇の如く蠢く。先端の分銅が獲物を叩き潰す。
出典
試作 九百四十八武
単体で見る薙刀が化けた武器の付喪神
付喪薙刀
女武者の薙刀が赤い胴を纏って舞う。金の鍔が月光を弾く。
出典
試作 九百五十一武
単体で見る金棒が化けた鬼の付喪神
付喪金棒
鬼の金棒が突起を光らせて歩く。振り下ろせば地が割れる。
出典
試作 九百五十四武
単体で見る十手が化けた捕物の付喪神
付喪十手
奉行所の十手が罪人を追う。鉤で刀を受け止め、正義を振るう。
出典
試作 九百五十七器
単体で見る提灯が化けた付喪神
付喪提灯
赤い提灯が炎を灯して歩く。和紙の中で火が踊り、夜を照らす。
出典
試作 九百六十器
単体で見る双六盤が化けた遊びの付喪神
付喪双六
双六の盤が駒を動かして遊ぶ。市松模様に金と闇が交わる。
出典
試作 九百六十三器
単体で見る風鈴が化けた涼の付喪神
付喪風鈴
硝子の風鈴が涼しい音を鳴らして歩く。短冊を揺らし、夏を運ぶ。
出典
試作 九百六十六器
単体で見る硯が化けた書の付喪神
付喪硯
墨を磨り続けた硯が文字を書く。黒い池に意志が宿る。
出典
試作 九百六十九器
単体で見る筆が化けた書の付喪神
付喪筆
書道の筆が自ら文字を書く。金の軸を振るい、墨が踊る。
出典
試作 九百七十二器
単体で見る花札が化けた遊びの付喪神
付喪花札
五色の花札が扇状に広がって歩く。絵柄が揺れ、勝負を挑む。
出典
試作 九百七十五遊
単体で見る剣玉が化けた遊びの付喪神
付喪剣玉
遊び疲れた剣玉が玉を乗せたまま歩く。紐が揺れ、技を繰り出す。
出典
試作 九百七十八遊
単体で見る手鞠が化けた遊びの付喪神
付喪手鞠
金の糸で編まれた手鞠が転がり歩く。赤と青の模様が渦巻く。
出典
試作 九百八十一祈
単体で見る達磨が化けた祈りの付喪神
付喪達磨
願いが叶わぬまま捨てられた達磨が起き上がる。金の帯を締め、睨む。
出典
試作 九百八十四器
単体で見るこけしが化けた人形の付喪神
付喪こけし
赤い胴のこけしが微笑んで歩く。丸い頭に目が光る。
出典
試作 九百八十七器
単体で見る張り子が化けた獣の付喪神
付喪張子
白い張り子の虎が赤い縞を揺らして歩く。首を振り、客を招く。
出典
試作 九百九十福
単体で見る招き猫が化けた福の付喪神
付喪招猫
白い招き猫が金の小判を掲げて歩く。赤い首輪に鈴が鳴る。
出典
試作 九百九十三遊
単体で見る独楽が化けた遊びの付喪神
付喪独楽
鉄の芯で回り続ける独楽が歩く。赤い胴が渦を巻き、止まらない。
出典
試作 九百九十六器
単体で見る算盤が化けた商の付喪神
付喪算盤
珠を弾いて勘定する算盤の精霊。七つの桁が自ら動き、数を数える。
出典
試作 九百九十九器
単体で見る印籠が化けた薬の付喪神
付喪印籠
金の蒔絵が光る三段の印籠。赤い紐に根付が揺れ、薬を守る。
出典
試作 千二器
単体で見る煙管が化けた煙の付喪神
付喪煙管
金の雁首から白い煙を吐く煙管の精霊。煙の中に顔が浮かぶ。
出典
試作 千五器
単体で見る矢立が化けた書の付喪神
付喪矢立
墨壺と筆を一体にした矢立が文を書く。旅人の想いを綴る。
出典
試作 千八器
単体で見る煙草入が化けた付喪神
付喪煙草入
金の留め具が光る煙草入れ。赤い革が揺れ、煙を恋しがる。
出典
試作 千十一器
単体で見る盃が化けた宴の付喪神
付喪盃
赤い漆の盃が金の縁を光らせて歩く。酒を求めて宴を探す。
出典
試作 千十四器
単体で見る徳利が化けた酒の付喪神
付喪徳利
青い絵柄の徳利が酒を注ぎながら歩く。温もりを宿した白い胴。
出典
試作 千十七器
単体で見る箸置が化けた食卓の付喪神
付喪箸置
箸を支え続けた箸置きが箸を背負って歩く。小さな体に大きな意志。
出典
試作 千二十器
単体で見る座布団が化けた座の付喪神
付喪座布団
赤い座布団が金の房を揺らして歩く。座る者を求めて彷徨う。
出典
試作 千二十三器
単体で見る炬燵が化けた暖の付喪神
付喪炬燵
赤い布団を被った炬燵が温もりを振り撒く。脚で歩き、人を招く。
出典
試作 千二十六器
単体で見る枕が化けた眠の付喪神
付喪枕
青い枕が夢を運んで歩く。白い綿を纏い、眠りを誘う。
出典
試作 千二十九器
単体で見る手水鉢が化けた清めの付喪神
付喪手水
鉄の手水鉢が水を湛えて歩く。清めの水が波紋を描く。
出典
試作 千三十二建
単体で見る玄関が化けた建の付喪神
付喪玄関
古い玄関が戸を開けて客を招く。框に目が光り、来訪者を見つめる。
出典
試作 千三十五建
単体で見る簾が化けた建の付喪神
付喪簾
竹の簾が風に揺れながら歩く。編まれた竹が波打ち、陽を遮る。
出典
試作 千三十八建
単体で見る障子が化けた建の付喪神
付喪障子
和紙の障子が格子を揺らして歩く。影が透けて、中の灯が見える。
出典
試作 千四十一建
単体で見る襖が化けた建の付喪神
付喪襖
金の襖が引き手を光らせて歩く。絵が揺れ、部屋を仕切る。
出典
試作 千四十四建
単体で見る暖簾が化けた商の付喪神
付喪暖簾
青い暖簾が風に揺れて店を守る。白い文字が滲み、客を招く。
出典
試作 千四十七建
単体で見る引戸が化けた建の付喪神
付喪引戸
古い引戸が溝に沿って歩く。木目に目が浮かび、開け閉めを繰り返す。
出典
試作 千五十建
単体で見る囲炉裏が化けた火の付喪神
付喪囲炉裏
灰の中で炎が踊る囲炉裏。自在鉤を揺らし、暖を求める者を招く。
出典
試作 千五十三建
単体で見る竈が化けた火の付喪神
付喪竈
竈が炎を吐いて歩く。釜を載せたまま、煮炊きの主を探す。
出典
試作 千五十六神
単体で見る石灯籠が化けた庭の付喪神
付喪石灯籠
苔むした石灯籠が灯を宿して歩く。笠石の下で炎が揺れる。
出典
試作 千五十九神
単体で見る灯籠が化けた灯の付喪神
付喪灯籠
石の灯籠が温かい灯を揺らして歩く。参道を照らし、道を示す。
出典
試作 千六十二神
単体で見る地蔵が化けた仏の付喪神
付喪地蔵
赤い前掛けの地蔵が子供を守って歩く。慈悲の目が優しく光る。
出典
試作 千六十五庭
単体で見る蹲踞が化けた庭の付喪神
付喪蹲踞
苔むした蹲踞が水を湛えて歩く。柄杓が添えられ、清めを待つ。
出典
試作 千六十八建
単体で見る鯱鉾が化けた城の付喪神
付喪鯱鉾
金の鯱が城を離れて泳ぐ。尾を振り、水を噴く守護の獣。
出典
試作 千七十一建
単体で見る鬼瓦が化けた建の付喪神
付喪鬼瓦
屋根の鬼瓦が牙を剥いて歩く。角が聳え、邪を睨む。
出典
試作 千七十四神
単体で見る風神像が化けた風の付喪神
付喪風神
風袋を背負った緑の像が嵐を呼ぶ。白い袋から風が吹き出す。
出典
試作 千七十七神
単体で見る雷神像が化けた雷の付喪神
付喪雷神
太鼓を背負った赤い像が雷を鳴らす。角が聳え、稲妻が走る。
出典
試作 千八十神
単体で見る仁王像が化けた門の付喪神
付喪仁王
赤い仁王像が拳を振り上げて門を守る。筋骨隆々の体が唸る。
出典
試作 千八十三神
単体で見る狛犬が化けた守護の付喪神
付喪狛犬
石の狛犬が尾を振って歩く。牙を剥き、神域を守る。
出典
試作 千八十六神
単体で見る大鳥居が化けた神域の付喪神
神宮鳥居
巨大な赤い鳥居が参道を歩く。灯が宿り、神域の境界を運ぶ。
出典
試作 千八十九神
単体で見る神馬が化けた神の付喪神
付喪神馬
白い神馬が赤い鞍を揺らして歩く。鈴の音を響かせ、神を乗せる。
出典
試作 千九十二神
単体で見る注連縄が化けた神域の付喪神
神宮注連
太い注連縄が紙垂を揺らして歩く。結界を張り、邪を祓う。
出典
試作 千九十五神
単体で見る大絵馬が化けた祈りの付喪神
神宮絵馬
金の紋が輝く大絵馬。赤い板に願いが渦巻き、歩き出す。
出典
試作 千九十八神
単体で見る御神籤が化けた運の付喪神
付喪御神籤
筒から飛び出した御神籤が紙を撒いて歩く。大吉か凶か、運を振る。
出典
試作 千百一神
単体で見る賽銭が化けた金の付喪神
付喪賽銭
重ねた硬貨が金に光りながら歩く。願いの重みを背負って転がる。
出典
試作 千百四神
単体で見る銅鐸が化けた古代の付喪神
付喪銅鐸
金の銅鐸が古代の音を鳴らして歩く。吊り手が揺れ、祭を呼ぶ。
出典
試作 千百七神
単体で見る御幣が化けた祓いの付喪神
付喪御幣
白い紙垂を揺らす御幣が邪を祓う。巫女の衣を纏い、舞い歩く。
出典
試作 千百十神
単体で見る巫女装束が化けた神の付喪神
付喪巫女
赤い袴の巫女装束が鈴を持って舞う。白い上衣に風が通る。
出典
試作 千百十三神
単体で見る神楽面が化けた舞の付喪神
付喪神楽
赤い神楽面が白い衣を翻して舞う。三角の額飾りが揺れる。
出典
試作 千百十六神
単体で見る賽銭箱が化けた社の付喪神
付喪賽銭箱
格子の賽銭箱が硬貨を鳴らして歩く。金の文字が正面に光る。
出典
試作 千百十九工
単体で見る鑿が化けた工の付喪神
付喪鑿
鋼の鑿が木を刻んで歩く。刃先が光り、木屑が舞う。
出典
試作 千百二十二工
単体で見る鉋が化けた工の付喪神
付喪鉋
鉋が薄い削り屑を吐きながら歩く。刃が光り、木肌を撫でる。
出典
試作 千百二十五工
単体で見る鋸が化けた工の付喪神
付喪鋸
鉄の鋸が歯を光らせて歩く。木を断つ音が響く。
出典
試作 千百二十八工
単体で見る玄翁が化けた工の付喪神
付喪玄翁
鉄の槌が釘を打ちながら歩く。頭が振り下ろされ、木が鳴る。
出典
試作 千百三十一工
単体で見る墨壺が化けた工の付喪神
付喪墨壺
墨糸を引いて線を打つ墨壺。車輪が回り、真っ直ぐな道を示す。
出典
試作 千百三十四工
単体で見る差金が化けた計の付喪神
付喪差金
L字の差金が目盛りを光らせて歩く。直角を測り、正しさを求める。
出典
試作 千百三十七農
単体で見る万石が化けた農の付喪神
付喪万石
四つの鉤爪を広げた万石が土を掻く。鉄の歯が光り、畑を耕す。
出典
試作 千百四十農
単体で見る鋤が化けた農の付喪神
付喪鋤
鉄の鋤が土を返しながら歩く。刃が光り、大地を切り開く。
出典
試作 千百四十三農
単体で見る鎌が化けた農の付喪神
付喪鎌
曲がった刃の鎌が稲を刈りながら歩く。収穫の季節を告げる。
出典
試作 千百四十六工
単体で見る鏨が化けた鍛冶の付喪神
付喪鏨
鋼の鏨が石を割りながら歩く。鉄の体に火花が散る。
出典
試作 千百四十九工
単体で見る砥石が化けた研の付喪神
付喪砥石
丸い砥石が回転しながら歩く。刃物を研ぎ、切れ味を蘇らせる。
出典
試作 千百五十二農
単体で見る臼が化けた農の付喪神
付喪臼
石臼が取っ手を回しながら歩く。穀物を挽き、粉を吐く。
出典
試作 五十三器
単体で見る唐傘の付喪神
唐傘お化け
古い唐傘が一本足で跳ねる。大きな目と口が現れ、雨夜に踊る。
出典
試作 五十四海
単体で見る白い髭の海の霊
白鬚
白い長髭を垂らした海の老人。杖を持ち、潮の気配を読んで歩く。
出典
試作 五十五水
単体で見る水面の鏡霊
水鏡
静かな水面に顔が映る鏡霊。波紋が走ると、目だけが先に動く。
出典
試作 五十六足
単体で見る夜道を追う足音の妖怪
べとべとさん
姿は見えず、暗い道で足音だけが後ろにつく。振り向くほど気配が近づく。
出典
試作 五十七青
単体で見る青い坊主姿の妖怪
青坊主
青い肌の坊主が静かに立つ。目と口だけが暗がりから浮かび上がる。
出典
試作 五十八鳥
単体で見る雀に変じた怨霊
入内雀
宮中の怨みが雀の姿になったもの。小さな翼と赤い目が不穏に揺れる。
出典
試作 五十九音
単体で見る尺八が化けた音の付喪神
付喪尺八
古い尺八が夜に息を吹く。穴が目のように並び、低い音で歩く。
出典
試作 六十音
単体で見る琵琶が化けた音の付喪神
付喪琵琶
琵琶の胴に顔が浮く。弦が震え、古い物語を鳴らす。
出典
試作 六十一音
単体で見る笙が化けた雅楽の付喪神
付喪笙
竹管が冠のように伸びる。息を吸うたびに細い光が揺れる。
出典
試作 六十二音
単体で見る鉦鼓が化けた音の付喪神
付喪鉦鼓
小さな鉦が体になり、打たれないのに震える。輪の影が赤く揺れる。
出典
試作 六十三音
単体で見る篳篥が化けた雅楽の付喪神
付喪篳篥
短い管が鋭い声を出す。小さな体で前に傾き、音に合わせて震える。
出典
試作 六十四音
単体で見る龍笛が化けた音の付喪神
付喪龍笛
細い笛が龍の声をまねる。穴が光り、長い音が尾のように残る。
出典
試作 六十五海
単体で見る海を覆う長い蛇の妖怪
イクチ
船を越えるほど長い海蛇。体から油のような雫を落とし、波間をうねる。
出典
試作 六十六蛸
単体で見る海底から現れる大蛸
大蛸
巨大な蛸の妖怪。八本の腕が別々に揺れ、吸盤が暗い水面で光る。
出典
試作 六十七鳥
単体で見る濡れた羽の烏の怪
濡れ烏
雨に濡れた黒い烏の妖怪。羽から水滴を落とし、赤い目でこちらを見る。
出典
試作 千二百縫
単体で見る針が化けた裁縫の付喪神
付喪針
細い針が糸を引いて歩く。針穴が光り、布を縫い続ける。
出典
試作 千二百三縫
単体で見る裁縫箱が化けた付喪神
付喪裁縫箱
糸と針を収めた裁縫箱が歩く。金の留め具が光り、蓋が開閉する。
出典
試作 千二百六縫
単体で見る糸輪が化けた紡ぎの付喪神
付喪糸輪
蜘蛛の巣に似た糸輪が輝きながら歩く。六色の糸が螺旋を描く。
出典
試作 千二百九縫
単体で見る糸巻が化けた紡ぎの付喪神
付喪糸巻
糸を巻いた糸巻きが自ら回転する。白い糸が尾を引いて歩く。
出典
試作 千二百十二縫
単体で見る糸玉が化けた色の付喪神
付喪糸玉
十二色の糸玉が環になって歩く。赤青金白の珠が夜空に輝く。
出典
試作 千二百十五縫
単体で見る縫いぐるみが化けた付喪神
付喪縫いぐるみ
古い布の縫いぐるみが目を光らせて歩く。耳を揺らし、主を探す。
出典
試作 千二百十八旅
単体で見る籠が化けた旅の付喪神
付喪籠
竹細工の籠が担ぎ棒を揺らして歩く。中の空間が温もりを宿す。
出典
試作 千二百二十一旅
単体で見る牛車が化けた貴族の付喪神
付喪牛車
金の飾りを纏った牛車が車輪を回して走る。中から怨念が漏れる。
出典
試作 千二百二十四旅
単体で見る船が化けた航の付喪神
付喪船
白帆を張った和船が陸を歩く。波紋が広がり、舵が揺れる。
出典
試作 千二百二十七神
単体で見る神輿が化けた祭の付喪神
付喪神輿
金の神輿が担ぎ棒なしで歩く。屋根の鳳凰が羽を広げ、祭を呼ぶ。
出典
試作 千二百三十旅
単体で見る行李が化けた旅の付喪神
付喪行李
竹編みの行李が金の留め具を光らせて歩く。旅の記憶を運ぶ。
出典
試作 千二百三十三旅
単体で見る草鞋が化けた旅の付喪神
付喪草鞋
古い草鞋が二足揃って歩く。藁の緒が揺れ、旅を続ける。
出典
試作 千二百三十六天
単体で見る星が化けた天の付喪神
付喪星
五芒星の器が夜空を歩く。金に輝く尖端が地を照らす。
出典
試作 千二百三十九天
単体で見る月面が化けた夜の付喪神
付喪月面
クレーターを刻んだ月の球が歩く。銀の輪が満月を描く。
出典
試作 千二百四十二天
単体で見る霞が化けた朝の付喪神
付喪霞
水色の霞が螺旋を描いて歩く。三つの雲玉が浮かんで揺れる。
出典
試作 千二百四十五天
単体で見る雷が化けた嵐の付喪神
付喪雷
稲妻の形が太鼓の輪を担いで歩く。八本の棍が空を叩く。
出典
試作 千二百四十八天
単体で見る霜が化けた冬の付喪神
付喪霜
白い霜の結晶が球を囲んで歩く。十八本の針が夜明けに光る。
出典
試作 千二百五十一天
単体で見る霰が化けた冬の付喪神
付喪霰
赤青金白の氷粒が群れて歩く。八粒の霰が空中に舞う。
出典
試作 七百六十八怪
単体で見る天井から逆さに垂れ下がる怪
天井下り
夜、天井からゆっくりと逆さの顔が現れる。長い髪が垂れて顔を覆う。
出典
試作 七百七十一小人
単体で見る蕗の下に住むアイヌの小人
コロポックル
フキの葉の下に暮らす小さな人。夜に魚を置いてゆく。姿を見せない。
出典
試作 七百七十四音
単体で見る夜中に小豆を磨り潰す怪
小豆破壊
川沿いで小豆を磨り潰す音が聞こえる。近づくと川に引き込まれる。
出典
試作 七百七十七口
単体で見る後頭部に口を持つ女
二口女
頭の後ろに飢えた口がある。亡き夫の霊が妻に宿り、二つ目の口を作った。
出典
試作 七百八十天狗
単体で見る鞍馬山の天狗の大王
僧正坊
鞍馬山に住む天狗の長。義経に剣術を授けた。赤い面に長い鼻が特徴。
出典
試作 七百八十三儀式
単体で見る百物語の最後に現れる怪
百物語
百番目の蝋燭が消えた瞬間に現れる怪。語りの集まりが呼び寄せた霊。
出典
試作 七百八十六砂
単体で見る木の上から砂をかける老婆
砂かけ婆
夜道の松の木から砂を振りかける老婆の妖怪。姿は見えず砂だけが降る。
出典
試作 七百八十九狸
単体で見る夜に聞こえる謎の囃子の音
狸囃子
夜の森から太鼓と笛の音が聞こえる。翌朝には誰の姿もない。狸の仕業。
出典
試作 七百九十二蛸
単体で見る一つ目の巨大な蛸の怪
一つ蛸
海底に潜む一眼の大蛸。八本の腕が船を絡め取り、目が海面に光る。
出典
試作 七百九十五足
単体で見る旅人の足に絡みつく怪
足まがり
夜道を歩く旅人の足に巻きつく妖怪。三重の輪が足を縛り転ばせる。
出典
試作 七百九十八口
単体で見る口裂け女の夫の怪
口裂け父
マスクの下に裂けた口を隠す男。妻と対になって夜道に現れる。
出典
試作 八百〇一水
単体で見る九州の河童の変種
ガラッパ
九州地方の川に住む河童の一種。頭の皿が小さく、相撲を好む。
出典
試作 八百〇四火
単体で見る罪人の亡骸を奪う火の車
火車坊
炎を纏った鬼が車輪を転がし、葬儀の棺を奪う。業火が頭上に燃える。
出典
試作 八百〇七幽
単体で見る白い衣の坊主の霊
白坊主
白装束に頭巾を被った僧の幽霊。暗がりで光を放ち、近づく者を惑わす。
出典
試作 八百十神
単体で見る山を司る神霊
山神
狩人と木こりを守る山の神。白い髭と金の冠を持つ老大神。山に入る者を見守る。
出典
試作 八百十三子
単体で見る豆腐を運ぶ小さな妖怪
豆腐小僧
傘を被り豆腐の盆を運ぶ子の妖怪。食べると病になる豆腐を差し出す。
出典
試作 八百十六首
単体で見る階段の上から覗く長首の怪
上名
階段を上る者の顔を上から覗き込む長い首の妖怪。黒髪が垂れて顔を隠す。
出典
試作 八百十九子
単体で見る物を動かす悪戯な童子の霊
童子小僧
家の中で物音を立て物を動かす子供の霊。笑い声だけが聞こえる。
出典
試作 八百二十二雪
単体で見る山中の老いた雪女の怪
雪女婆
山奥に棲む老女の雪の妖怪。白い髪を振り乱し、冷気の息を吐いて迫る。
出典
試作 八百二十五予言
単体で見る子供の姿の牛人間の予言者
件小僧
人の顔に牛の体を持つ幼い件。生まれた瞬間に世の吉凶を告げ、死ぬ。
出典
試作 八百二十八神
単体で見る巨石を積み上げる山の大神
山積
岩を積み重ね山を形作る大神。怒れば雪崩で谷を埋め、静めれば山が輝く。
出典
試作 八百三十一山
単体で見る鞍馬山の古い霊威
鞍馬
鞍馬山に宿る古代の霊力。義経が修行した地に今もその気配が漂う。
出典
試作 八百三十四黄泉
単体で見る黄泉の国の使者
黄泉津
黄泉の国から遣わされた使者。鎖で縛り魂を冥界へ引き込む。頭上に死神の頭蓋。
出典
試作 八百三十七秋
単体で見る秋の憂鬱をもたらす坊主
秋坊主
秋風に乗って現れる橙色の坊主。落ち葉を身に纏い、人の心を沈ませる。
出典
試作 八百四十海
単体で見る海に棲む牛頭の鬼蟹
海の牛鬼
海底に潜む牛頭の怪物。蟹爪と触手で船を引き込み、赤い目が波間に光る。
出典
試作 八百四十三音
単体で見る山彦を操る木霊の怪
山彦怪
山に響くやまびこを操る妖怪。同心円の音波を広げ、旅人を迷わせる。
出典
試作 八百四十六舞
単体で見る踊りで人を誘う亡霊の舞姫
踊り子
夜の辻で扇を広げ舞う女の幽霊。その美しさに見惚れると魂を奪われる。
出典
試作 八百四十九鏡
単体で見る真実を映す神鏡の霊
御鏡
神鏡が宿した霊。覗き込む者の本性を映し、嘘偽りを焼き尽くす。
出典
試作 八百五十二夢
単体で見る子供の眠りを盗む怠け者の小僧
寝子小僧
枕元に忍び込み子供の眠りを奪う。奪った夢を枕の中に詰め込んで逃げる。
出典
試作 八百五十五雷
単体で見る雷光に乗る蜘蛛の妖怪
雷光蜘蛛
稲妻の閃光に乗り空を飛ぶ蜘蛛。八つの目が光り、雷の糸を張り巡らす。
出典
試作 八百五十八神鳥
単体で見る龍を喰らう仏教の神鳥
迦楼羅
炎の翼を持つ巨大な神鳥。龍を喰らいながら天を飛び、火焔で邪を焼く。
出典
試作 八百六十一入道
単体で見る見るほど伸びる巨坊主
見越し入道
見上げるほど巨大化する白衣の入道。首を伸ばし続け、見下ろして笑う。
出典
試作 八百六十四蛇
単体で見る丘を転がる頭だけの太い蛇
野槌蛇
頭だけで体のない太い蛇の妖怪。山道を転がり落ちて旅人にかみつく。
出典
試作 八百六十七夢
単体で見る眠る人の枕を返す妖怪
枕返し
寝ている人の枕を夜中にこっそり逆にする小さな妖怪。悪夢をもたらす。
出典
試作 八百七十炎
単体で見る炎から甦る不死の霊鳥
不死鳥
灰から蘇る橙の鳥。死ぬたびに炎となり、より輝かしい姿で生まれ変わる。
出典
試作 八百七十三力
単体で見る岩戸を開いた力の神
手力男
天岩戸の大石を投げ飛ばした力の神。その岩が落ちた地が今の長野とも言われる。
出典
試作 八百七十六水鳥
単体で見る濡れた羽を持つ病の鷺
濡れ鷺
常に濡れた白い鷺の霊。触れた者に熱病をうつし、川辺に消える。
出典
試作 八百七十九蜘蛛
単体で見る美女に化ける蜘蛛の妖怪
絡新婦
美しい女に化けて男を誘い込む蜘蛛。四百年生きた蜘蛛が変化するという。
出典
試作 八百八十二星
単体で見る落ちた星が宿る白い霊
白星
夜空から降りた星の霊。冷たく輝く白い体から光の棘が伸び、見る者を惑わす。
出典
試作 八百八十五花
単体で見る山吹の花を纏う春の山霊
山吹
山道を守る黄金の花の霊。春に姿を現し、道に迷った旅人を花の香りで導く。
出典
試作 八百八十八海
単体で見る海底宮を統べる龍王
海龍王
深海の宮殿に座す龍王。その怒りが津波となり、その慈悲が凪をもたらす。
出典
試作 八百九十一福
単体で見る星から福を降らせる小僧
福子星
夜空から金貨を降らせる幸運の童子。笑い声と共に財宝が舞い落ちてくる。
出典
試作 八百九十四川
単体で見る川辺でふざける獺の霊
川獺遊
川岸でいたずらをする水獺の霊。旅人を水中に引き込もうとするが、笑い声で気づかれる。
出典
試作 八百九十七踊
単体で見る腹鼓を打ちながら踊る狸
狸踊り
月夜に腹鼓を打って踊る狸の妖怪。その音につられると山奥へ迷い込んでしまう。
出典
試作 九百深
単体で見る淵の底に潜む渦の霊
底蕩
水面が静まり返った深淵に宿る霊。渦を巻いて水底へ引き込む。底には何もない。
出典
試作 九百〇三釣
単体で見る運命を待つ川辺の仙人
太公望
釣り糸を垂れて何十年も待ち続ける仙人。その針には餌がなく、縁のある者だけが釣れる。
出典
試作 九百〇六幻
単体で見る家に入り込む掴みどころのない妖
ぬらりひ
人家に上がり込み、家人と一緒に食事をする妖怪。いつの間にかいなくなる。
出典
試作 九百〇九炎
単体で見る夜道を転がる炎の牛車輪
生き車
夜中に燃えながら転がる牛車の車輪。顔が浮かび上がり、出会った者の魂を奪う。
出典
試作 九百十二創
単体で見る天沼矛で大地を作った創造神
伊弉諾
天沼矛を海に差し込みかき回し、日本の島々を生み出した男神。妻イザナミと共に神々の父母。
出典
試作 九百十五神
単体で見る釣りをする予言の神
事代主
恵比寿の原型とも言われる託宣の神。釣りをしながら神の言葉を伝える。
出典
試作 九百十八剣
単体で見る刃で混沌を断つ剣の神
経津主
布都斯魂大神とも呼ばれる剣の神。その霊剣が一閃するたびに世界に秩序が生まれた。
出典
試作 九百二十一舞
単体で見る夜明けを呼ぶ天の踊り子
天宇受売
天岩戸の前で舞い踊り、神々を笑わせた芸能の女神。その笑い声が夜明けを呼んだ。
出典
試作 九百二十四稲
単体で見るスサノオが救った稲田の姫神
奇稲田姫
八岐大蛇の生贄にされそうになったところをスサノオに救われた稲の女神。
出典
試作 九百二十七豊
単体で見る大地に恵みをもたらす豊穣の神
豊
五穀豊穣を司る神。黄金に輝く姿で現れ、その足跡に稲穂が実る。
出典
試作 九百三十山
単体で見る宿を求める旅人を喰う山姥
山姥
深山に潜む恐ろしい老婆。旅人を宿に誘い込み、夜中に喰らう。白髪が嵐のように揺れる。
出典
試作 九百三十三墓
単体で見る埋葬された首を齧る墓場の霊
首齧り
墓地をうろつき埋葬された死者の首を囓る怪。夜中に骨を噛む音が聞こえると言われる。
出典
試作 九百三十六海
単体で見る美女に化けて船乗りを騙す栄螺
栄螺
巨大な栄螺が美女に変化し、船乗りを誘惑する。正体を見破られると海中に消える。
出典
試作 九百三十九冬
単体で見る氷の頭で冬を長引かせる霜の霊
冬頭
氷でできた頭を持つ冬の精。息が白い霜になり、触れた木々を枯らす。
出典
試作 九百四十二海
単体で見る海から浮き上がる巨大な坊主頭
浮き坊主
夜の海に突然現れる巨大な黒い坊主の頭。船に近づき転覆させてしまう。
出典
試作 九百四十五笑
単体で見る屋根から高笑いする巨大な女
けらけら女
夜中に屋根の上に現れる大女。けらけらと高笑いを続け、見た者を怖がらせる。
出典
試作 九百四十八顔
単体で見る顔のない恐怖の化け物
のっぺらぼう
人に化けて近づき、顔を見せる。目も鼻も口もない滑らかな面が現れ、悲鳴を上げさせる。
出典
試作 九百五十一子
単体で見る豆腐を差し出す無害な奇妙な童
豆腐小僧
笠を被り豆腐の盆を持つ子供の妖怪。害はないが何故かひどく不気味だという。
出典
試作 九百五十四田
単体で見る田んぼから湧き出る稲の霊
田んぼ精
夕暮れ時に水田から漂い出る緑の霊。稲を守り、害虫を追い払う農神の末裔。
出典
試作 九百五十七油
単体で見る社の油を舐め尽くす油坊主
油坊主
神社の灯籠の油を舐める僧形の妖怪。放っておくと社が暗闇に包まれ神が去ってしまう。
出典
試作 九百六十蛇
単体で見る嫉妬で大蛇になった女の怨念
清姫
僧安珍への愛を拒絶され嫉妬の炎で大蛇に変じた清姫。鐘ごと安珍を焼き尽くした。
出典
試作 九百六十三鳥
単体で見る夜山で旅人を惑わす千鳥の霊
山千鳥
山中に響く哀しい鳴き声で旅人を迷わせる千鳥の精。その音符が夜空に光って漂う。
出典
試作 九百六十六花
単体で見る桜の花びらに誘う霊の少女
花子
満開の桜の下に立つ白い少女。花びらに誘われ近づくと、その美しさのまま世界に取り込まれる。
出典
試作 九百六十九音
単体で見る川辺で小豆を洗う音の正体
小豆洗い
川や池のそばでざるざると小豆を洗う音が聞こえる。正体を見ようとすると引き込まれる。
出典
試作 九百七十二山
単体で見る崩れる山肌でできた岩の巨人
山崩き
大雨のたびに山が少しずつ人の姿になる。完全に人になった日、山は消えてしまうという。
出典
試作 九百七十五器物
単体で見る夜中に一人掃除をする箒の付喪神
箒
古い箒に宿った精。夜中に勝手に動き出し家を掃き清めるが、人を見ると外まで掃き出す。
出典
試作 九百七十八鳥
単体で見る幼子の魂を運ぶ白鷺の霊
白鷺
純白の羽を持つ神聖な鷺の霊。水面を滑るように飛び、逝った子供たちの魂を対岸へ渡す。
出典
試作 九百八十一鳥
単体で見る古寺の柱を穿つ悪霊キツツキ
寺突き
赤い冠を持つ悪鬼のキツツキ。古寺の柱を昼夜構わず突き続け、寺を廃墟にしてしまう。
出典
試作 九百八十四狐
単体で見る狐霊に憑かれた人間
狐憑き
狐の霊に取り憑かれた人。耳が尖り尾が透けて見え、油揚げへの異常な執着が現れる。
出典
試作 九百八十七霊
単体で見る病と不幸をまとわりつかせる霊
物の怪
生きた者や物に取り憑く悪霊。病気や事故を引き起こし、憑かれた者は衰弱していく。
出典
試作 九百九十怨
単体で見る恨みを叫び続ける日本の幽霊
恨めしや
白装束に長い黒髪、両手を垂らして現れる怨霊。「恨めしや」と呟きながら近づいてくる。
出典
試作 九百九十三紙
単体で見る折り紙の体を持つ切り裂く女
紙婦
紙を折り重ねて作られた女の妖怪。触れた者を紙の刃で切り裂く。雨に溶ければ消える。
出典
試作 九百九十六霊
単体で見る供養されない孤独な彷徨い霊
無縁仏
身寄りなく死んだ者の霊。お供えも墓もなく冷たい夜をさまよい続ける。触れると悲しみが移る。
出典
試作 九百九十九獣
単体で見る理由なく人を襲う野の怪物
野怪
田畑に現れる名も知れぬ獣の妖怪。理由も目的もなくただ本能で人を傷つける。
出典
試作 千〇〇二土
単体で見る大雨の後に坂を転がる泥の精
土転び
大雨の後に丸い泥の塊が転がってくる。近づくと顔が見え、声をかけると一瞬で消える。
出典
試作 千〇〇五水
単体で見る水辺でいたずらをする水鬼の子
水鬼小僧
川や池のそばに現れる青い子供の妖怪。頭の皿に水を貯め、旅人を引き込もうとする。
出典
試作 千〇〇八雪
単体で見る吹雪の中から現れる雪の童
雪ん子
猛吹雪の中に現れる純白の子供。遊ぼうと誘ってくるが、手を握ると凍りついてしまう。
出典
試作 千〇一一夜
単体で見る提灯で夜道へ誘い込む少年の霊
夜彦
夜道に提灯を持つ少年が現れる。ついていくと気づかぬうちに深い山の中へ連れ込まれる。
出典
試作 千〇一四袖
単体で見る袖の中に潜む小さな悪戯小僧
袖小僧
着物の袖に隠れる小さな妖怪。突然袖を引っ張り驚かせる。実害はないが肝を冷やされる。
出典
試作 千〇一七影
単体で見る持ち主から離れて彷徨う影法師
影吉
ある日突然体から離れた影が一人歩きする。影だけが先に帰宅し、本人に不幸をもたらす。
出典
試作 千〇二十怪談
単体で見る一言だけ告げて消える幽霊
一話
夜道で突然現れ、一言だけ囁いて消える霊。その言葉の意味が分かったとき、もう遅い。
出典
試作 千〇二十三海
単体で見る溺死者の霊が漕ぐ幽霊船
妖怪船
霧の夜に現れる帆船。甲板には白い人影が並び、近づくと消えてしまう。
出典
試作 千〇二十六器物
単体で見る棚を整理し直す付喪神
棚子
古い棚棚から生まれた精。夜中に棚の物を全部並べ替え、朝になると何も変わっていないように見える。
出典
試作 千〇二十九砂
単体で見る砂浜に不思議な渦紋を刻む精
砂転がし
砂浜に現れ、砂を転がしながら複雑な円紋を描く精霊。完成した瞬間に砂の中へ消える。
出典
試作 千〇三十二雪
単体で見る吹雪の中を歩く雪達磨の妖怪
雪達磨
大雪の夜に目が光る雪だるまが動き出す。転がるように歩き、子供を雪の中へ引き込む。
出典
試作 千〇三十五虫
単体で見る灯りを消して回る巨大カゲロウの霊
飛螻蛄
巨大なカゲロウの霊。提灯や行灯に飛び込んで炎を消し、旅人を暗闇に取り残す。
出典
試作 千〇三十八口
単体で見る首の後ろに余分な口が生える妖
口増し
知らぬ間に首の後ろにもう一つの口が宿る。夜中にその口が一人で物を食べる声がする。
出典
試作 千〇四十一水
単体で見る川を支配する水虎の星神
水虎星
星から降りた水虎の神。川底に住み、嵐の夜に水面から姿を現して船を転覆させる。
出典
試作 千〇四十四鳥
単体で見る無数の鳥が集まって山を作る怪
鳥山
夕暮れに山が鳥の群れになることがある。巨大な人形を作り、夜が明けると散り散りになる。
出典
試作 千〇四十七蛇
単体で見る山に棲む毒蛇の古い霊
山楝蛇
山道に現れる赤い縞模様の蛇の霊。牙の毒は一年後に発症し、その頃には山に戻っている。
出典
試作 千〇五十創
単体で見る粘土をこねて命を創る土の神
練神
泥と粘土から新しい生き物を作る古代の神。世界が終わる前に次の命を用意するという。
出典
試作 千〇五十三鶏
単体で見る真夜中に災いを告げる呪われた木鶏
祟木鶏
古い木彫りの鶏が夜中の丑の刻に鳴き出す。その声を聞いた翌日、必ず何かが起きるという。
出典
試作 千〇五十六言
単体で見る言葉に宿る霊力の化身
言霊
言葉には魂が宿るという古代の信仰が形を得たもの。真名を口にすれば本人を縛る力を持つ。
出典
試作 千〇五十九水
単体で見る涙で川を満たす水の女神
罔象女
日本神話の水の女神。泣き続けることで川と海を満たし、その悲しみが大雨と洪水を生む。
出典
試作 千〇六十二月
単体で見る夜明けとともに消える月の彷徨い人
月去郎
夜だけ存在を許された月の精霊。朝の光が差すと少しずつ薄れ、完全な夜にしか実体を持てない。
出典
試作 千〇六十五雛
単体で見るひな祭りに宿る小さな女神
雛神
雛祭りの人形に宿る古い神霊。小さな体に莫大な霊力を秘め、祀られなければ祟りをなす。
出典
試作 千〇六十八蔓
単体で見る美しい蔓草に姿を変えた妖女
玉葛
絡まる蔓草に変化した妖女の霊。美しい花で人を引き寄せ、気づけば蔓が絡んで離れられなくなる。
出典
試作 千〇七十一地
単体で見る石柱に宿る神道以前の大地神
ミシャグジ
縄文時代から石柱や古木に宿ると伝わる原初の地霊。神道が広まる前から各地で祀られてきた。
出典
試作 千〇七十四天狗
単体で見る山林を巡回する烏頭の下級天狗
烏天狗
烏の頭を持つ下級天狗。山中で武芸の腕を試そうと旅人に挑戦し、負けた者を崖から投げ落とす。
出典
試作 千〇七十七河
単体で見る川辺で相撲を挑む毛むくじゃらの水鬼
兵主部
九州の川に棲む毛だらけの水の怪。人間に相撲を挑み、負かした者を川に引きずり込んで溺れさせる。
出典
試作 千〇八十風
単体で見る突風を起こして洗濯物を盗む風の子
風小僧
突然の突風を起こす悪戯好きの風の子供。干した洗濯物を奪い、帽子を吹き飛ばして走り去る。
出典
試作 千〇八十三火
単体で見る提灯の火を消して回る老婆の妖
火消し婆
夜道の提灯や行灯の火を吹き消して回る老婆の怪。暗闇の中で迷子になった者を山奥へ誘い込む。
出典
試作 千〇八十六狼
単体で見る満月に人を狼に変える憑き物
狼物
山の狼神の力が人に憑く現象。満月の夜に四足歩行で山を駆け回り、夜明けには何も覚えていない。
出典
試作 千〇八十九樹
単体で見る人の顔を持つ呻き声を上げる古木
人面樹
幹に人の顔が浮かぶ古木の怪。風が吹くたびに呻き声を上げ、その声を聞いた旅人は道に迷う。
出典
試作 千〇九十二水
単体で見る死者の顔を映す水面の漣の霊
漣
静かな水面に宿る霊。死者の顔を映す鏡となり、覗き込んだ者に亡き人の最後の言葉を伝える。
出典
試作 千〇九十五火
単体で見る罪人の魂を喰らう燃える車輪の入道
輪入道
炎に包まれた車輪の中心に坊主の顔を持つ怪。罪深い人間の前に現れ、魂を引き抜いて地獄へ運ぶ。
出典
試作 千〇九十八蛇
単体で見る月なき夜に谷を飲み込む闇の大蛇
闇大蛇
漆黒の闇そのものが蛇の姿をとった怪。新月の夜だけ現れ、村ひとつを丸ごと飲み込むという。
出典
試作 千百〇一霊
単体で見る人を神隠しにする虚無の霊
神隠し
ある日突然人を消し去る現象の化身。神域の境界に立ち、気づかぬうちに人を異界へ連れ去る。
出典
試作 千百〇四河
単体で見る溺死者の魂玉を抜くカッパの怪
尻子玉
川で溺れた者の体内にあるという魂の珠。河童がこれを抜き取ることで魂は消え、遺体は空洞になる。
出典
試作 千百〇七衣
単体で見る死者が着た着物に宿る絞め殺す霊
衣
死人が着ていた衣に死者の霊が宿ったもの。生者がこれを羽織ると首を絞めて命を奪うという。
出典
試作 千百一十鬼火
単体で見る炎を操り旅人を迷わす山の火鬼
燈鬼火
山中に現れる炎を持つ赤い悪鬼。火の玉を投げて旅人を脅かし、道に迷わせて山奥へ誘い込む。
出典
試作 千百一十三神
単体で見る天地創造以前に現れた五柱の原初神
別天津神
世界が形をなす前に天に生まれた五柱の神々。姿を持たず、天の頂で宇宙の法則を定めたという。
出典
試作 千百一十六天
単体で見る天と地の間に立つ永遠の天柱神
天之常立神
天が成立した時に最初に現れた神。天と地を繋ぐ柱として永遠に静止し、宇宙の軸を保持する。
出典
試作 千百一十九地
単体で見る大地が形成される時に現れた国土の常立神
国之常立神
大地が固まった時に現れた神。山と土と木を体に宿し、この世の全ての陸地はこの神から生まれた。
出典
試作 千百二十二食
単体で見る天照大神に食を捧げる食物の女神
豊受大神
伊勢外宮の主祭神。衣食住を司り、天照大神の食事を毎朝毎夕捧げることを役割とする大女神。
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試作 千百二十五岬
単体で見る嵐の岬で船を砕く岩礁の地霊
阿積崎
荒波が打ち寄せる岬に宿る地霊。嵐の夜に岩礁が歯のように動き出し、近づく船を噛み砕くという。
出典
試作 千百二十八塩
単体で見る潮の満ち引きを知る塩土の老翁
塩土老翁
塩と土を司る老神。ニニギを日向へ導き、海の道を示した智恵の翁で、漁師たちに潮の秘密を教える。
出典
試作 千百三十一生
単体で見る荒地に生命を吹き込む活力の男神
生津彦
創造の息吹から生まれた活力の神。枯れた土地を踏むたびに草木が芽吹き、泉が湧き出す。
出典
試作 千百三十四犬
単体で見る光前寺の怪物を倒した伝説の義犬
早太郎
信州光前寺に伝わる英雄犬。毎年人身御供を要求していた化け物を一晩の戦いで退治した。
出典
試作 千百三十七雷
単体で見る嵐雲に宿る雷の原初の霊
雷
天空の雷鳴そのものが宿った霊。山を揺るがす咆哮を上げ、落雷で地面を割って地下に潜り込む。
出典
試作 千百四十風
単体で見る風袋を背負う嵐の神
風神
大きな袋に風を詰め込んだ緑色の鬼神。袋の口を開けると嵐が起き、閉じると穏やかな微風が吹く。
出典
試作 千百四十三織
単体で見る天の境界を織り保つ機織りの女神
栲幡千千姫
天上の機織り女神。彼女が織り続ける布が天と地の境界を保っており、止めれば世界が崩壊するという。
出典
試作 千百四十六射
単体で見る地上に恋して帰らなかった天の弓引き
天若日子
大国主の娘に惚れた天上の弓の神。天に戻らず地上に留まり、高天原から放たれた矢に射られて死す。
出典
試作 千百四十九山
単体で見る山と海を統べる巨大な山津見の神
大山津見神
山と海の両方を司る偉大な神。木花之佐久夜毘売の父で、多くの神の先祖にあたる山の最高神。
出典
試作 千百五十二花
単体で見る炎の産屋で三柱の子を産んだ桜の女神
木花之佐久夜毘売
桜の花と富士山を象徴する美の女神。貞節を証明するために燃える小屋の中で三柱の神を産んだ。
出典
試作 千百五十五天
単体で見る天地の間を飛び回る天使の使者神
天津若子
高天原の命令を地上に伝える翼を持つ若き神。風より速く飛び、どんな遠い場所へも一瞬で到達する。
出典
試作 千百五十八若
単体で見る山に祀られる旅人守護の若宮の神
若宮王子
各地の山に鎮座する若き王子神。旅人を守護し、山道で迷った者を導いて無事に里へ帰す神として信仰される。
出典
試作 千百六十一火
単体で見る愛宕山に宿る火難除けの神
愛宕
京都愛宕山の火防の神。全国の愛宕神社の主神で、火の神として家々を炎から守り火事を防ぐという。
出典
試作 千百六十四狐
単体で見る稲荷神の白い使者狐
白狐
稲荷大神に仕える白い神狐。誠実な者には豊穣と幸運をもたらし、欺く者には厳しい罰を与えるという。
出典
試作 千百六十七剣
単体で見る神聖な刀剣を守護する剣の主神
剣物主
古い武家の霊廟に宿る剣の守護神。奉納された刀剣から神力が漏れ出し、社の周囲を守り続けるという。
出典
試作 千百七十土
単体で見る山崩れと洪水を引き起こす山津波の霊
山津波
大雨の後に山肌が崩れ落ちる現象に宿る霊。轟音と共に村を飲み込み、跡形もなく押し流してしまう。
出典
試作 千百七十三天狗
単体で見る山伏の装束をまとう長鼻の大天狗
山伏天狗
山岳修験者の姿をした高位の天狗。長大な鼻と山伏の装束が特徴で、武芸の達人に武術を授けるという。
出典
試作 千百七十六祓
単体で見る御札と紙垂で霊を払う除霊の女
除霊婦
悪霊を祓う特殊な力を持つ女性。白衣に赤い帯、手には御幣と御札。呪文一言で百の霊を消し去る。
出典
試作 千百七十九潮
単体で見る海底の宮殿から潮の満ち引きを支配する大名神
潮大名
深海の宮殿に住む潮の支配者。満潮と干潮を操り、嵐の時には海面から現れて船乗りに試練を与える。
出典
試作 六十八目
単体で見る一つ目の巨大な入道
一つ目入道
道をふさぐ大きな一つ目の僧。杖を突き、見上げるほど背が伸びる。
出典
試作 六十九婆
単体で見る甘酒を求める夜の老婆
甘酒婆
夜に戸口へ現れて甘酒を欲しがる老婆。湯気の立つ器を持ち、白髪が揺れる。
出典
試作 七十冥
単体で見る三途の川の奪衣婆
奪衣婆
死者の衣を奪う三途の川の老婆。布をつかむ爪と裂けた口が前に出る。
出典
試作 七十一龍
単体で見る雨を呼ぶ龍王の女神
善女龍王
雨をもたらす龍王の姿。冠と蛇身が揺れ、細い雨が周囲に落ちる。
出典
試作 七十二海
単体で見る海から来る濡れた女房
海女房
濡れた髪を垂らした海の女。潮の衣と貝殻をまとい、波の輪を連れて歩く。
出典
試作 七十三火
単体で見る空から落ちる怪火
天火
空から落ちる火の怪。燃える尾を引き、火花を散らしながら漂う。
出典
試作 七十四口
単体で見る裂けた口の女
口裂け女
白いマスクの下に裂けた口を隠す女。刃物を持ち、問いかけながら近づく。
出典
試作 七十五山
単体で見る山奥に住む異形の人
山人
深い山に現れる野の人。毛深い体と太い棍棒を持ち、足音を隠して動く。
出典
試作 七十六断
単体で見る上半身だけで走る怪
テケテケ
下半身を失った怪異。腕だけで地面を這い、金属音を響かせて追ってくる。
出典
試作 七十七占
単体で見る狐の占い霊
こっくりさん
硬貨を動かして答える狐霊。盤の上に身を乗せ、文字をなぞる。
出典
試作 七十八白
単体で見る田の遠くで揺れる白い怪
くねくね
遠くの田畑で白く曲がり続ける怪異。近づくほど輪郭がほどける。
出典
試作 七十九断
単体で見る脚を探す女の霊
カシマレイコ
失われた脚を探す女の霊。下半身の欠けた影を引き、問いかけてくる。
出典
試作 八十長
単体で見る八尺の白い女
八尺様
白い服と帽子の異様に背の高い女。細い首で見下ろし、低い声を残す。
出典
試作 八十一校
単体で見る学校の個室に出る少女霊
トイレの花子さん
学校のトイレの扉の奥から覗く少女。赤い扉が少しだけ開き、顔が出る。
出典
試作 八十二箱
単体で見る怨みを封じた呪い箱
コトリバコ
小さな木箱に封じられた呪い。紐と札の隙間から赤い目と煙が漏れる。
出典
試作 八十五呪
単体で見る丑の刻に釘を打つ呪い
丑の刻参り
白装束と鉄輪の女。藁人形を抱え、五徳の蝋燭が夜の神社で燃える。
出典
試作 八十六火
単体で見る悪路に浮かぶ怪火
悪路神の火
雨の夜道を漂う赤い火。足元には泥の輪が残り、火芯が人の目のように瞬く。
出典
試作 八十七海
単体で見る船を覆う海の怪
あやかし
海面を裂いて現れる長い怪魚。背に油の膜を引き、船影を飲み込む。
出典
試作 八十九獣
単体で見る猿のような山の獣
風狸
風に乗る獣。猿に似た体から膜の翼が伸び、尾の先が木の葉のように揺れる。
出典
試作 九十皿
単体で見る皿を数える女の霊
皿数え
井戸の縁で皿を数える影。欠けた皿が輪になり、指先だけが白く光る。
出典
試作 九十一木
単体で見る木から落ちる巨大な顔
釣瓶下ろし
古木の枝から大きな顔が落ちる。縄の首と丸い頭が夜道の上で揺れる。
出典
試作 九十二紙
単体で見る陰陽師に使役される式の霊
式神
折られた紙の体に霊が宿る。札の翼と赤い印が浮き、命令を待つように宙で震える。
出典
試作 九十三怨
単体で見る祟りをなす高貴な怨霊
御霊
冠を戴いた怨霊。破れた装束と赤い光をまとい、背後に祟りの輪が広がる。
出典
試作 九十四船
単体で見る船に宿る守護霊
船霊
小舟の船首に宿る霊。帆の形の体と水の輪を持ち、赤い灯だけが甲板で揺れる。
出典
試作 九十五木
単体で見る古木に宿る犬面の精
彭侯
千年の木に住む犬のような精。幹の胴から犬面が出て、枝の角が左右へ伸びる。
出典
試作 九十六布
単体で見る古い布団の付喪神
暮露暮露団
ぼろ布団が丸まり、牙のある口を開く。綿の裂け目から小さな手足が出る。
出典
試作 九十七垢
単体で見る古屋の垢を舐める影
垢嘗
長い舌で浴室の垢を舐める小鬼。ぬめる足跡と細い指が闇の床に残る。
出典
試作 九十八豆
単体で見る小豆を洗う老婆
小豆婆
川辺で小豆を洗う老婆。笊の中の赤い豆が音を立て、背中が水面へ曲がる。
出典
試作 九十九狐
単体で見る山野に現れる幻の獣影
玄狐
黒い狐のような霊獣。細い尾と火の眼を持ち、背に夜の霧をまとって走る。
出典
試作 百茨
単体で見る茨に絡む巨大な怪異
茨大愕
棘の蔓に包まれた大きな顔。枝の角と裂けた口を持ち、赤い実のような目が並ぶ。
出典
試作 百一柳
単体で見る柳の下に立つ老婆
柳婆
柳の枝のような髪を垂らす老婆。細い腕が根のように伸び、道端で人を待つ。
出典
試作 百二蛇
単体で見る谷に棲む蛇神
夜刀神
谷の境を守る蛇神。群れの頭が草の間から出て、細い赤い目で侵入者を見る。
出典
試作 百三雷
単体で見る雷と学問に祀られる御霊
天神
怨霊から神となった姿。冠と雷鼓を背負い、筆のような稲妻を持つ。
出典
試作 百四陰
単体で見る式を操る陰陽師
安倍晴明
星の札と狐火を従える陰陽師。冠の影から式神の紙片が舞う。
出典
試作 百五虫
単体で見る体内に棲む悪い虫
悪虫
小さな病の虫。節のある胴と針の脚で、赤い目を瞬かせながら這う。
出典
試作 百六魚
単体で見る凶兆を運ぶ怪魚
悪魚
黒い水から浮かぶ怪魚。大きな口と棘の背びれを持ち、腹の赤い光が揺れる。
出典
試作 百七鬼
単体で見る荒ぶる古い鬼神
悪樓
角と甲を持つ荒い鬼。太い腕を地面につき、肩から黒い煙を吐く。
出典
試作 百八予
単体で見る予言を告げる海の霊
天日子
海から現れる予言の怪。丸い体に三本の脚、額の目が未来を覗く。
出典
試作 百九面
単体で見る子を脅す赤い来訪神
アッポッシャ
赤い顔の来訪神。蓑の体と大きな口で、夜の戸口から覗き込む。
出典
試作 百十海
単体で見る海に現れる予言獣
アリエ
光る鱗と鳥のような頭を持つ海の予言獣。波の上で小さな翼を広げる。
出典
試作 百十一豆
単体で見る小豆を量る怪
小豆量り
小豆を升で量る小さな影。豆粒が宙に浮き、音だけが暗い部屋に残る。
出典
試作 百十二足
単体で見る足だけで現れる霊
足霊
足跡から立ち上がる足だけの霊。膝のない影が地面を踏み、赤い爪だけが光る。
出典
試作 百十三闘
単体で見る多面多腕の戦う鬼神
阿修羅
三つの顔と六本の腕を持つ鬼神。輪のように武器を構え、中心の目が赤く燃える。
出典
試作 百十四銀
単体で見る古い銀杏に宿る精
化け銀杏の精
銀杏の葉が人の形を作る木の精。幹の胸から顔が浮き、扇形の葉が冠になる。
出典
試作 百十五餅
単体で見るぼた餅の化け物
牡丹餅化物
皿の上で膨らむ餅の怪。餡の割れ目が口になり、米粒の手足で這い出す。
出典
試作 百十六灯
単体で見る提灯から出る怪火
提灯火
古い提灯の中で燃える怪火。紙の骨組みが口のように開き、火の舌が伸びる。
出典
試作 百十七香
単体で見る死者の姿を呼ぶ香
反魂香
香炉の煙が人影を作る。器の中の火が赤く、煙の顔だけがこちらを見る。
出典
試作 百十八蟹
単体で見る武者の顔を背負う蟹
平家蟹
甲羅に武者の顔を浮かべた蟹。鋏を構え、海底の赤い輪の上を横歩きする。
出典
試作 百十九傘
単体で見る骨だけになった唐傘
骨唐傘
紙を失った傘の骨が妖怪になる。放射状の骨と一本足で、裂けた目だけが残る。
出典
試作 百二十雨
単体で見る雨を降らせる童子
雨降小僧
傘をかぶった童子。袖から水滴が落ち、足元に小さな雨雲を連れて歩く。
出典
試作 百二十一芭
単体で見る芭蕉に宿る植物の精
芭蕉の精
大きな芭蕉の葉が女の姿を作る。葉脈の腕と緑の髪が夜風に折れる。
出典
試作 百二十二提
単体で見る提灯を持つ小僧の怪
提灯小僧
小さな体に大きな提灯を抱える小僧。提灯の中にもう一つの顔が灯る。
出典
試作 百二十三獄
単体で見る地獄で裁く大王
閻魔大王
冠と笏を持つ地獄の王。大きな顔、赤い肌、背後の裁きの輪が重く光る。
出典
試作 百二十四袋
単体で見る袋を背負う狢
袋狢
大きな袋を背負った狢。丸い耳と縞の尾を揺らし、袋の口から赤い目が覗く。
出典
試作 百二十五屍
単体で見る死体を食らう餓鬼
食人鬼
痩せた餓鬼の体。肋骨の下で赤い火が揺れ、長い爪を地面へ垂らす。
出典
試作 百二十六社
単体で見る神社に現れる姫の怪
神社姫
社の影から出る姫。小さな鳥居の冠と白い袖を持ち、鈴の音だけが先に来る。
出典
試作 百二十七傘
単体で見る唐傘の小僧姿
唐傘小僧
傘の頭を持つ小僧。一本足で跳ね、舌ではなく小さな手で傘骨を握る。
出典
試作 百二十八貝
単体で見る貝合わせの小さな付喪神
貝児
二枚貝から小さな子の顔が覗く。貝殻の内側に赤い光と波紋が揺れる。
出典
試作 百二十九灰
単体で見る灰から出る虫の怪
灰虫
灰の山から這い出す虫。薄い羽と炭の胴を持ち、火種の目で動く。
出典
試作 百三十柱
単体で見る柱に封じられた人身御供
人柱
木柱の中に顔が浮かぶ霊。縄と札に縛られ、柱の割れ目から赤い目が覗く。
出典
試作 百三十一晴
単体で見る晴れを呼ぶ小さな坊主
日和坊
丸い頭の晴れの坊主。雲を避けるように布の体が揺れ、小さな太陽を抱える。
出典
試作 百三十二亀
単体で見る豊年を告げる亀
豊年亀
稲穂を背負った亀の怪。甲羅に水田の模様があり、黄金の粒がこぼれる。
出典
試作 百三十三姫
単体で見る城に棲む亀の姫
亀姫
亀甲の袖を持つ姫の怪。小さな甲羅と長い髪をまとい、城の影に座る。
出典
試作 百三十四縛
単体で見る体を縛る見えない怪
金縛り
黒い帯だけが人型を作る。胸を押さえる手の影と、締めつける輪が重なる。
出典
試作 百三十五河
単体で見る河童の娘
河童娘
皿を頭に持つ河童の娘。濡れた髪、甲羅の帯、水かきの手で川辺に立つ。
出典
試作 百三十六形
単体で見る身代わりの紙人形
形代
人の穢れを移す紙人形。切り抜かれた体に赤い印が走り、折れた影が動く。
出典
試作 百三十七月
単体で見る月の桂の男
桂男
月の中に立つ男の影。細い斧と桂の枝を持ち、円い月輪を背負う。
出典
試作 百三十八熊
単体で見る川辺に潜む熊の怪
川熊
濡れた熊のような川の怪。水草をまとい、低い姿勢で川面から出る。
出典
試作 百三十九天
単体で見る川に棲む天狗
川天狗
川霧から現れる天狗。濡れた翼と長い鼻、手には小さな団扇を持つ。
出典
試作 百四十火
単体で見る怪しく飛ぶ小さな火
怪火
夜道を漂う小さな火の玉。芯に小さな顔があり、尾の火粉を引いて進む。
出典
試作 百四十一香
単体で見る香を食べる天の楽神
乾闥婆
香煙をまとった楽神。細い楽器と羽衣を持ち、煙の輪の上に浮く。
出典
試作 百四十二蟹
単体で見る蟹と人のあいだの怪
蟹人
人の上体に蟹の脚を持つ怪。横歩きで鋏を鳴らし、甲羅の背中が光る。
出典
試作 百四十三鬼
単体で見る蟹の鋏を持つ鬼
蟹鬼
鬼の顔に蟹の鋏を持つ怪。甲羅の鎧と赤い角で、低く構えて威嚇する。
出典
試作 百四十四足
単体で見る屋敷へ落ちる巨大な足
足洗邸
天井から巨大な泥足が降りる。屋敷の梁を割り、赤い爪と泥のしずくを垂らす。
出典
試作 百四十五鞍
単体で見る古い鞍の付喪神
熱鞍
熱を帯びた古い鞍が化ける。革の背に目が開き、鐙の脚で床を叩く。
出典
試作 百四十六舌
単体で見る舌を出して驚かす小僧
べか太郎
大きな舌と丸い頭の小僧。袖を広げ、笑いながら赤い舌を突き出す。
出典
試作 百四十七伸
単体で見るびろんと伸びる異形
びろん
布のように縦へ伸びる怪。細長い顔と垂れた腕で、壁から剥がれるように動く。
出典
試作 百四十八尾
単体で見る尾を打つ小さな怪
尾端
尾だけが異様に重い獣。小さな胴で跳ね、太い尾を地面に叩きつける。
出典
試作 百四十九白
単体で見る白い狐の霊獣
白狐
白い狐の霊獣。細い耳と二股の尾を持ち、足元に白い狐火を連れる。
出典
試作 百五十虎
単体で見る西方を守る白虎
白虎
白い虎の神獣。低い姿勢で爪を出し、背に西の風の輪を背負う。
出典
試作 百五十一榎
単体で見る乳の出る榎の霊木
乳房榎
榎の幹に乳房の形が浮く霊木。根元に白い滴と母の顔が現れる。
出典
試作 百五十二屋
単体で見る血の気配が残る屋の怪
血井の屋
赤い井戸と屋根が一つになった怪。軒下から目が覗き、水ではなく赤い糸が落ちる。
出典
試作 百五十三小
単体で見る小さく素早い獣の怪
ちこ
小さな獣の妖怪。大きな耳と短い足で、赤い尾火を曳いて走る。
出典
試作 百五十四杯
単体で見る猪口から出る酒の怪
猪口才
小さな杯が化ける。杯の中の酒が顔になり、細い足で酔うように歩く。
出典
試作 百五十五灯
単体で見る古提灯の付喪神
提灯お化け
古い提灯が破れて口になる。片目と長い舌が紙の裂け目から飛び出す。
出典
試作 百五十六鳥
単体で見る小鳥のように跳ねる怪
ちょうぴらこ
小さな鳥形の妖怪。細い脚で跳ね、胸の赤い印が上下に震える。
出典
試作 百五十七抱
単体で見る抱きつく女の怪
抱き
長い袖で抱きつく女の影。顔は髪で隠れ、腕だけが異様に長く伸びる。
出典
試作 百五十八荼
単体で見る狐に乗る天女の異相
荼枳尼
狐の上に立つ天女。宝珠と剣を持ち、金の火輪を背負う。
出典
試作 百五十九狐
単体で見る伝八に憑く狐
伝八狐
古い狐の霊。細い胴と大きな尾を持ち、口元に人の笑いを浮かべる。
出典
試作 百六十顔
単体で見る胴に顔が出る怪
胴面
頭ではなく胴に顔を持つ怪。腹の目と口が笑い、首の上は空洞になっている。
出典
試作 百六十一衣
単体で見る襟が立つ衣の付喪神
襟立衣
古い衣の襟が立ち上がる。袖が腕のように広がり、襟の奥に赤い目が灯る。
出典
試作 百六十二札
単体で見る札を返す怪
札返し
貼られた札を裏返す小さな怪。紙札の山から指だけを出し、封印を剥がす。
出典
試作 百六十三文
単体で見る文車に宿る妖妃
文車妖妃
巻物と車輪に宿る女の霊。文の帯が髪のように伸び、車輪の目が回る。
出典
試作 百六十四扇
単体で見る古い扇の付喪神
古扇
古い扇が開いたまま歩く。骨の隙間に目が並び、紙の縁が裂けている。
出典
試作 百六十五椿
単体で見る古椿に宿る霊
古椿の霊
椿の花から女の顔が出る。枝の腕と赤い花弁が、血のように地面へ落ちる。
出典
試作 百六十六寺
単体で見る寺に現れる古い鬼
元興寺
寺に棲む鬼の怪。瓦のような肩と獣の顔を持ち、鐘の影から出る。
出典
試作 百六十七僧
単体で見る大きな入道の怪
外道入道
巨大な坊主頭の入道。肩の布は破れ、長い腕で地面を撫でる。
出典